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溶込み深さモニタリング装置「NWA-1」を1月より発売

PR TIMES / 2024年10月25日 14時15分

困難であった溶込み深さの推定を手軽に実現



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151890/1/151890-1-fce5a198740a5bf3a6fa49bfe6cbf9d3-3000x1996.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社NISHIHARAは、これまで破壊検査やX線、専用設備でのみ可能であった溶込み深さを手軽に推定出来る装置「NWA-1」を10月29日~10月31日まで幕張メッセにて開催される展示会「Photonix 2024」の弊社ブース(4-25)にて展示、販売を開始いたします。

【NWA-1とは】
株式会社NISHIHARAでは、様々な産業分野で広がりを見せているレーザ溶接に必要不可欠なモニタリング装置を開発、製造、販売を行っています。今回、新たな製品としてレーザ溶接の品質に大きな影響を与える、溶込み深さモニタリング装置「NWA-1」を発売いたします。
 昨今、脱炭素に向けた電気自動車普及に伴い、車載用バッテリーの生産が加速しています。EVバッテリーは現在主流のリチウムイオン電池や次世代の全固体電池がありますが、どちらの場合でもバッテリーケースの封止溶接やバスバー溶接がレーザで行われています。
 リチウムイオン、全固体のどちらの電池でも溶接工程は非常に重要で、レーザ溶接する際の溶込み深さは安全性において非常に重要なパラメータとなります。
 そのため溶込み深さの計測に対するニーズが増える中、その計測は難しく測定用レーザを用いて溶込み深さを推定するOCT装置がありますが、深さ測定用のレーザを搭載した加工ヘッド、専用ソフトが必要で、既存設備の改造または入れ替えによる高コストの上、操作が複雑で使用しづらい等の課題があります。
 今回出展する「NWA-1」は、予めレーザ溶接時に発生する加工音を専用マイクで取得し、実際に測定した溶込み深さと併せて専用PCアプリで解析、算出されたパラメータを設定した後は、専用マイクで加工音を取得することで溶込み深さの推定値を表示する装置です。専用の加工ヘッドは必要なく、より手軽に安価で溶込み深さが推定でき、既存の設備に追加する形で使用することが可能です。
来年の発売予定で販売価格は定価500万円、初年度売上は5000万円を計画しています。
NWA-1はレーザ溶接の品質管理分野にて、現状の仕様設備に捉われない溶込み深さ計測方法の新たな選択肢として、生産現場の歩留まり向上、それに伴う技術革新に寄与します。


【問い合わせ先】
株式会社NISHIHARA 営業部 担当:大宮
電話番号:0471-37-9527
FAX :0471-37-9528
メールアドレス:r.omiya@nishihara2017.co.jp
HPアドレス  :https://nishihara2017.co.jp/ 

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