「東日本大震災から10ヶ月 放射線対策に関する意識調査」 約7割の人が日々の食生活から手軽に行える放射線対策に期待!
PR TIMES / 2012年1月26日 16時27分
この度「機能性物質による被ばく低減化研究会」は、東日本大震災から10ヶ月を迎えるにあたり、全国の20代~50代男女1200名を対象に「放射線対策に関する意識調査」を実施しました。
【調査結果概要】
1.震災から10ヶ月が経ち、震災直後は放射線対策をしていたのに対策をしなくなった人が増えている。対策をやめた理由は「対策方法を知らない」が多数!対策法があれば取り組みたい人は76%!
震災から10ヶ月が経った今、放射線対策をしている人が5人に1人。一方で「対策をしなくなった人」も増えている。現在対策をしている人は、正しい対策なのか半信半疑で、対策をしていない人は、「対策方法を知らない」が多数。放射線対策の正しい情報の提供が求められているようである。
2.お金をかけても放射線対策したい人は約70%!その中で月5000円以上かけている人は35%
放射線対策として月に5万円以上かけられる人も!その中でも特に乳児・幼児を抱えている人がかけている費用が高い結果に。小さい子供への影響を気にしていることがうかがえる。
3.放射線に関する基本的な情報を知っている人はわずか約30%
「放射線を浴びることによって発生する活性酸素が人体に悪影響を与えること」を知っている人は26%。 「活性酸素を除去するという物質について」知っている人はわずか10%!放射線に関する基本的な情報を知っている人が少ないことが明らかに。
4.日々の食生活から手軽に放射線対策を行いたいと希望する人は約70%
「食品・飲料」からの放射線による被ばくが気になっている人は60%。その中でも「とても気になっている」と答えた人は乳児・幼児を抱えている人が多く、子供への影響を心配していることがうかがえる。
【調査結果詳細】
■震災から10ヶ月が経ち、「対策をしなくなった人」が増えてきました。今、対策を行っている人は、正しい対策を行えているかは半信半疑の状況。
震災直後と10ヶ月経った現在、放射線対策の意識調査をしたところ、震災直後は対策をしていた人が約26%いたが、「今も(熱心に/まあまあ)対策をしている」人は15%で、対策していた人のうち約60%に留まる。残り約40%は「今は(あまり/全く)対策をしなくなった」と、行動が変わってしまった。
今対策をしている人の中で正しい対策が出来ていると思う人は5割未満で、対策には1ヶ月1000円~5000円かけている人が最も多い結果になった。
■対策をしなくなった理由として「対策方法を知らないから」が多数
「対策をしなくなった」、「対策をしていない」人にその理由を聞いたところ、「対策方法を知らないから」(24.1%)「放射線によって体に影響があるような被ばくはしない・体への影響は少ないと思うから」(21.6%)、「周りに対策をとっている人がいないから」(17%)の順で回答が多かった。その一方で「対策法があれば取り組んでみたい」と希望する人が約75%という高い結果が出た。
■お金をかけても放射線対策したい人は約70%!放射線による子供への 影響を心配している親が多数
放射線の影響を低減させるために対策をとる場合、通常の生活にかかるお金に追加でお金をかけられる人は70%と高い結果に。中には月5万円以上かけられるという人もいることが分かった。
お金をかけているのは、特に乳児・幼児を抱えている人が多く、小さい子供への影響を気にしていることが推察される。
■放射線に関する基本的な情報を知っている人は、わずかに平均約30%程度。
放射線に関する基礎知識を尋ねたところ、各問いに対して「知っている」と答えた人は全体平均約30%という結果に。中でも、「放射線を浴びることによって発生する活性酸素が人体に悪影響を与えること」(26%)、「活性酸素を除去するとされる物質について」(10.3%)と知っている人が少ないことが分かった。
■「食品・飲料」からの放射線による被ばくが気になっている人60% 現在対策をしていない人も「食品・飲料」からの被ばくを気にしていることが判明
「食品・飲料」からの放射線による被ばくが気になっているかどうかを調査したところ、「とても気になる」(17.5%)、「まあまあ気になる」(44.3%)で合計約60%の人が「食品・飲料」からの被ばくを気にしていることが分かった。 また、「気になっている」と答えた人の多くは乳児や幼児をもつ人が多く、子供への影響を気にしていることがうかがえる。さらに、現在対策している人としていない人で結果を見たところ、「震災直後は対策をしていたが現在は対策をしていない」人が「気になっている」と答えた人は76%という結果に。気にはしているが対策をとっていないというのが現状だと分かる。
■一方、日々の食生活から手軽に放射線対策を行いたいと希望する人は約70%
普段の食事の中で、手軽に放射線対策が出来るとした場合取り組んでみたいですか?と尋ねたところ、約70%もの人が「取り組んでみたい」と回答。また、どんな食品に放射線の影響を低減できる可能性がある成分が含まれていると好ましいかを尋ねたところ、1位が「野菜」、2位が「炭水化物」、3位が「乳製品」と毎日の生活で摂取が多くまた他の栄養素も含まれているものが上位に挙がった。
■研究会が機能性物質として取り上げている、「ラクトフェリン」はまだあまり知られていないが、「放射線による被ばくの影響を低減できる可能性がある」と聞くと、興味を持つ人が約70%
放射線による被ばくの影響を低減できる可能のある「ラクトフェリン」について知っているかどうかを尋ねたところ、
「名前は聞いたことがある」、「知らない」と答えた人が93%で、ほとんどの人が知らないという結果になった。
またラクトフェリンは放射線による被ばくの影響を低減できる可能性があると聞いてあなたは「ラクトフェリン」に興味を持つかと尋ねると「興味を持った」が約70%との結果に。現在は知らない人が多いが、放射線による被ばくの影響を低減できる可能性がある物質だと分かると興味が高まることが分かった。
【調査概要】
■調査日: 2011年12月26日~12月27日
■調査方法 : インターネット調査
■調査対象 : 全国6エリア(1.北海道2.東北3.関東4.中部5.近畿6.中国・四国・九州・沖縄)の 20代~50代男女 計1200名(20代~50代 男女600名ずつ)
<機能性物質による被ばく低減化研究会>
■目的:放射線被ばく低減化が期待できる機能性物質の研究推進
■事業:放射線被ばく低減化が期待できる機能性物質としてラクトフェリンなどを取り上げ、研究を推進、及び、放射線被ばく低減化が期待できる機能性物質の正しい知識、認識を広めるための啓蒙活動を実施する。
■HP: http://teigenka-lab.com/
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