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日本初 調理済みの食事を再分配し食品ロス(フードロス)の削減を目指す「かんしょくプロジェクト」始動

PR TIMES / 2025年2月4日 14時0分

企業の社食やホテルのビュッフェなど、作りすぎてしまった食事を独自のシステムで運び、必要とする人々へ提供。



一般社団法人 最愛の食卓(代表:柏倉美保子)は、日本で初めてとなる“調理済みの食事の再分配”に取り組む「かんしょくプロジェクト」をスタートします。社員食堂やホテルのビュッフェなど、企業活動から生じてしまう作りすぎてしまった食事を、必要とする人々に無償で提供することで、食品ロスの削減に貢献していくプロジェクトです。

第1弾となる活動拠点として、東京都が都営住宅の集会所等を活用した居場所づくりとして取り組む「東京みんなでサロン」と連携し、2025年2月18日から都営住宅にて本格実施を予定しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156526/1/156526-1-35f7145ee5b003a18e2a5d6a334b8e6c-3900x2194.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


プロジェクトサイト:https://www.saiainoshokutaku.org/

食品と人々の生活をとりまく社会課題
1.企業やお店から発生する食品ロス
いま、日本では年間約472万トン*もの「食品ロス」が起こっています。一人当たりに換算すると年間47キログラム。毎日おにぎり1個分の、まだ食べられるご飯を捨てている計算です。
その中でも236万トン*と半数を占めているのが、企業やお店から発生する事業系食品ロスです。これらは需要予測の精度向上やフードバンクへの寄贈などの取り組みによって、削減されつつありますが、作りすぎてしまった調理済みの食事のロスを削減する方法には限りがありました。

*出典/環境省 我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和4年度)
2.食品アクセス問題の深刻化
食品ロスの問題が取り沙汰される一方で、日本の相対的貧困率は15.4%*と、G7の中でも比較的高い数字となっています。経済的理由により十分な食料を入手できない人の増加など、食品アクセスの問題も浮き彫りになっています。欧米諸国では取り組みが進んでいる“食料の再分配”。日本ではまだ制度面で障壁があり、徐々に見直しが進んでいます。かんしょくプロジェクトは、企業の食品ロス削減と食事を必要とする方への食支援を同時に実現させる、新たな食品ロス削減の仕組みづくりにチャレンジし、活動を広げていきたいと考えています。

*出典/厚生労働省 2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156526/1/156526-1-64ccfdfb37c03c981ba7ef8b35e59f54-3900x2296.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156526/1/156526-1-75e17a77d71287500564dc8d854dc59f-3900x2301.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



かんしょくプロジェクトで、日本初となる調理済みの食事の再分配へ
企業活動から日々出てしまう、まだおいしく食べられるのに捨てるしかない食事を、必要とする人々に届ける活動を開始します。調理済みの食事を外部へ提供する取り組みは日本初です。本プロジェクトは、気候変動の課題解決に向けて環境保全型農業の視点から取り組むAGBIOTECH株式会社(代表取締役社長:中西隆允)とともに共同で発足しました。同社が運営するBioAlliance事業におけるフランチャイズパートナーのボランティアの皆さまの協力のもと、実証実験を重ねることで、食品やお惣菜を迅速かつ安全に必要な方へ届ける仕組みを構築しました。

まだ食べることができる食品を廃棄することなく、食品として活用し、食品へのアクセスが困難な方などに提供する活動は、食品ロス・食品アクセスの課題解決につながる手段として、政府も推奨・支援しています。当プロジェクトは、食品ロス削減・食品寄附促進・食品アクセス確保の3つの施策に一体的に取り組むために消費者庁が推進する「食の環(わ)」に賛同しています。
<食事提供までの流れ>
- 社員食堂やホテルのビュッフェ等から、まだ食べられるが、食べる人がいない食事を回収
- 独自のシステムで、食事を安全に提供場所まで輸送
- NGO/NPO等の団体との提携によって集まった食事を必要とする人に、ボランティアスタッフのサポートのもと、食事を提供

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156526/1/156526-1-b72df0141647d259a8a90cc8fc22a930-3900x2498.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


プロジェクト応援者の声
私は「共助資本主義」という考え方を提唱しています。これは、民間企業が社会課題の解決に向けて「共助」の取り組みに参画し、新たな需要やイノベーションの創出とウェルビーイングを実現する経済社会を目指すことです。

この「かんしょくプロジェクト」はまさに、さまざまな方々が社会課題の1つである「食品ロス」の解消・解決へと踏み出しやすくなる、画期的な取り組みだと思います。この活動が全国に拡がっていき、持続可能な社会の実現に向けた一歩となることを期待しております。

公益社団法人 経済同友会 代表幹事
新浪 剛史 様


プロジェクト参加者・協力者を募集中
1. 食事を提供していだける企業の方
社員食堂やレストラン、ホテルのビュッフェなど、企業の日々の活動から出てしまう、まだおいしく食べられるのに捨てるしかない食事たち。独自の輸送システムを活用し、食事を必要とする方に提供することができます。
2. 食事をする場所を提供いただける方
集会所や教会、営業時間外のレストランやカフェなど、食事を必要とする方が集まることのできる場所で、届けられた食事を美味しく食べます。
3. 食事の提供を受けたい団体の方
NGO/NPO等の団体と提携し、食事を必要とする方がおいしく食べられる機会をつくります。
4. ボランティアとして参加していただける方
提供される食事は、輸送や配膳等でご協力をいただけるボランティアスタッフの手を通じて、必要とする方のもとに届けられます。

ご関心のある方は、プロジェクトサイト(https://www.saiainoshokutaku.org/)の問い合わせフォームからご連絡ください。

運営団体
一般社団法人 最愛の食卓

「最愛の食卓」は、日本全国の調理済み食品ロスをなくし、食に困っている人々へ、温かいお食事と、家族のように寄り添える食卓を創るために活動する一般社団法人です。日本で初めての“調理済みの食事を再分配”する食品ロス削減に貢献する「かんしょくプロジェクト」を運営しています。

代表理事 柏倉 美保子

創立パートナー
AGBIOTECH株式会社

AGBIOTECH は、「地球と人々の幸せを創造する」を企業理念とし、環境保全型農業を軸とした各事業の展開と研究開発・商品開発に取り組んでいます。オンライン販売事業・PBF などの流通プラットフォーム事業・カーボンオフセット事業を通じ、気候変動や生物多様性などの環境問題や社会問題の解決に向け日々努めています。公式ホームページ : https://agbiotech.com/

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