下関市、オリジナルのスタートアップ支援戦略を24年度中に策定 新たなコミュニティ「Shimonoseki Startup Anchor」も創設予定
PR TIMES / 2024年10月21日 14時15分
“革新的なビジネスアイデアが生まれる環境の提供へ”
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下関市は、地域のスタートアップ企業を支援し、次世代のビジネスリーダーを育成するための革新的な取り組みとして、「Shimonoseki Startup Anchor(下関スタートアップアンカー)」という新たなコミュニティを2025年1月に創設します。これは、下関市が地域のスタートアップカルチャーを育み、経済発展を加速させるための初めてのプロジェクトです。
プロジェクトの実施にあたり、スタートアップ分野で高い知見と豊富な経験を有するi-NNO株式会社 代表取締役 曽根 圭輔 氏と株式会社StartupMate 代表取締役 大崎 結 氏の両名をアドバイザーとして迎え、実効性の高い支援戦略を策定します。
下関市は「Shimonoseki Startup Anchor」を通じて、革新的なビジネスモデルの創出を支援し、地域産業の再生を図るとともに、地域外や海外から優れたスタートアップを積極的に呼び込み、スタートアップマインドや最先端の技術を地域に持ち込むことで、地域産業を一層活性化させることを目指します。また、次年度以降は人材育成プログラムを通じて地域の人材価値を高め、魅力的なビジネス環境を提供することを目指します。
また、簡易版Shimonoseki Startup Anchor/下関スタートアップアンカー サイトが本日よりオープンしております。
※本格始動は1月中を予定
下関スタートアップアンカー サイト
今後の大きな予定について:
- Shimonoseki Startup Anchorを国内外へ拡め、ネットワークを作っていくためのアンバサダーの方々3名が就任(随時発表)
- 12月中には下関市スタートアップ戦略を策定
- 25年1月には下関市内でのキックオフイベント、3月には東京でもイベントを開催予定
※それぞれ詳細決まり次第告知させていただきます。
下関市は持続可能な地域発展のため、以下の基本的な考え方を基に独自の戦略を策定・展開します。
- “25万都市”下関市のオリジナル戦略大都市とは異なる規模の下関市は、地域の特性を生かした独自のスタートアップ戦略を展開
下関市が持つ資産と強みを活用し、地域の特性を最大限に活かした戦略を構築
- スタートアップを通した地域間連携
地域間の連携を強化し、スタートアップ企業が互いに協力し合う環境を整備
- 国内外スタートアップ企業と下関企業とのMeetup国内外のスタートアップ企業と下関市の企業が交流し、ビジネスチャンスを創出するためのミートアップイベントを開催
- スタートアップカルチャーの醸成地域全体でスタートアップカルチャー/マインドセットを醸成革新的なビジネスアイデアが生まれる環境を提供
下関市スタートアップアンカー アドバイザー 曽根圭輔
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i-NNO株式会社 代表取締役/京都芸術大学講師
大手広告代理店では主に外資系企業の日本進出に幅広く携わり、その後、PR会社のGMとしてスタートアップや大手企業の新規事業支援で実績を上げる。新規事業支援ではCES Innovation アワードを複数受賞。現在はマーケティング、ブランディング、PRを手がける会社を立ち上げ、各地方都市とのスタートアップ戦略策定と実行に取り組む。これまで米国の海外スタートアップの日本進出支援にも注力し、複数のクライアント上場支援にPR /IR領域で伴走支援した実績あり。週末は、自らはラクロス、子どものサッカーコーチ(指導者/審判資格)に従事。Globis経営大学院(英語カリキュラム)にてMBA取得。
◆コメント
「VUCA時代に突入し、プロダクトライフサイクルが短縮し、産業が劇的に変化する中で、優秀な人材の流出や人口減少といった課題に直面しています。こうした状況下で、下関市が創造する『スタートアップコミュニティ』は、地域経済の発展において重要なマイルストーンとなる可能性を秘めています。現在の日本では、リスクマネーの投下によりスタートアップ市場が8000億円から10兆円規模へと10倍以上の成長が期待されています。この流れの中で、下関市は大都市とは一線を画すスタートアップ戦略を展開し、下関市オリジナルのアプローチによって地域間連携を強化し、国内外のスタートアップ企業との交流を促進します。これにより、革新的なビジネスアイデアが生まれる環境を創造していきます。」
下関市スタートアップアンカー アドバイザー 大崎結
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株式会社StartupMate 代表取締役 / テックフライヤーグループ株式会社 取締役
KTX株式会社 顧問 / 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科付属メディアデザイン研究所 Creative Industry研究室 博士(メディアデザイン学)
千葉大学工学部在学中に地場産業やまちづくりへの興味が高まり、静岡県の遠州リネンを使ったアパレルショップ を開業。遠州リネンの新商品開発やいわた茶振興協議会、静岡茶の新商品開発及びデザイン戦略、山武市、伊豆国市の地域活性化・空間 デザイン計画に携わる。また、インキュベーション型商業 施設の企画・立ち上げや旭川市や下田市、平戸市等における創業支援、エクイティストーリーの構築や事業拡大支援、 アントレプレナーシップ教育プログラム等を自治体と連携して推進し、地方発のスタートアップや学生向けのサポートも行っている。その他、沖縄県国際通りのエリアマネジメント事業のサポート、自治体や地域の企業、学生等とも連携してサーキュラーエコノミー型のまちづくり推進や台湾等での珈琲や日本酒を通じた日台交流のイベント、ワークショップの開催等、地方創生を軸として活動している。
◆コメント
「地域経済の活性化や地域課題の解決のためにもスタートアップは重要とされる中で、下関市では地域の産業や社会状況に即したオリジナリティ溢れるスタートアップ戦略を策定し、柔軟かつ効果的に展開していきます。首都圏や海外の大学や企業、VCのほか、地域の行政や大学、オープンイノベーションを通じた企業間の連携、地域間を融合させることができるプレイヤーの方々との連携を積極的に行うことで、幅広いコミュニティ形成へつなげ、多層的なエコシステムの構築を目指します。」
下関市スタートアップアンカー/下関市産業振興部産業振興課係長 笠目光隆
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◆コメント
「『Shimonoseki Startup Anchor』を通じて、国内外のスタートアップ企業と下関市の企業が交流するミートアップイベント等を開催し、相互に協力し合える環境を整備することで新たなビジネスチャンスを創出すると共に地域産業の活性化を目指します。さらに、アントレプレナーシップマインドを持つ人材を育成し、地域全体でスタートアップカルチャーを醸成することで、持続可能な経済成長を実現します。これにより、下関市は革新的なアイデアと技術が集積する魅力的な拠点として、全国および国際的な競争力を高め、地域の未来を切り拓いてまいります。」
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