食品等の流通業界の入出荷管理を効率化する AUDER、ポストシードラウンドで1.2億円の資金調達を実施
PR TIMES / 2024年11月8日 11時45分
入出荷管理SaaS「AUDER(オウダー)」を開発・提供するAUDER株式会社(本社:神奈川県横浜市、CEO:各務 友規、以下当社)は、ポストシードラウンドにおいて、 ALL STAR SAAS FUND、株式会社マルイチ産商、株式会社水産流通、中央フーズ株式会社を引受先とした第三者割当増資により、1.2億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152258/1/152258-1-6e89beaa15dafd4750f923271dc57147-2400x1200.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
業界の全体像
食品等の流通は、生産者・メーカーから小売まで、様々な物流センターを介する輸送・配送で成立しています。特に、全体の70%以上を占める中小の物流センターは、人手による現場作業が中心であり、人手不足の影響が深刻で、安定供給の持続性が危惧されています。
当社は、食品等の流通に関わる生産者・メーカー、卸売業者、小売業者、倉庫業者等の多岐に渡るプレイヤー間の物流シーンにおいて、誰でも簡単に使用でき、正確かつ効率的な入出荷管理を実現するプロダクトを提供しています。これまでの紙とペンによる人手の管理に取って代わる、最新のAI・IoTを駆使した入出荷管理のベストプラクティス導入を推進しています。
入出荷管理SaaS「AUDER」の特徴
入出荷管理SaaS「AUDER」は、以下の特徴を備えたプロダクトです。基幹システムと連携する入出荷管理システムとして、もしくは既存の入出荷管理システム(WMS等)のアドオンとして簡易に連携・利用できます。
1.優れたユーザー・エクスペリエンス
入出荷管理SaaS「AUDER」は、管理者向けのWEBアプリ、作業者向けのMobileアプリ(Android、iOS)から構成されています。特に現場作業では、紙に基づく作業から脱却し、全ての操作・処理がMobileアプリ上で完結するため、紙に書いた作業実績を事務員がデジタル入力する等の二度手間が解消されます。
2.AI・IoT等の最先端の自動認識技術を標準搭載
AUDERの入出荷管理SaaSは、AI画像認識による1D/2Dコードの一括認識(注)、RFIDなど種々の自動認識技術を標準機能として搭載しており、作業の生産性を飛躍的に向上させます。また、SaaSの活用によって、新たなシステム開発に伴う投資の大幅な削減が可能です。
(注)スマートフォンのカメラを数秒間かざすだけで、カゴ車に積載された数十点の商品を一括で認識できます。持ち運びも容易であり、作業スペースの制約を受けません。
3.マルチテナントSaaSによるSC全体の管理が可能
卸売業者-小売業者間の入出荷等、複数のプレイヤーにまたがる取引をカバーするマルチテナント型のSaaSのため、サプライチェーン全体の管理を高度化できます。SPAの業態への適応はもちろん、集出荷業者、荷受け、仲卸、小売等の間の取引において、入出荷の予定・実績データのリアルタイム共有が可能です。また、上流から下流まで利用可能な共通ラベルの導入等、物流全体の最適化に貢献できます。
今後の展望
今後も当社は、入出荷管理を軸とする管理者・現場作業者の業務体験を革新するプロダクトを提供し、中小物流センターのDXに誠意取り組んでまいります。また、これらの活動を通じて、サプライチェーン全体の流通の合理化に資するデジタルインフラの構築を目指します。
資金調達概要
- 調達金額:1.2億円
- 調達方法:第三者割当増資
- 株主:
- ALL STAR SAAS FUND
- 株式会社マルイチ産商
- 株式会社水産流通
- 中央フーズ株式会社
株主からのコメント
ALL STAR SAAS FUND パートナー 神前 達哉
AUDERは、複数のステークホルダーが共通のSaaS/データ基盤を活用し、流通業界全体に変革をもたらすことを目指したサービスです。この戦略は、まさにVertical SaaSが目指す到達点の一つであり、業界全体の効率化と成長を強力に推進する革新的な取り組みであると言えます。今後のさらなる成長に大きな期待を抱き、そしてAUDERが流通業界を牽引するリーダーとなるべく、全力でご支援させていただきます。
株式会社マルイチ産商 信州事業推進本部長 兼 経営企画部長 風間 直樹
労働集約型の水産品流通改革に『誰もやりたがらないからチャンスがある』という各務さんの志に共感、デジタルを駆使した新たな流通の世界にワクワクしながら今回の出資を決定しました。無限の可能性を感じさせてくれる各務さん、一緒にチャレンジしていきましょう!
株式会社水産流通 事業本部業務システム責任者 伊藤 徳士
AUDER社の優れた技術力に基づく入出荷管理SaaSは、我々のノウハウとの融合により、業界に革新をもたらします。柔軟性とスピード感を重視し、共に新たな成長を実現できることを楽しみにしています。
中央フーズ株式会社 常務取締役 佐々木 綾
初対面時の経営者の類まれなる発想力・提案力・姿勢・行動力に感銘を受け、それは今も変わらず、故に当社が出資を決断し、将来に渡って新しい分野を開拓する為の突破力として『協働』すべきパートナーだと確信しております。
AUDER株式会社について
代表者:代表取締役 / CEO 各務友規
設立年月:2021年4月
所在地:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸2-10-28 むつみビル3階
会社HP:https://www.auder.dev/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
セーフィーとHacobu、日本郵便と「2024年問題」対応の実証実験を開始
PR TIMES / 2024年11月13日 12時15分
-
セーフィーとHacobu、日本郵便と「2024年問題」対応の実証実験を開始
PR TIMES / 2024年11月13日 11時45分
-
ロジウィルグローバルサプライ、AI・デジタルヒューマンとロボティクス・RPAの最新技術を活用した流通×物流をOne Stop型で連携、次世代型プラットフォーム構想『Logiwill24.ai』 を開始
PR TIMES / 2024年11月5日 11時15分
-
株式会社STAR UP、物流業界におけるAI需要予測システム及び発注システムをネットロック株式会社と共同開発
PR TIMES / 2024年10月21日 10時45分
-
商談支援AI SaaS「JamRoll」を提供する株式会社Poetics、資金調達を実施
PR TIMES / 2024年10月20日 21時40分
ランキング
-
1保険加入者250万件の個人情報漏えい、金融庁が損保4社に追加の報告徴求命令
読売新聞 / 2024年11月15日 20時41分
-
2「ポケポケ」はなぜ大人も"ドハマり”するのか? 類似ゲームが見逃した「快感」への強烈なこだわり
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月16日 8時30分
-
3「絶滅の危機」をフル活用 くら寿司が回転レーンをパレードする新サービスを打ち出したワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月16日 8時5分
-
4【実録】コンビニで1000円分の「クオカード」を出したら、磁気エラーで使えないと言われた! 1000円は“無駄”になってしまうの?「使えなくなってしまう理由」「再発行の手続き」を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月10日 5時10分
-
5地方中小で“進まぬDX”──伴走する地銀に立ちはだかる「4つの壁」
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月16日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください