6割超の人で、社会的課題への関心が以前よりも高まる。 商品も含めた企業の社会的取り組みに対する期待は、震災後3カ月を上回り過去最高に。 ~日常生活の延長線上で参加できる支援・社会貢献がカギ~

PR TIMES / 2012年4月23日 11時58分



 
エコな商品や寄付つき商品、フェアトレード商品など、ソーシャルプロダクツ(社会性を持った商品)に関する検索・発信・共有ができる日本最大級の専門情報サイトSoooooS.( スース、URL:http://sooooos.com )を運営する株式会社ヤラカス舘SoooooS.カンパニー(本社:大阪市、カンパニー長:中間 大維)では、「マーケティングと社会」研究会(千葉商科大学商経学部准教授 大平修司、高千穂大学商学部准教授 薗部靖史、早稲田大学商学学術院助手 スタニスロスキースミレ)と共同で、震災から1年が経ち、一般生活者の社会貢献に対する意識・行動がどのように変化したかを探るためにアンケート調査を実施しました。

■今回の調査では、「社会的課題 への関心が以前よりも高くなっている」人が6割以上もいることが分かりました。震災後1年が経った今でも、社会的課題への意識が以前より低下している人は2.2%しかおらず、意識の高まりが震災直後の一過性のものでないことが伺えます。性年代別では20代女性が73.8%で一番意識が高くなっており、職業別では会社経営・役員(73.3%)に専業主婦(71.2%)が続きました。

■社会貢献に関する意識の変化では、「ボランティア活動に参加したい」が震災3カ月後の53.0%から今回は半分以下の24.2%に、「募金や寄付をしたい」も同66.0%から40.3%に低下しました。その一方で、「企業が行う社会的な取り組み、社会貢献に関心がある」は震災3カ月後の41.3%から45.0%に、「企業には、寄付つき商品など、生活者が気軽により良い社会づくりに参加できる機会をもっと作ってほしい」は同51.7%から58.5%に上昇し、過去3回(震災後3ヶ月、同6ヶ月、同1年)の調査で最高となりました。社会的課題への意識が高まる中で、社会貢献意識も高まっているものの、負担の大きい活動より日常生活の延長線上で行える活動を求めているようです。

■生活者が気軽により良い社会づくりに参加できる機会として社会性を持った商品の購買がありますが、そうした商品の魅力度について聞いたところ、「特別なことを行っていない商品」の魅力度を50とした場合、「社会性を持った商品」の魅力度は63.5で、「キャンペーン(プレゼント等)を行っている商品」(65.0)とほぼ同等でした。ただ、「社会性を持ち、キャンペーン(プレゼント等)も行っている商品」はその数値が72.6と大幅に高くなり、社会性と楽しさを兼ね備えた複合的な取り組みが生活者の支持を集めやすいことが分かりました。なお、商品やブランドが展開している社会的取り組み は、63.2%の人の「購入の検討」、58.5%の「ファン・イメージアップ」につながることも分かりました。

【一般生活者の社会貢献意識・行動調査結果 詳細】
■社会的課題への関心が以前より高くなっている人は6割超20代女性はおよそ4人に3人が該当

社会的課題への関心が以前よりも高くなっていると答えた人は、震災から1年が経っているにも関わらず61.8%に達しました。その割合は、女性の方が男性よりも10%高く(女性:66.8%、男性56.8%)、女性20代の73.8%に、同40代の68.8%、同60代の67.6%と続きました。職業別では、会社経営・役員(73.3%)と専業主婦(71.2%)が特に高くなっていました。

■寄付つき商品を含む企業の社会的取り組みに対する期待は、震災後3カ月を上回り、過去最高に

具体的な社会貢献活動や意識では、「多少の費用や時間を負担してでも、ボランティア活動に参加したい」や「多少の費用を負担してでも募金や寄付をしたい」は、震災3カ月後からはそれぞれ25%以上低下していますが、「企業が行う社会的な取り組み、社会貢献に関心がある」や「企業には、寄付つき商品など、生活者が気軽により良い社会づくりに参加できる機会をもっと作ってほしい」は震災後3カ月を上回り、社会貢献の手段に対する意識の変化が見られました。

■多くの生活者を取り込むには、社会性だけでなく楽しさが必要社会性×楽しさで商品の魅力度は大幅アップ

「特別なことを行っていない商品」の魅力度を50とした場合に、「社会性を持った商品」、「キャンペーン(プレゼント等)を行っている商品」の魅力度アップは15ptほどで、両者間で大きな差はありませんでした。一方で、「社会性を持ち、キャンペーン(プレゼント等)も行っている商品」については25ptの大幅な魅力度アップが見られ、生活者の気軽に楽しく社会貢献に参加したいという意識を反映した結果となりました。


■商品の社会的取り組みは、購買やイメージにも影響男性よりも女性に対して大きな影響力

商品やブランドが展開している社会的取り組みが「購入の検討につながる」と回答した人は全体では63.2%であったが、男女別に見ると、男性の55.3%に対して女性は71.3%と、女性のほうが圧倒的に高くなりました。この傾向は、社会的取り組みが「ファンやイメージアップにつながる」でも同様で、男性の51.5%に対して女性は65.6%となり、女性の方が男性よりも社会的取り組みに対しての価値を感じやすいことが分かりました。

▼一般生活者の「社会貢献意識・行動」調査
調査主体:株式会社ヤラカス舘SoooooS.カンパニー、「マーケティングと社会」研究会
調査手法:インターネット調査              
調査地域:全国47都道府県                 
調査対象:20代~60代の男女800人     
実施日程:2012年3月10日(土)~3月11日(日)

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