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二次元コード使った不正対策特許技術「Scam Guard(R)」を開発

PR TIMES / 2025年2月4日 18時45分

~ 二次元コードの表面に ランダムに凹凸を印刷することで クイッシングを防ぐ技術を開発しました ~



 瀬味証券印刷株式会社(本社:東京千代田区、代表取締役社長:元吉一明)は、日本新聞インキ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:手塚泰彦)と共同で、二次元コードの上にランダムに透明な凹凸を印字し、利用者に触感で本物であることを伝えることができ、また、表面の凹凸がシールを使った二次元コードの貼り替え対策にもなる「Scam Guard(R)」を開発し、特許出願しました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156578/1/156578-1-b4d3c89eb4d3501846cd3ec25ef6d6b6-462x424.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1:作成したサンプル

■開発の背景
 QRコードを使った、いわゆる「クイッシング詐欺」の被害が増えています。

 国民生活センターによれば、「〇〇ペイで返金します」といった、二次元コードの悪用による詐欺の相談件数は年々増加傾向にあります。
例えば、二次元コードを印刷した偽チラシを郵便受けに投函し家賃をだまし取られた、フードコートなどでテーブルに置かれた偽の二次元コードを使ってクレジットカード情報を盗まれたという被害も報告されています。
 他にも駐車場、自動販売機、ECサイトでの返金のお知らせなど、不正な二次元コードが使用されるケースは、枚挙にいとまがありません。

 これまで、このような詐欺行為への一般的対策は、不正な二次元コードのシールが正規の二次元コードの上から貼られていないか確認したり、スマホで二次元コードを読み取り飛んだWebページで、クレジットカード情報の入力をさせるような不審な手口に騙されないように、利用者に注意を促すほかありませんでした。

■「Scam Guard(R)」とは
 「Scam Guard(R)」の最大の特徴は、「触って凸部分が分かるため、偽物の判別が誰でもできること」です。そして、コピー機で複写しても凸部分はコピーされないため、偽造品の製造をけん制できます。蛍光インキを使用すれば、カラーコピーけん制をより強化することが可能です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156578/1/156578-1-53b56fea6422f6d16ac12bf3f3f1d017-563x362.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2:「Scam Guard(R)」イメージ


 また、ドットの配置やインキの組み合わせによって、さまざまなデザイン表現ができます。
 
 ・1つ1つのドットをマトリクス上に配置することで絵柄を表せます(図1参照)。
 ・肉眼では透明に見えるが、専用ライトを当てると光るUV発光インキ、
  触ると温度が変わる示温インキなど、特殊なインキも使用可能。

■今後の展望
 現在、「Scam Guard(R)」のサンプル作成を行い、実用化に向けて実証実験を進めています。
 
【サンプル作成等のお問合せ先】
瀬味証券印刷株式会社 事業開発グループ
メール:es@semisecurityprint.co.jp
お問合せフォーム


会社概要
◆瀬味証券印刷株式会社
本社所在地:東京都千代田区五番町3番地1
TEL:03-3261-5221(代表)  
創立:1903年
代表者:代表取締役社長 元吉 一明
URL:https://www.semisecurityprint.co.jp

◆日本新聞インキ株式会社
本社所在地:神奈川県川崎市川崎区大川町13番8号
TEL:044-333-7600(代表)  
創立:1944年
代表者:代表取締役社長 手塚 泰彦
URL:https://www.nissin-ink.co.jp

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