過剰在庫が社会課題の脱脂粉乳から「服」を創る
PR TIMES / 2024年11月5日 13時15分
【酪農家支援】国産脱脂粉乳を繊維に活用、新たな消費の形を提案
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152260/1/152260-1-4b05467f8b4f3bf264919f56508bc5bc-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
衣食住をテーマに独自性のあるプロダクトを通じて、持続可能な一次産業への貢献を目指す株式会社Blueprint one(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木大樹、以下ブループリントワン)では、過剰在庫が社会課題となっている国産脱脂粉乳の消費促進や新たな価値創出を目的に、ライフスタイルブランド「moment of MILK」の立ち上げと脱脂粉乳を繊維に練り込んだアパレル商品をリリースいたします。
プロダクト概要
目指したのは「肌触りのいい、着やすさ」
シルクのような滑らかな質感と肌触りの良さが生地の特長。素材の良さはそのままに「汚れにくく、洗濯後は素早く乾く」フッ素フリーのはっ水加工が施されており、農作業現場でも重宝される機能性を重視しています。
プロダクト
S/S ・L/S CREW NECK T-SHIRT
【酪農資源の新しいカタチ】
国産脱脂粉乳を繊維活用したオーセンティック半袖・長袖Tシャツ
脱脂粉乳を繊維に練り込んだ、シルクのような滑らかな質感・肌触りの良さが特長。素材の良さはそのままに「汚れにくくて、洗濯後は素早く乾く」利便性を与えてくれるフッ素フリーのはっ水加工が施されています。汎用性の高いクルーネックデザインの半袖Tシャツを、動きやすさと脱着のしやすさを考慮した天竺編みのルーズフィットシルエットで仕上げました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152260/1/152260-1-525c062bcad07f10cbf3d34117557cf9-3900x1154.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
S/S ・L/S CREW NECK T-SHIRT
【国産脱脂粉乳を繊維に活用】
使い勝手を追求したテクニカルポケット付き半袖・長袖Tシャツ
脱脂粉乳を繊維に練り込んだ、シルクのような滑らかな質感・肌触りの良さが特長のユーティリティーポケット付きクルーネックTシャツ。素材の良さはそのままに「汚れにくくて、洗濯後は素早く乾く」利便性を与えてくれるフッ素フリーのはっ水加工が施されています。スマートフォンなどの収納のしやすさを考慮したポケット付き半袖クルーネックTシャツを、動きやすさと脱着のしやすさを考慮したルーズフィットシルエットで仕上げました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152260/1/152260-1-ef661d8c73135e35098697bfa30543bc-3190x1200.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
販売情報
販売方法:公式サイトにて予約販売による受注生産
https://moment-of.com/
初回受注受付:2024年11月5日~2024年12月20日(商品受け渡しは2025年7月頃を予定)
品質表示(予定):半合成繊維(国産脱脂粉乳由来の蛋白質を含む)50%、綿50%
原産国:日本
販売予定価格:税込¥7,800~
※正式販売に先駆けて「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングを実施
https://x.gd/Q6DjV
ブランド「moment of MILK」が掲げるビジョン
この国の一次産業が輝く、新たな瞬間をつくりたい。
この国の一次産業には、課題が山積みです。
けれど、視点を変えればそれは、チャンスの山でもあります。
出荷対象にならない農産物や製造過程で生まれるロス品など。
これまで廃棄対象だったものを再活用して新たなプロダクトへと生まれ変わらせること。
それが、私たちのプロジェクト。
ビジョンに共鳴してくださる方々や企業と連携し、クリエイティビティとテクノロジーの力で循環型経済の「次のかたち」を模索していく。 その先に一次産業の魅力を伝え、担い手が増えるきっかけをつくる。一次産業が変われば、地域が、世界が、未来が変わる。そう信じて。
私たちがつくりたいもの、それは未来につながる可能性の瞬間(=moment)です。
乳アレルギーリスク
