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合言葉は「ごちゃまぜ」! 0~100歳が集う福祉施設「深川えんみち」が『グッドデザイン金賞』を受賞!

PR TIMES / 2024年10月17日 16時40分

福祉の壁を打ち破る、多世代が集うオープンな施設を実現!【高齢者デイサービス・学童保育クラブ・子育てひろば・私設図書館】が同居する複合型福祉施設「深川えんみち」が、2024年度グッドデザイン金賞を受賞!



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この度、JAMZA一級建築士事務所が設計・監理を行い、社会福祉法人聖救主福祉会・NPO法人地域で育つ元気な子の2団体で運営する、多世代共生の複合型福祉施設 「深川えんみち」が、『2024年度グッドデザイン金賞』(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。 これからもより一層、多世代が共に生活する豊かな街の実現を目指し、地域の方々と共に、街に開かれた「ごちゃまぜ」な福祉の場を実践してまいります。

「深川えんみち」とは ― 0歳から100歳まで、多世代が集い交わる交差点
「深川えんみち」は、東京都江東区、下町情緒あふれる門前仲町に2024年5月に誕生した福祉施設です。1階に高齢者デイサービス、2階に子育てひろばと学童保育クラブが入り、1階には私設図書館を設け、一般の方も本を読んだり借りたりできるようになっています。同じ建物に同居するだけでなく、それぞれがゆるくつながり、重なり合いながら、自然と交流が生まれるようにデザインされているのが大きな特徴です。
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「道」「タイムシェア」「街との接点」をキーワードに、「ごちゃまぜ」空間を実現
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デイサービスのお年寄りの横を子供達が通り抜けていく
深川の街から、建物の中に「道」(“えんみち”)を引き込み、その道に面して私設図書館やキッチン、デイサービスのテーブルスペース、小上がりやかまどなど、様々な機能を配置。道沿い生活が感じられる計画です。2階の学童保育に通う子どもたちは、毎日デイサービスの真ん中を挨拶しながら通り抜けていく動線計画となっています。



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音読の宿題を聞いてもらうなど、顔馴染みが広がる
また、それぞれの運営が連携し、空きスペースを有効活用するように時間とともに機能が移り変わりながら建物全体を使いこなす、「タイムシェア」を取り入れた設計を行なっています。場所を共有し、日常の接点が増えることで、顔馴染みが広がり、思いやりながら過ごす空間です。




[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151303/1/151303-1-41dff756300cdd998addec4f33ae2e83-1476x986.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本棚オーナーの"推し本"が並ぶ図書館は、誰でも利用可能
さらに、「街との接点」として、“施設らしさ”を払拭するオープンな外観を作り、外から見える位置、23区初となる一箱本棚オーナー制度の私設図書館「エンミチ文庫」を開設。地域の方にオーナーとして本を置いてもらうだけでなく、「お店番」として貸出しや見守りなどの運営にも参画して頂き、福祉施設に関係を持ちづらい中間世代を巻き込みながら運営しています。



斎場をリノベーションし、これからの地域の「核」として再生
1976年に幼稚園として建てられ、1994年から斎場として使われてきた建物を、構造補強し、全面的に改修。老朽化し、暗く寂しい雰囲気のあった建物を、これからの地域の「核」として再生しました。かつての建物を知る方が改修をきっかけに改めて利用者として訪問されるなど、地域の繋がりを引き継ぐとともに、通りの雰囲気を刷新し、地域の拠り所となる福祉施設を実現しました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151303/1/151303-1-febde118a80897b42952a4352362a210-1476x874.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
旧斎場建物を全面的にリノベーション。暖簾のかかる開口部が地域の方々を迎え入れる。

運営者コメント
学童保育クラブ・私設図書館運営 NPO法人地域で育つ元気な子 理事長 押切道子
「この先、福祉の担い手が減っていく中で、いかに地域の人に「福祉のマインド」を持ってもらうか、関わってくれる人を増やすか、という視点が必要になってくると思います。“保育施設”“高齢者施設”などと壁を作るのではなく、ふらっと立ち寄りたくなる、自分でも何かやってみたくなるワクワクする空間が、深川えんみちの魅力であり、可能性だと思います。」
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地域の方からは、「建物の前を通るのが楽しみになった」「この町で初めて友達ができた」「いつも何かが起きている、不思議な魅力ある場所」などの声を多く頂いており、他者を思いやり、多世代が共に生活する風景が、地域の日常として着実に広がり始めています。

審査員による評価コメント
包括的地域社会に対する挑戦的な解答である。まずリノベーションとして、街に対して閉じられていた壁面が開かれ、新たな顔が生まれている。そこがデイサービスになっているのだから驚きである。施設らしさは全く感じられない。建物の中に道を通し、人々の顔が見える場所を生み出した。この形をさまざまな人たちが合意していったことにプロジェクトの感動がある。道を通し、街角をつくるには、私設図書館を街側に配置し、利用者さんの見守りをするのだという。設計者は、街の人たちにとって多世代の場が、自分たちの暮らしの豊かな風景をつくることに合意しているように、ビジョンを形にした。この役割は、これからの福祉施設に対する影響として計り知れないほど大きいはずだ。


「深川えんみち」概要
運営事業者:社会福祉法人 聖救主福祉会、NPO法人 地域で育つ元気な子
設計・監理:JAMZA一級建築士事務所
設計協力:ウェルケアデザイン
ケアプロデュース:RX組
グラフィック:BOAT INC.
施工:長井工務店
制作家具:松本家具製作所

所在地:東京都江東区富岡1-15-9
深川えんみちホームページ: https://fukagawa-enmichi.jp/
私設図書館「エンミチ文庫」ホームページ:https://www.enmichibunko.com/

「深川えんみち」は、公益財団法人日本財団が2021年に開始した「みらいの福祉施設建築プロジェクト」で応募された472事業のうち、採択された6事業のひとつであり、都内で初めて実現したプロジェクトです。
「深川えんみち」見学ツアー・交流会 開催中
深川えんみちの取り組みをより多くの方に知って頂くとともに、参加者の方々との対話から「みらいの福祉」を共に考える交流の場となることを目指して、見学ツアー・交流会を開催しております。ご興味のある方はぜひご参加ください。お申し込みは深川えんみちホームページ( https://fukagawa-enmichi.jp/ )から。
グッドデザイン賞とは1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/


[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151303/1/151303-1-bb8e2129c13a4b0846b2687dde1c4ea4-1186x1794.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



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