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今秋は「安近楽の”プチ旅”」が人気! ドライブが一番人気で、クルマは「プチバン」に注目!

PR TIMES / 2012年10月4日 15時54分



2012年秋の家族旅行とレジャーに関する調査

お父さんのお小遣いはバブル期の半額でも、家族消費は重視する傾向に!?

~鉄板テーマは「温泉」「秋の味覚」「紅葉狩り」。近場の「ショッピング」も人気!~
~予算3~5万円が最多!平均は56,566円~
~主な交通手段は「車・レンタカー」が過半数超え~

消費生活アドバイザー:和田由貴氏
「“プチ旅“だけではなく、近郊にある大型ショッピングモールなど、自宅周辺や東京近郊施設の人気が高ことにも注目」。さらに「“プチ旅“や近場の“ショッピング“の両方のシーンに合わせて使い勝手の良さが人気となっている“プチバン”にも注目」とコメント


本格的な秋のレジャーシーズンが到来。
10月は「体育の日」を合わせた6日、7日、8日の3連休、11月は「勤労感謝の日」から始まる23日、24日、25日の3連休。これらを利用して、家族旅行やレジャーを予定している人も多いことだろう。
最近では「安近楽」志向の高まりから、手軽さとコストパフォーマンスを重視した、楽しみ方を選ぶ人が多いと言われている。さらに今年、東京近郊では、東京スカイツリー(東京ソラマチ)をはじめ、大型ショッピングモール、大型商業ビルのオープンも相次いだ他、東京駅のリニューアルなど、都内に住む人にとっては身近に家族で遊べる新しいレジャー施設が増えているという状況もある。
そんな中、今年の秋に予定している家族旅行やレジャーはどんな傾向にあるのか?その実態を探るため、マーケティング・リサーチの株式会社タイムカレント(東京中央区、代表取締役:鎮目英大)が調査を実施。東京都在住、20代~40代の子育て夫婦で、10~11月に家族旅行やレジャーに出かける予定がある447名の調査結果を公開。さらに、アンケート結果について、消費生活アドバイザーの和田由貴氏に話を聞いてみた。

◆秋の家族旅行・レジャーは「プチ旅」派が全体の約8割
まず、今年の秋(10~11月)の連休や週末などに、家族でどんな旅行やレジャーを予定しているかを聞いたところ、2泊以上の海外旅行や国内旅行と回答した、いわゆる「しっかり旅行」派は全体の22.6%に留まり、最も多かったのは「国内1泊旅行=30.0%」、次いで「近場の日帰り旅行(自宅から50~100Km圏内=21.9%」となった。「国内1泊旅行」以下のボリュームで、家族旅行やレジャーを予定している、「プチ旅」派が全体の約8割(77.4%)を占め、安近楽嗜好の高まりを反映する結果となった。

◆秋の家族旅行、鉄板テーマは“温泉”“秋の味覚”“紅葉狩り”  
家族で出かける秋の旅行やレジャーで、選びたいテーマを複数回答で聞いたところ、ダントツの1位は「温泉=51.7%」、2位は「秋の味覚=37.8%」、3位に「紅葉狩り=30.6%」と、定番の3テーマが上位を占めたが、4位に「遊園地・テーマパーク=29.1%」、5位には「ショッピング(アウトレットモール等含む)=23.7%」となった。さらに、この設問の回答を属性別にみてみると、子供の年齢が「6歳以下」では、1位の温泉に次いで、2位に「遊園地・テーマパーク=37.9%」、子供の年齢が「18歳以上」では、「歴史・文化=28.0%」が上位3テーマ(温泉、秋の味覚、紅葉狩り)に次いで4位に入るなど、子供の年齢に合わせて旅行やレジャーのテーマを選択している様子が伺えた。

また、実際に出かける地名やスポットをフリーアンサーで聞いたところ、最も多かったのは「東京ディズニーリゾート」、次いで「箱根」「伊豆」「軽井沢」「沖縄」「高尾山」などが続いた。
さらに、都内および東京近郊で注目しているスポットを同様にフリーアンサーで聞いたところ、ダントツの1位は「東京スカイツリー」、2位に「東京駅」、以降、「渋谷ヒカリエ」「ダイバーシティ」「三井アウトレットパーク木更津」と、今年に入ってできたスポットが顔を並べ、実際に行くスポットで1位の「東京ディズニーランド」は、6位に留まった。東京近郊にできた最新のスポットは、安近楽嗜好には魅力的と言えそうだ。

◆秋の家族旅行やレジャー、平均予算は56,566円
今秋(10~11月)の家族旅行やレジャーに投資する予定の予算について聞いたところ、最も多かったのは「3~5万円=26.4%」、次いで「2万円以下=24.6%」となり、全体の平均値では56,566円という結果となった。ちなみに5万円以下は全体の65.8%、7万円以下では80.1%となったことから、家族で行く「プチ旅」の上限予算としては5~7万円程度が一般的と言えそうだ。

