ATOMICO Open Office in Tokyo 2012 日本にはまだチャンスが眠っている! 日本の若者たちの“起業家精神”こそが日本を変えていく
PR TIMES / 2012年9月26日 9時17分
2012年9月25日(火)、Skypeの創業者であるニクラス・ゼンストローム(Niklas Zennstrom)によって設立されたベンチャーキャピタル・ファンド、Atomico(アトミコ 本社:ロンドン、東京事務所所在地:港区虎ノ門、日本代表:岩田真一)が、日本の学生や若いビジネスマンを対象に“起業家精神”喚起を目的としたアントレプレナーシップ・セミナーを開催。立ち見も出るほどの、定員を大幅に超える総勢550名の学生、 若手ビジネスマン、スタートアップに関わる起業家、そして投資家が一堂に会した。
セミナーでは、ニクラス自身の起業家としての失敗、挫折、そしてそれを乗り越えての成功体験、その成功の鍵となった“起業家精神”が語られた。さらに楽天の三木谷社長や、デザインアイテムに特化することで著しい成長を続けているオンラインショッピングサイトのFab(http://fab.com/) 、Angry Birdsが世界的ヒットとなったエンターテイメントメディアカンパニーのRovio(http://www.rovio.com/en)、日本発のベンチャー企業が世界の翻訳者をつなぎ翻訳業の仕組みに変革をもたらした翻訳・校正サービスのgengo(http://ja.gengo.com)、世界20ヶ国で利用されるモバイルに特化した選択問題式学習プラットフォームのQuipper (http://www.quipper.com/)というAtomicoからの投資を獲得し現在グローバル規模で成功を収めているベンチャー企業4社を迎えたパネルディスカッションで、日本市場が持つグローバリゼーションの可能性について、熱いディスカッションが交わされた。
ニクラスの日本の若者たちへのメッセージは以下のとおり。
「数々の失敗を繰り返し、そのたびに大きく成長し、失敗を経験すればするほど、成功を求めてさらに貪欲になる強さ。大きなリスクをとって夢にかける、そして世界を変えたいと思って素晴らしい革新をもたらす。それが“起業家精神”です。
確かに日本からはオンライン分野ではまだグローバルで活躍するベンチャー企業が輩出されていません。しかし日本は卓越した技術と“日本を変えたい”“日本を元気にしたい”という熱い思い、夢に向かって猛進する力を持ち合わせています。そして、日本は高度な技術をもち、それを形に変える創造力も持っているのです。過去、世界で認められた日本の商品やサービスが数多く存在することで、日本のポテンシャルは既に実証済みです。ですから、オンライン分野においても、いずれグローバルで活躍するベンチャー企業が日本から輩出されるのは自然なことなのです。
では、この10数年、日本が停滞したのはなぜか?それはイノベーションが起こらなかったからだと私は思います。だからこそ今が、この10数年を振り返る絶好の機会だと捉えていただきたい。日本には振り返る歴史があるのですから、それはとても幸運なことです。イノベーションを起こすのは、失敗を恐れない若い力です。みなさん一人ひとりが“起業家精神”をもってビジネスに挑むことが、日本を向くべき方向に変えていく力となるはずです」
日本へのポテンシャルの高さに注目し、日本市場での活動を強化するため、Atomicoは今年6月に東京事務所を開設した。Atomicoは単にベンチャー企業に投資するだけでなく、投資先企業の経営支援やビジネス拡大支援にも注力することを強みとし、グローバルな投資を可能にする数少ないベンチャーキャピタル・ファンドである。
Atomico日本代表の岩田真一は次のように語った。
「Atomicoは年3~4回、世界各地で「ATOMICO Open Office」を開催し、世界の若者たちに“起業家精神”を喚起する活動を行っています。今回のセミナーは、Atomico東京事務所開設後、日本で初めての開催です。セミナー参加募集開始1時間後には既に400人を超える申し込みが殺到したことからも、日本の若者たちの“起業家精神”への関心の高さと沸々と湧きあがるようなエネルギーを感じ取ることができました。Atomicoにとって日本は、投資先を発掘するうえでも、また既に投資している投資先企業がサービスや製品を世界に広げるためのマーケットとしても、非常に高いポテンシャルを秘めています。このセミナーで学んだ“起業家精神”で、将来日本からベンチャー企業が続々と輩出され、日本の若者たちが世界で活躍することを期待しています」
Atomicoについて
2006年、Skypeの創業者のひとりであるNiklas Zennstromによって設立されたベンチャーキャピタル・ファンド。投資だけでなく経営やビジネス開発支援にも注力し、グローバルなビジネス拡大を実行できる強みを持つ数少ないベンチャーキャピタルである。設立以来、既に世界各国で50以上の投資を実行し、主要な投資先にはSkype、Rovio、Jawbone、Klarna、Fab等の著名な企業が名を連ねる。現在は、サンパウロ、北京、イスタンブール、東京にオフィスがあり、世界各地での活動を行っている。2012年6月に、Skype Japanの前代表取締役である岩田真一を日本代表に迎え東京事務所を開設。投資先企業の発掘および投資先企業がビジネスを展開する市場としての日本のポテンシャルの高さに注目し、今後日本市場での活動をさらに強化していく。詳細は、www.atomico.com(英語)をご覧ください。
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