根來継ぎの作家、ひらのまりがサロン『美譚くらぶ』を設立-1月に大阪で共同展開催
PR TIMES / 2024年12月24日 11時15分
2025年1月10日(金)~13日(月)には、大阪・靱本町「MUGEN gallery」にて、財津拓也との共同企画展『邂逅-根來と縄文-』を開催いたします。
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ひらのまり「宙上王」(2024)
根來継ぎの作家、ひらのまりが作家と鑑賞者が時間を共有するサロンを始めました。
サロンの目的は二つあり、ひとつは作家と時間を共有することによって、作品を鑑賞するだけでなく、作家の内面の思いを知ることで、作品に込められた作者の思想を理解出来るようにすることです。今現在、この瞬間にひらのまりが思い、造形する過程を共有することは、作品が作者の内面から生まれて形を成すまでを共有する、またとない機会を提供します。
ひらのまりのサロンのもう一つの目的は、根來継ぎを支える、漆の生産と、根來継ぎの様々な過程に関わる技術者に正当な待遇と環境を用意することです。
漆は日本を代表する重要な美術材料であるにも関わらず、今では国産品の生産量が激減し、外国からの輸入に頼らざるを得ない状況です。根來継ぎは国産の漆を使うことを大前提としているので、国産の漆の育成は必須の課題です。そして国産漆の増産が可能となれば、根來継ぎだけに止まらず、日本の多くの美術作品を支えることになります。
さらに、根來継ぎには数多くの日本の伝統技術が使われている為、根來継ぎを伝承していくためには、そうした伝統技術の継承が必要となります。今日本の伝統的な技術者を囲む環境は、決して豊かなものとは言えず、数多くの伝統技術の継承が困難な状況に置かれています。
ひらのまりのサロンに参加し、会費を払っていただくことは、会員自身の作品との関係をより深いものにするのみならず、日本の伝統的素材と技術を支える一助となります。
受け身の鑑賞者から積極的に美術環境を保護育成する立場に変わることが可能な、作家ひらのまりと鑑賞者のサロンへの参加を提案します。
『美譚くらぶ』茶論概要
メンバーは限定コンテンツへのアクセスや、特別なイベントへの招待など、多くの特典を享受することができます。
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主な特典
- 美譚くらぶが主催するイベントへのご招待(年二回開催予定)
- 茶会へのご招待(年四回開催予定)
- 美譚くらぶ限定の商品購入権
- 展覧会情報の先行解禁・優先ご招待
会費・プラン
- 通常会員(3ヶ月):1,650円
- 通常会員(12ヶ月):5,940円
- 特別会員(3ヶ月):33,000円
- 特別会員(12ヶ月):118,800円
ご入会特典
- 通常会員:千社札
- 特別会員:根來継ぎ酒器
ご入会資格
- 通常会員:日本の歴史・文化に誇りをもっている方。
- 特別会員:日本の歴史・文化に誇りをもっている方。及び美譚くらぶ特別会員としての誇りと、日本文化の発展向上に貢献いただける方。
登録方法と詳細情報
『美譚くらぶ』の新規会員登録は、こちら にて行えます。
詳細情報や最新のニュースは、公式サイトをご覧ください。
問い合わせ先
- ファンクラブ運営会社 Fanicon
https://fanicon.net/support_icon/entries/437
- 一般社団法人根來継文化機構 美譚くらぶ 広報部
メールアドレス: info@negorotsugi.jp
ひらのまり×財津拓也 企画展「邂逅-根來と縄文-」開催概要
日本の美術史を縄文時代から遡り、令和を生きるアーティスト2名による歴史を紡ぐ企画展を開催いたします。こちらの会場にて『美譚くらぶ』にご入会いただいた方を対象に「ひらのまり ステッカーセット」を進呈いたします。1月10日(金)にご来場いただいた先着20名様には「ウェルカム・ドリンク」をご提供いたします。
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会期:2025年1月10日(金)~1月13日(月)
時間:13:00~19:00(※1月11日は14時~19時にmember onlyイベントあり。)
会場:MUMEI gallery
住所:大阪市西区靱本町1-16-5 West Side Hommachi 3F
会期中は下記の日程でイベントを開催いたします。
- 1月10日(金)20:00~01:00 MUMEI reception party
music charge:1000円を頂戴いたします。
- 1月11日(土)14:00~19:00 平安サロン(members only)
一般のお客様のご参加はお控えいただきますようお願い申し上げます。
- 1月12日(日)13:00~19:00 SUNDAY GROOVE
共同企画展『邂逅-根來と縄文-』
2025年1月10日(金)~13日(月)には、大阪・靱本町「MUGEN gallery」にて、財津拓也との共同企画展『邂逅-根來と縄文-』を開催。
ひらのまり MARI HIRANO
和歌山県岩出市根来生まれ
西洋から伝わってきたガラスの断片を継ぎあわせることで成り立つステンドグラスに、ひらのまりが加えた「間」は日本文化との親和性を高め、独自の作風を生み出している。
令和六年、和歌山の根来に伝わる「朱と黒の漆を掛け合わせた塗り」の技法に、金継ぎの金を加味して破壊された陶磁器を漆で継ぐ「根來継ぎ」を取り入れた個展『破壊と創造 すなわち伝統』を神楽坂 TRUNK(HOUSE)にて開催。
同年十一月、「根來継ぎ」の伝統文化としての確立を目的とし、『一般社団法人根來継文化機構』を設立した。
ひらのまり / MARI HIRANO(official web site)
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