1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

日本のAI基盤を支える革新へ:新都ホールディングスがSuper Micro社、HASHCAT社等と連携し、日本におけるAIデータセンター事業に参入

PR TIMES / 2024年12月10日 14時15分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152656/1/152656-1-cba1b4becf30ca0b184631562bbca59a-1476x953.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
当社取締役(左)とSupermicro社Wally Liaw副社長(右)

新都ホールディングス株式会社(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:鄧 明輝、東証スタンダード・コード番号2776、以下「当社」)は、2024年9月にSuper Micro Computer, Inc.(以下「Supermicro社」)および東洋株式会社とAI算力設備の調達に関する覚書(MOU)を締結しました。この取り組みをさらに拡大するべく、2024年11月25日に、カナダを拠点とする世界的なGPU算力ソリューションプロバイダーであるHASHCAT INC. CANADA(以下「HASHCAT社」)との業務提携契約を締結いたしました。
この提携は、日本国内のAI技術インフラを強化し、持続可能なデジタル社会の実現に向けた重要な一歩を意味します。本提携に基づき、最先端GPU技術の導入やAI算力設備の設置を通じて、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進、経済安全保障、そして環境負荷軽減に寄与します。
提携の背景と目的
近年、日本政府は「AI・半導体産業基盤強化フレーム」を打ち出し、国内のAI基盤整備と算力向上を国家戦略と位置付けています。この動きを受け、当社は2024年9月にSupermicro社および東洋株式会社との間で、AI算力設備調達に関する覚書(MOU)を締結。10兆円規模の官民投資計画を背景に、次世代AI基盤の構築に向けた取り組みを進めてきました。
一方で、HASHCAT社は、米国NVIDIA社のクラウド戦略パートナーであり、米国EQUINIX社との提携実績を有する企業です。これらの技術力と実績を活かし、日本国内のAI算力需要に対応することで、国内企業の競争力向上を図ります。
業務提携の主な内容
- HASHCAT社は、日本に大規模AI算力センターおよび分散型AI算力センターの設置を計画し、SUPERMICRO HGX H100/H200の算力機器を配備(以下「本件AI算力データセンター」※1)する。
- HASHCAT社の本件AI算力データセンターへの初期投資額は2,000万ドル(約30億円)で、これは全体計画のうち約50%に相当します。年間収益は2,250万ドル(約33.75億円)を計画しています。
- 本件AI算力データセンターは、東京・大阪の米国EQUINIX社の算力センターに設置する。
- HASHCAT社は、本件AI算力データセンターの一部を当社にリースし、利益を配当する 。当社が支払う1台当たりの年間リース料は7.4万ドル(約1,110万円)を見込んでおり、当社が受け取る1台当たりの年間配当 は約11.8万ドル(約1,770万円)を想定しています。
- 当社は、再生可能エネルギー関連業界やリサイクル産業を営む事業者を中心に、HASHCAT社からリースした本件AI算力データセンターの算力を販売する。
- 当社は、「新都AI展示センター」※2を設置し、本件AI算力データセンターの製品展示、運用テスト、および顧客の視察・評価等を実施する。

※1「本件AI算力データセンター」
本件AI算力データセンターは、HASHCAT社がEQUINIX社運営のTY15およびOS3データセンター内のスペースを借用し、SUPERMICRO HGX H100およびH200シリーズを導入して構築します。
* データセンター情報「EQUINIX社HP」:https://www.equinix.co.jp

※2「新都AI展示センター」
製品展示やカスタマーサポートを通じて利用者との結びつきを強めるだけでなく、AIデータセンターの開発および運用テストラボとしても機能します。また、Supermicro社をはじめとする海外パートナーとの最新技術の共有やリアルタイム技術サポートを行う拠点としても活用されます。
* 製品情報等「SHINTO AI」:http://dc.shintohd.co.jp/

「SHINTO AI」の製品概要
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152656/1/152656-1-1ba4eb13c871a2a30d734f8207f18e3e-540x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


高性能データ管理
SHINTOのAIストレージは、大規模データの高速処理とスムーズなAIモデルのトレーニング・推論を実現します。多層ストレージ設計で数百ペタバイトの容量と高帯域幅を提供し、スケーラブルなデータインフラをサポートします。
エコフレンドリー運用
再生可能エネルギーを活用したエコフレンドリーなデータセンター運営で、環境に優しく持続可能なコンピューティングを実現。省エネ設計により、効率的な運用が可能です。
循環型社会の支援
リサイクルと再利用の推進に注力し、循環型社会の理念に基づく持続可能なインフラを提供しています。
最先端技術の搭載
最新のNVIDIA H100/H200 Tensor Core GPUを採用し、AIワークロードに最適化された高密度ブレードサーバーで、高性能なトレーニングと推論をサポートします。
最適なデータパイプライン
SupermicroのNVMe Gen 5オールフラッシュサーバーを使用し、低遅延で大規模な非構造化データを高速処理。SuperServerのオブジェクトストレージにより、大容量データの効率的な保存と管理を可能にします。
グローバル対応
全世界で使用されるこのソリューションは、企業のデジタルトランスフォーメーションを強力に支援し、AIや機械学習のニーズに対応します。
詳細はSHINTO AIストレージ事業サイトをご覧ください。
※ 製品情報等「SHINTO AI」:http://dc.shintohd.co.jp/
期待される成果と今後の展望
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152656/1/152656-1-47955e9af956784e8b56dc28d5f0b841-1733x906.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本提携により、2024年12月15日までに初期算力機器の設置を完了する予定です。その後、第2期プロジェクトとしてさらなる投資と運営体制の拡充を計画しています。当社は、2030年までに日本国内で最先端のAI基盤を構築し、国際競争力を高めることを目指します。
さらに、「グリーンAI算力」の推進を通じて、持続可能な社会の実現に寄与し、国内外の顧客に高付加価値サービスを提供する基盤を強化していきます。
Super Micro Computer, Inc.社
所在地:980 Rock Avenue ,San Jose, CA 95131, USA
事業内容:企業データセンター、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)、第5世代(5G)、エッジコンピューティングなどの市場向けに、アプリケーションに最適 されたサーバーおよびストレージシステムであるシリコンバレーを拠点とするアクセラレーテッドコンピューティングプラットフォームのプロバイダーを提供
ホームページ:https://www.supermicro.com/ja/
HASHCAT INC. CANADA社
所在地:カナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー市 Terminal Avenue 369 号 605 室
事業内容:Kubernetes ネイティブのクラウドサービスを提供し、大規模な GPUアクセラレーテッドワークロードに対応。エンジニアやイノベーター向けに、高性能かつコスト効率の高い計算ソリューションを提供
お問い合わせ先
新都ホールディングス株式会社
担当: 取締役 半田 紗弥
https://www.shintohd.co.jp/contact/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください