災害時に見過ごされがちな課題を支援する新たな基金「FUKKO GOALS 基金」を設立
PR TIMES / 2024年12月23日 13時45分
第一弾として能登半島で活動を行う団体向けの助成プログラムをスタート
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153872/1/153872-1-50122a27cc0188f72e572bd98e14a00f-720x377.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
一般財団法人 READYFOR財団(代表理事:草原 敦夫)は、一般社団法人FUKKO DESIGN(代表理事:河瀬大作)と連携し、「FUKKO GOALS 基金」を設立しました。この基金は、災害時に見過ごされがちな問題を支援する活動を行う団体を支援してまいります。第一弾として、地震と豪雨の二重被害に見舞われた能登半島で支援活動を行う支援団体に助成するプログラムを開始することといたしました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153872/1/153872-1-f64985d0a6854626ec6a83be070eff86-1660x933.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
近年、地震や風水害など様々な自然災害が多発しており、支援が行き届かないケースが散見されます。災害の多発に加え、行政職員の慢性的な人員不足も相まって、支援の手が行き届かない状況が各所で発生しています。
そこで、READYFOR財団は、長年災害支援を行ってきたFUKKO DESIGNとともに、埋もれがちな問題に取り組む団体を支援する「FUKKO GOALS基金」を設立しました。特に、災害時にできるだけ多くの方に支援を届けることや、トラブルに巻き込まれやすい女性や子ども、言葉が通じない外国人などへのサポートや、支援が後回しになりやすい観光業や農業などの生業の復興、さらに実態が把握されづらい被災現場の情報発信など、全部で10の課題を設定し、それらの課題の支援を行う団体に対して助成を行っていきます。災害時の課題は日々変わっていくため、10以外にも随時新たな課題を設定し、新たな課題にも柔軟に対応していく予定です。
そして、今回第一弾として、地震と豪雨の二重被害に見舞われた能登半島で支援活動を行う団体に助成するプログラムを開始します。過去の災害と比較しても支援は遅れており、その影響で様々な領域で課題が発生しています。特に今回はボランティア不足、被災者支援不足、生業の復興などが問題視されており、それらの分野で活動する団体への助成を行う予定です。
なお、この基金はREADYFOR財団が行っている遺贈寄付などを原資とした「テーマ型基金」のスキームを活用します。専門知識を有する様々なパートナーと共に基金運営等の助成活動を行うREADYFOR財団独自の仕組みになります。今回はその仕組みを活用するとともに、災害時に臨機応変に対応するために、クラウドファンディングやその他寄付なども活用した総合的な原資をベースとした基金になります。
本基金を通じてより良い災害支援が行われるようになることを目指してまいります。
■背景
近年、地震や風水害など様々な自然災害が多発しておりますが、その度に行政を中心とした支援が行われています。しかし、公的な支援は中立性、公平性を重視するため、支援が行き届かないケースが散見されます。災害支援団体や災害ボランティアによる支援なども広がっていますが、自然災害が多発したり、行政職員が慢性的に不足していることもあり、支援が行き届かない状況が続いています。
■運営方法について
一般財団法人READYFOR財団内に、「FUKKO GOALS基金」助成事務局を立ち上げ、助成対象団体を募集、採択団体を選定し、助成対象団体を通じた支援を行います。
【助成対象事業】
以下の10の課題解決を行う支援団体を対象とします。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/153872/1/153872-1-e30e86c21c2468abe60f0c2b26dd6e9f-1900x842.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
01. たくさんの人の支援を受け入れられるように:
災害時には行政や支援団体の手だけでは足りないことがほとんど。多くのボランティアに参加してもらうとともに、被災者支援や生業再掲につながる現場の活動に支援を行います。
02.女性たちに安心な暮らしを:
災害時、様々なトラブルに巻き込まれやすい女性たちに、心身ともに安心して過ごせる環境を提供するための活動を支援します。
03.災害のリアルを伝える発信を:
災害時には、デマを含めて様々な情報が錯綜します。現場のリアルを正確に報道するための情報収集を行う活動を支援します。
04.次世代を育成しよう:
災害時にはNPOなどの支援団体が活躍しますが、まだまだ多くないのが現状です。次世代を中心にノウハウを伝え、適切な支援対応ができる人材を育成する活動を支援します。
05.国籍や言語の壁を越えよう:
増加する訪日外国人や在日外国人。読み書きができないことにより、様々な不都合が発生します。このような外国人のサポート活動も支援します。
06.快適な住まいを再建しよう:
災害後の住まいの再建は、制度が複雑で思うように進みづらい状況が多発します。被災者の住まい再建の活動も支援します。
07.暖かく涼しい避難所を:
災害時の避難所の環境は決して快適ではなく、ときには災害関連死につながることもあります。避難所の環境改善を行う活動を支援します。
08.こどもたちの安全を守ろう:
災害時、こどもたちはとても心細い環境になります。彼らの心身のケアを地域全体でサポートできるような活動を支援します。
09.地域産業の火を興そう:
災害後は個人などの生活支援が中心に行われますが、個人の生活の基盤である企業などの生業の再建は後回しにされがちです。そうした生業支援を行う活動を支援します。
10.防災知識をみんなのものに:
いざ災害が発生すると何もできなくなることがほとんどです。日常の中でしっかり防災知識を学ぶ機会を作る活動を支援します。
※災害時の課題は日々変わっていくため、10つ以外にも随時新たな課題を設定し、新たな課題にも柔軟に対応していく予定です。
【今後の活動予定】
大地震と豪雨という二重の被害を受けた能登半島におけるボランティア支援団体等への助成事業を実施していく予定です。
募集について詳しくは、「FUKKO GOALS基金」助成事業 募集要項をご確認ください。
【Webサイト】
https://fukko-goals.com
【問合せ・連絡先】
「FUKKO GOALS基金」助成事務局:fukko-kikin@readyfor.org
■テーマ型基金について
各分野の専門知識を有する様々なパートナーと共に基金運営等の助成活動を行うREADYFOR財団独自の仕組みです。
■一般財団法人READYFOR財団について
READYFOR財団は、「想いの乗ったお金の流れ」を増やすことを目指し、ご寄付者と社会貢献活動を行う団体を結び付けるための活動を行う財団です。ご寄付者の想いを尊重しながら、社会貢献活動を行う団体につなぎ、いまより一歩、よりよい社会に近づけます。
https://readyfor.org/
■一般社団法人FUKKO DESIGNについて
FUKKO DESIGN は、「民間ビジネスの力を結集して新たな”復興”をつくる」を活動テーマに、平時のときから行政、民間企業、メディアとのネットワークを構築し、有事の時にすぐにサポートする体制をつくるほか、有事の 際の被災地に関する情報発信の支援、復興タイミングにおける地域の魅力発信、企業のマッチングサポート支援などをト ータルにデザインしていく団体として活動していきます。
https://fukko-design.jp/
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