廃木材をアップサイクルして作る木質バイオマス成形素材「MIRAIWOOD(R)︎」を開発
PR TIMES / 2024年10月11日 16時45分
産業から出る未利用の廃木粉や植物廃材をアップサイクル、リサイクルも可能な循環素材
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株式会社 明治、伝統工芸山中漆器「我戸幹男商店」とのコラボで、漆器やカフェアイテムを開発
2024年10月11日、菱華産業株式会社(本社:東京都中央区日本橋室町4−6−2、代表取締役:藤塚英明)は、廃木粉をアップサイクルした植物由来の環境素材「MIRAIWOOD(R)︎(ミライウッド)」を正式発表しました。
「MIRAIWOOD(R)︎(ミライウッド)」のサンプル製品は、公式サイト https://www.miraiwood.com にて10月16日から購入可能です。
概要
環境素材「MIRAIWOOD(R)︎(ミライウッド)」は、製造業から排出される未利用の廃木粉を主原料に、植物由来の生分解性プラスチックを混合したバイオマス成形材料です。既存のプラスチック成形設備で生産することが可能で、金型射出成形による高精度、薄肉成形の安定量産を実現しました。
木材資源を有効活用し、バイオマス材料の調達から生産まで国内で完結することが可能です。
成形後は、全体積の80%以上(比重では51%以上)が木粉で、石油成分を70%以上削減できます。
植物由来のバイオマス成分は73.3%以上で、バイオマス70認定も取得しています。
詳細
この素材は、2019年より東京都の公募化型共同研究「地球にやさしい食器づくり(東京都立産業技術研究センター)」に採択され、2年の歳月をかけて開発しました。本開発では、株式会社ミズノ様の野球バットの削り木粉(メープル材、ホワイトアッシュ材)を主原料に、食器にも使用可能な木質のバイオマス成形を実現、プラスチックの射出成形設備で大量生産できる木製品を成功させました。
「MIRAIWOOD(R)︎(ミライウッド)」は、菱華産業株式会社の自社技術・製品の総合ブランドです。
「MIRAIWOOD(R)︎(ミライウッド)」ブランドでは、木質成形ペレットの自社開発、生産による安定した品質管理を行います。また、流動製の低いバイオマス素材+従来プラ成形に両対応可能なコンパチブル金型の設計~製作、および、自社工場、協力工場による射出成形生産までワンストップで環境素材の需要にお応えいたします。
環境素材の導入支援
環境バイオマス素材「MIRAIWOOD(R)︎(ミライウッド)」は、従来のプラスチック成形設備で安定して大量生産することが可能ですが、木製品ですので、石油由来のプラスチックとは物性や耐久性が異なります。また、資源の有効活用から、廃木粉のアップサイクル、回収とリサイクルを念頭に入れた製品設計が重要となります。
菱華産業株式会社では、これらの課題に柔軟にお応えするために、さまざまな導入支援を行っています。すでに有名大企業様からの開発依頼をはじめ、伝統工芸や地域産業、林業や食品産業など、成形素材が本業ではない業界からも、木材不足や環境対応などで共同研究開発体制を敷いております。
樹脂成形業以外の企業様にも参入しやすいよう、材料開発、製品企画、デザイン、CO2削減量の公的エビデンスの獲得、バイオマス認定、環境対応のPR方法など幅広いコンサルティングを行っています。
今後の展開
菱華産業株式会社は、環境素材の普及を目指す企業の皆様とのアライアンスにより、産業資源の循環化を進め、地球と人類社会のサスティナビリティへの貢献を目指します。
担当者コメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150929/1/150929-1-f767c01a735d6f5e7bac51d096b7c329-280x400.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[菱華産業株式会社/開発担当 都地 盛幸]バイオマス環境素材は、まだまだ成形と品質確保に多くの課題があります。製品ごとに細かな成形技術の調整が必要です。弊社には永年の自社成形技術の蓄積と、信頼できる自社工場、確かな協力工場との生産ネットワークと大手企業への採用実績があります。
あたらしい環境素材の導入にお困りの方は、まずはご相談ください。多様な成形製品の開発をお手伝いいたします。
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