当商品は牛乳タンパク質(カゼイン)を含有しています。牛乳アレルギーをお持ちの方は着用をお控えください。
販売スケジュール
2024年11月5日:公式サイトにて初回予約販売の受付開始、クラウドファンディング開始
2024年11月30日:クラウドファンディング募集終了
2024年12月20日:公式ECサイトでの初回販売募集を終了
2025年7月:商品発送を予定
本取り組みに対するご支援
本取り組みの趣旨や社会的意義に共感をいただき、以下企業様によるご支援をいただいております。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152260/1/152260-1-c293f3458e9a2bc6c7be3154c037c2fe-1448x696.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
明治ホールディングス株式会社:https://www.meiji.com/
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド:https://www.americanexpress.com/ja-jp/
事業立ち上げの背景
脱脂粉乳はここ数年、過剰在庫が社会課題となっています。2020年に始まったコロナ禍を契機に需給バランスが大きく崩れたことが要因で、学校給食牛乳の供給停止やインバウンド需要の喪失などが重なり、行き場を失った生乳が脱脂粉乳に形を変えて乳業メーカーや流通事業者の倉庫に積み上がりました。
農水省の統計によると国内の脱脂粉乳の在庫量は、2022年5月末には過去最高水準の10万4200トンに達しました。直近の在庫量は4万9000トン前後(2024年9月末時点)と適正水準まで減っていますが、これは酪農家による生乳生産抑制や生産者団体や乳業メーカーが資金を出し合って、特別対策を講じ続けているものとなり、特別対策がストップすれば在庫は再び増加に転じてしまうものとなります。
一時の超過水準在庫は緩和されつつありますが、依然として酪農関係者を悩ませる状況にある脱脂粉乳の在庫。本取り組みは従来の食用とは全く異なる消費促進の形を提唱し、脱脂粉乳に新たな価値創出を試みるものとなります。
脱脂粉乳の在庫超過が招く問題
酪農生産基盤の弱体化につながり、今回の過剰在庫を巡っては北海道を中心に全国の酪農家が乳牛頭数を減らすなど、生乳生産の抑制を強いられました。酪農家にとって、生乳は最大の収入源です。
円安などの影響で、酪農経営に必要なあらゆるコストが高騰している現在の情勢下、思うように生乳が生産できない状況が続いたことで、廃業の加速につながってしまいました。北海道をはじめとした酪農専業地帯で酪農家の戸数減少が続くと、地域経済やコミュニティの維持にも支障をきたしかねません。酪農の衰退は、暮らしに直結した問題といえます。
今後の展望
プロダクトを通じて一次産業や農産物の魅力を発信することで、関心の輪を広げていきたいと考えています。地域で産出される農産物を原料に「地産地消や地域振興、世界への輸出」など広がりを生むような取り組みに昇華させたいと考えています。
現役酪農家からの応援コメント
私たち酪農家にとって、脱脂粉乳の余剰は生乳の価格安定においても長年の悩みの種でした。しかし、この新しいアパレル製品の開発は、まさに希望の光です。我々の努力が無駄にならず、新たな形で価値を生み出せることに胸が熱くなります。このような革新的なアイデアが酪農業の持続可能性を高め、私たちの生活を支えてくれると信じています。酪農家として、この取り組みを全力で応援します。これからも、どんどん新しい可能性に挑戦してほしいと思います。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152260/1/152260-1-c991f3503f6e9d3a9403a9666ad998f7-308x409.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年 農林水産祭 畜産部門 内閣総理大臣賞 受賞
群馬県 / 須藤牧場 須藤晃代表
https://sutofarm.com/
会社概要
社名: 株式会社Blueprint one
所在地:東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
代表者:代表取締役 鈴木大樹
事業内容:一次産業を取り巻く社会課題をテーマに、独自性のあるプロダクトを通じた農産物の販路拡大やアップサイクルを概念とするライフスタイルブランド「moment of…」の開発・運営など
https://bp-one.jp/
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