【事後レポート】ASAグループ「アニュアルセミナー2024」で、「投資ファンドとデジタルイノベーション」をテーマに、投資ファンド業界の課題と発展に向け議論
PR TIMES / 2024年12月20日 16時15分
~人財不足対策、人財育成、DXがもたらす未来について、パネルディスカッションを実施~
株式会社ASA GROUP(本社:東京都港区、グループ代表:粟国 正樹)は、「第12回アニュアルセミナー」を、2024年11月28日(木)に虎ノ門ヒルズ ステーションタワー TOKYO NODEにて開催しました。
当日は、不動産・エネルギー・プラベートエクイティといった投資ファンド業界に携わる方々をお招きし、「投資フドとデジタルイノベーション」というテーマで、デジタル化の現状、課題解決、デジタルイノベーションがもたらす未来について、パネル形式でディスカッションしました。
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<左から、粟国、田中氏、宮田氏、檀野氏、安田氏、谷>
◼️テーマ
- ファンド業界におけるデジタル化の現状
- デジタル化はどこから手をつけるべきなのか
- 人財不足対策としてのデジタル化
- システム導入は効率化に寄与するのか
- デジタルイノベーションの先の未来
◼️登壇者紹介
<パネリスト>
- MCPアセット・マネジメント株式会社|代表取締役社長|田中徹也 氏
- ベーシック・キャピタル・マネジメント株式会社|取締役CFO|檀野英次 氏
- 大阪大学大学院経済学研究科|株式会社エコノミクスデザイン|教授 共同創業者|安田洋祐 氏
- ASA Platform株式会社|代表取締役|谷美由紀
- ASAグループ|グループ代表|粟国正樹
<モデレーター>
- ランガムホール・ジャパン合同会社|日本代表|宮田忍 氏
◼️登壇内容一部紹介
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154827/1/154827-1-d844391f62adb4323ed700c23cdb688a-1999x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<業界の現状と課題>
投資ファンド業界の現状について、IT導入の遅れやデータ管理の非効率性が課題として挙げられ、多くの企業がエクセルや手作業に依存している状況が共有されました。また、若手人材の確保が難しく、特にデジタルスキルを持つ人材不足が深刻で、IT業界への関心が高い若年層が金融業界を敬遠する傾向があることが挙げられました。
さらに、非財務データの開示要求、規制強化、顧客ニーズの多様化といった構造的な課題も指摘され、人海戦術での運用が業界全体の競争力に影響を及ぼしている現状を認識しました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154827/1/154827-1-77e7cf20e5e6dd8068e9560e89bb53d3-1999x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<デジタルイノベーションの進展と課題>
デジタル技術の活用は、業務効率化や顧客満足度の向上に大きな可能性をもたらしています。議論では以下の取り組みについて挙げられました。
- ビッグデータとAIによる投資判断の高度化。
- RPA導入による定型業務の自動化。
- オンラインプラットフォームを通じた投資家との関係強化。
一方、こうした取り組みは一部の先進企業に限られており、業界全体への普及が課題となっています。特に、レガシーシステムや変革への抵抗が、デジタル化を妨げる要因として指摘されました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154827/1/154827-1-5b1f5e902d44e9c0c96484d31b6040fb-1999x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<人材不足への対応と未来展望>
若手人材の確保に向け、デジタル化の推進や会社の事業が社会活動に寄与していることへのアピールが重要とされました。また、外国人材の活用や、業界の新しい動きを積極的に発信することで、若い世代の共感を得る必要性が共有されました。
さらに、デジタルスキル育成を通じてプロフェッショナルな人材を育てる取り組みが、業界の持続可能な発展に寄与するとの期待が語られました。
<デジタル化がもたらす未来>
最後に、デジタルイノベーションが業界にもたらす可能性として以下が挙げられました。
- 業務効率化と若手人材が関心を持つ業務内容への転換。
- 顧客満足度向上と新規ビジネスモデルの創出。
- 競争力の強化と長期的な持続可能性の確保。
特に、ASA Platformのデジタル・インフラ構築の取り組みが具体的な例として紹介され、ステークホルダーを巻き込んだTDLの活用で、業界の新たな未来に向けた実践的な解決策が示されました。
本ディスカッションでは、業界の課題に対する深い洞察と、未来への可能性を探る建設的な意見交換が行われました。今後の投資ファンド業界の発展に向けた重要な一歩となるセミナーとなりました。
◼️挨拶|ASAグループ グループ代表 粟国|25周年を迎え、ASAはさらなる進化を遂げる
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最後に、これからのASAグループの方針について、ASAグループのグループ代表、粟国が発表いたしました。
近年、ASAグループは投資ファンドのサービス会社という枠を超えて、より広い社会的役割を意識するようになっています。まずは、投資業務のワンストップ化。これまで以上に効率化を意識しながらまったく別の視点でビジネスを拡大します。表面上の投資家の向こう側には、年金基金や保険会社があり、さらにその先には一般の生活者がいます。私たちの仕事は、究極的には人々の将来の安心を守ることにつながっています。資金の流れを滑らかにすることで、社会全体の価値向上に貢献していきたいと考えています。
私たちは単なるサービス提供者ではなく、社会のインフラの一部としての責任を担っているという自覚を持って、事業を展開してまいります。
■グローバルな経験機会と、個人成長なら「ASAグループ」
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ASAグループは、国内5拠点とシンガポールを拠点に、金融・会計・税務・コンサルティングサービスを提供する企業です。主に投資ファンド業界向けのファンドアドミニストレーションやクロスボーダーサービスに強みを持ち、国際税務や不動産投資のアレンジメント、海外進出支援などのグローバルサービスを展開しています。メンバーには大きな裁量権が与えられ、シンガポールをはじめとする海外での活躍機会も豊富です。充実した待遇に加え、グローバルビジネスの最前線で専門性を磨きながら、自己の成長とやりがいを実感できる環境を提供しています。
詳しくはこちら:https://www.aoyama.ac/recruit/
■会社概要
会社名 :株式会社ASA GROUP
設立 :1999年8月25日
代表者 :グループ代表 粟国 正樹
所在地 :〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目10番4号 オークラプレステージタワー10階
事業内容:ASAグループは、長年のファンドヴィークルの事務受託機能の経験を活かし、投資ファンド業界における人財不足やデジタル化をはじめとする様々な課題解決につながるサービスを展開しております。
URL :https://www.aoyama.ac/
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