福岡県東峰村の皿山地区に残る築156年のかやぶき屋根店舗の保存プロジェクト
PR TIMES / 2024年12月22日 14時45分
クラウドファンディング実施 [募集期間]2024年12月21日(土)18:00から2025年1月22日(水)23:59まで/CAMPFIREにて実施
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154798/1/154798-1-e3a2127366a81971b11be069241e8b99-2897x2173.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
“ただただ、風情を残したい”故郷の数少ないかやぶき屋根の保存活動と次世代への継承を目指します。様々な課題を乗り越え伝統を未来へとつなぐ仕組みを築いていきます。多くの「恩」への「恩返し」、みなさんと守る日本文化、かやぶき屋根保存プロジェクト。
プロジェクトの目的
1.かやぶき屋根の魅力と、かやぶき屋根保存継承の思いや課題を知ってもらう。
日本最古の伝統建築様式の一つで、自然との調和が美しい価値ある存在です。高価な維持費や茅葺職人の減少などの問題から存続が危ぶまれています。
2.これまでにない保存活動の仕組みを作る。
保存活動を参加型にしたり実際に立ち会える見学型にするなど、みなさまとの持続的な保存のためのアイデアを考え、できることから実行していきます。
3.小石原に残る数少ないかやぶき屋根の保存継承と地域活性化。
保存活動が地域の活性化や観光資源につながる役割を担います。
4.かやぶき屋根保存活動を通じて、職人の技術とその価値を多くの人に伝える。
伝統の継承には高い技術と知識を持つ職人の存在が欠かせません。その存在を人々が認知し、関心を持つことも伝統が継承される大切な要素です。
プロジェクトの概要
プロジェクト名
かやぶき屋根の恩返しの恩返し、築156年のかやぶき屋根店舗の保存プロジェクト
実施期間
2024年12月21日(土)から2025年1月22日(水)23:59まで
実施サイト(URL)
https://camp-fire.jp/projects/813665/
Instagram
https://www.instagram.com/takatori_hassengama
Facebook
https://www.facebook.com/takatori.hassenkiln
企画の背景
2017年7月、かやぶき屋根の老朽化と維持費の課題から、瓦葺屋根への改修工事を予定していました。しかし、同年7月5日から6日にかけて発生した九州北部豪雨で甚大な被害を受けました。
土砂を重機で取り除く撤去作業のボランティアとして訪れたかやぶき屋根工事を手掛ける株式会社クボイ建設の会長、久保井伸治さんとの奇跡な的な巡り合わせが訪れました。久保井さん自身も豪雨による濁流に遭遇し、一時「行方不明」となりましたが、村民に助けられたことで村に「恩返し」のためにボランティア参加されていました。
さらに驚くことに、久保井さんと十四代 高取八之丞不忍は約30年も前に英彦山神宮の儀式にて顔を合わせたことがあり、お互いに「お会いしたことありますよね」と偶然の再会となりました。
そうして、かやぶき屋根の現状を目の当たりにした久保井さんは復興を願い、茅葺文化の保存と地域活性化への願いを父に熱心に語りました。その思いに心を動かされた父は決断。当初予定していた瓦ぶきへの改修計画の中止を決め、私たち家族はかやぶき屋根の保存とその文化を継承する道を選びました。
多くの方のご支援やご尽力により修復することができ、今もなおその姿を残しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154798/1/154798-1-0ad233e6f05cd0972f9974323a38b6c8-3482x2612.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
古き良き時代のやり方を、新たな方法で継承するためには、いつの時代も「人の力」が欠かせません。大雨や災害が続く中でも、人と自然が共生し、この美しい文化を未来へとつないでいくその一歩を、みなさまと今ここから始めていきたい。そのためのクラウドファンディングを実施することでかやぶき屋根を維持・保存の必要性と重要さを知っていただきたいと考えています。
本プロジェクトでいただいたご支援は、かやぶき屋根の保存・継承のための活動、地域活性化に繋がる取り組みのために、大切に活用させていただきます。
その一環として、来年春先に実施予定の「燻蒸作業」の費用として活用します。その際に、ご支援者様や本プロジェクトにご関心のある皆様、地域の方々に声掛けして見学の機会を設ける予定です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154798/1/154798-1-a93e38d781d56684d4ebdd4cdc99eccf-781x586.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
返礼品(リターン)について
返礼品として、筑前茶陶 高取焼 高取八仙窯の作品や各種体験イベントをご用意しています。
一例を紹介します。
茶筅の振れるまるカップ(フリーカップ)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154798/1/154798-1-44a513099912225df5160f03ecab0329-910x682.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日常使いはもちろん、気軽に抹茶を楽しんでみたいと思う方のお役に立てます。
かやぶき屋根店舗でほっと一息お抹茶体験
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囲炉裏または椅子とテーブルの空間のどちらかお好きな場所でお菓子とともにお抹茶を一服
その他普段使いできる器や「十四代高取八之丞不忍」作の茶碗、「十三代高取八仙」作の茶碗もご用意しています。
今度の展望
世代や国を越えて訪れる人々の心を癒し、懐かしさや温もりを与える力があります。このかやぶき屋根を未来に受け継ぐことは、私たちが400年続く焼物づくりの伝統を守り、次世代へとつないでいきたいと願う思いと通じるものがあります。かやぶき屋根を守っていくことでかやぶき職人の技術と知識や、その担い手を次世代に引き継ぐ一助となることが私たちの大切な役割であると考えています。
企業概要
企業名:高取八仙窯
〒838-1601 福岡県朝倉郡東峰村大字小石原812-1
代表:高取 忍
URL:http://takatoriyaki.co.jp
お問い合わせ:0946-74-2211( 平日9:00~17:00 )
担当:高取 由布子
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