◆交通手段では「車・レンタカー」が最多
次に、主に利用する交通手段について、択一回答で聞いたところ最も多かったのは「車・レンタカー」で54.4%と全体の過半数を超え、次いで多かったのは「電車=26.0」となった。また、この設問に対する回答を、2泊以上の旅行を予定している「しっかり旅行」派と、一泊以下の「プチ旅」派で比較してみたところ、「しっかり旅行」派の1位は「飛行機=37.6%」、2位に「車・レンタカー=31.7%」、3位に「新幹線=20.8%」だったのに対し、「プチ旅」派では「車・レンタカー=61.0%」がダントツの1位、2位の「電車=31.2%」をと大きく上回る結果となり、「プチ旅」派では、車がより重宝されていることが分かった

◆家族旅行で重宝される車種は「ミニバン」「ハイブリット・エコカー」に次いで、30代では「プチバン」が上位にランクイン
さらに、家族旅行やレジャーに車で出かけるとした場合、どんなカテゴリーの車で出かけたいか?を聞いたところ、圧倒的に支持を集めたのは「ミニバン(1BOX)=30.4%」、次いで「ハイブリットカー・エコカー=16.8%」、3位に「ツーリングワゴン・ステーションワゴン=11.9%」。最近話題の「プチバン※スライドドアや室内の広さといった “ミニバンの要素を持つコンパクトカー(軽自動車も含む)=7.8%」は5位にランクインし、年齢別にみると「ミニバン(1BOX)」は全年代通して1位だったが、20代では2位に「軽自動車=15.0%」、3位に「ハイブリットカー・エコカー=10.0%」となり、30代では2位に「ハイブリット・エコカー=18.2%」、3位は「プチバン=10.7%」と。40代では2位に「ハイブリットカー・エコカー=16.4%」、3位に「セダン=9.7%」と差が出た。


今回の調査結果で秋の家族旅行やレジャーには、コストを抑え、手軽に車で出かける「プチ旅」「プチドライブ」へのニーズが高まっており、旅行テーマではシーズナル要素の強い「温泉」「秋の味覚」「紅葉狩り」などの人気テーマの他、都内近郊のスポットが注目を集めていることが分かった。また、家族でのドライブで利用する車種として、人気の「ミニバン」や「ハイブリットカー・エコカー」に加え、「プチバン」などの新たなカテゴリーも注目され始めていることが確認された。
今週末も体育の日を含んだ3連休となる。家族旅行やレジャーに行かれる方は参考にしていただきたい。

今回の調査結果を受け、消費生活アドバイザーの和田由貴氏に話を聞いてみた。

消費生活アドバイザー:和田由貴氏
 
長引く景気の低迷などにより、収入が減っていることによって、家庭でも全体的に支出を控える傾向にあるなか、お父さんのお小遣いはバブル期の半額になる一方で、家族のレジャー費に関しては10年前と比べて、それほど減少傾向がみられません。今回の調査でも秋のレジャーに関する平均予算は56,566円となりましたが、総務省の家計調査データで、10年前の教養娯楽費と比べてみても、劇的には減少していないということがわかります。
最近では個人消費や、外食などの普段の支出を減らして、「うち飲み」や「うちごはん」「おうちカフェ」などといった、自宅で楽しむ形態が増え始めている一方で、休日や記念日などにはちょっと贅沢をして、家族の団欒やつながりを大切にしたいという家族消費を重視する傾向がみられます。
今回の調査結果をみると、秋の行楽シーズンでは、海外旅行などに行くのではなく、日帰り旅行や国内での1泊旅行など、「プチ旅」が人気となっています。「プチ旅」は本格的な旅行に比べると気軽に行けて、金銭的にも負担が少ないので、「家族で楽しみたい」欲求をかなえつつ、「コストは抑えられる」といったところが大きな魅力になっているのだと思います。
また、「プチ旅」だけではなく、大型ショッピングモールなどの自宅周辺や東京近郊施設の人気が高いことにも注目出来ます。「渋谷ヒカリエ」「ダイバーシティ」「三井アウトレットパーク木更津」などが注目スポットとして挙がっていましたが、大型ショッピングモールは休日に家族で遊べるレジャー施設として定着しています。
最近、車ではミニバンよりも小さいけれど、同等の機能を持つコンパクトカーの“プチバン”が話題となっており、今回のレジャーに使用したい車の中でも特に30代では上位にランクインされています。
「プチ旅」や近場の「ショッピング」の両方に使用する場合、“プチバン”は、家族旅行などの移動となると、車内空間にはそれなりの大きさが必要となる一方、近郊にある、大型のショッピングモールや街乗りの場合にはコンパクトに使える利点があり、シーンに合わせての使い勝手の良さが人気となっているのではないでしょうか。

《和田由貴氏プロフィール》
消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、幅広く暮らしや家事の専門家として多方面で活動。
また、環境カウンセラーや省エネルギー普及指導員でもあり、2007年には環境大臣より「容器包装廃棄物排出抑制推進員(3R 推進マイスター)」に委嘱されるなど、環境問題にも精通する。現役の主婦・2児の母でもあり、講演、執筆、テレビ出演、新聞・雑誌やWebでの連載なども多く、日常生活に密着したアドバイスを得意とする。

【調査概要】
・調査タイトル:「2012年秋の家族旅行とレジャーに関する意識調査」
・対象者: 東京都在住/20~40代の男女 既婚・子持ち、今年の秋(10~11月)に
      家族旅行やレジャーに出かける予定あり
・有効回答数:計447名(20代20s、30代159s、40代268s/男性257s、女性190s)
・調査期間:2012年9月28日(金)~9月30日(日)


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