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国内最大級の自動車シートメーカー 初の一般公開フォーラム『“座”フォーラム -「座る」を極める-』開催報告

PR TIMES / 2012年12月4日 17時25分

一般参加者含め約260名が参加! 未来の「座る」に新たな視点を提案



 テイ・エス テック株式会社(本社:埼玉県朝霞市、代表取締役社長 古明地利雄、以下TSテック)は、「座る」について様々な角度から検証する独自主催イベント『“座”フォーラム -「座る」を極める-』を2012年11月30日(金)COREDO室町にて開催いたしました。

「“座”フォーラム」は、TSテックの創立50周年記念事業として、昨年からスタートした独自主催イベントです。昨年は、社内イベントとしての開催となりましたが、今年度からは一般の皆様とともに「座る」を考える場として、TSテック初の一般公開フォーラム形式で開催いたしました。当日は一般参加者含め約260名にご参加いただき、たいへん盛況なイベントとなりました。

 本フォーラムの第一部では、TSテックの“座”への取り組みをご紹介するとともに、TSテック若手社員による「座る」を哲学し科学する研究会 座ラボ が研究内容を発表。これからの車内空間のあり方を「最小空間の最大快適」と題し研究活動に取り組んできた計12名が、2チームに分かれてプレゼンテーションを行いました。座ラボAチームからは、乗員の骨格で個人認証しその人にあった最適な姿勢へと補正し健康になれる「相棒シート」、Bチームからは、今までのシートでは実現できなかった‘包まれ感’を一枚のスマートマテリアルで乗員の体圧や温度調節を最適化する「ギュッと!シート」といった新たな視点が提案されるなど、若手社員の日々の研究成果が存分に発揮されたプレゼンテーションとなりました。

 また第二部では、プロダクトデザイナーの山中俊治さんをはじめ、脳科学者の澤口俊之さん、放送作家/脚本家の小山薫堂さん、カーライフ・エッセイストの吉田由美さん、コンセプターの坂井直樹さんといった多方面の専門家の方々をお招きし、「未来の座る」をテーマにしたトークセッションを開催。各パネラーが考える「座る」についてのほか、トークテーマは“車のシートに求めること”や“未来の環境をふまえ今後のシートはどう進化すべきか”といった内容に及びました。

 TSテックは、今回の「“座”フォーラム」で多くの皆様と共有させていただいた未来の「座る」に関する情報や想いを、世の中の期待にこたえられるよう、今後の事業活動につなげていきたいと考えております。


≪パネリストの小山薫堂さんのコメント(一部抜粋)≫
「飛行機は、同じ機体の中でもシートによって座席の値段が異なったりします。今後は車もシートのクラスを選べるようになると、消費者に喜ばれるのではないでしょうか。また、シートがついていない、自分の好みのシートを選択できるような車が販売されると凄く良いと思っています。これからの時代は、車のシートがエンジン以上に大切に考えられる時代になるのではないかなと考えています」


≪開催概要≫

■タイトル: “座”フォーラム -「座る」を極める-
■主 催: テイ・エス テック株式会社
■参 加 費: 無料(事前申し込み制)
■開催日時: 2012年11月30日(金) 14:00~16:30(受付13:30~)
■会 場: 日本橋三井ホール
< 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町5F (エントランス4F) >
■実施内容:
≪代表挨拶≫ 代表取締役社長 古明地利雄
≪第1部≫14:00 ~
 プレゼンテーション
  1.講演:TSテックの“座”への取り組み/開発試験部 実験・研究課 木澤豊
  2.発表:TSテック 座ラボ が考える「最小空間の最大快適」/座ラボ 研究生
≪第2部≫14:45 ~
 特別トークセッション「未来の座るを考える。」
 ・ゲストパネリスト:


  山中俊治 (プロダクトデザイナー/慶應義塾大学教授)
  澤口俊之 (脳科学者)
  小山薫堂 (放送作家/脚本家)
  吉田由美 (カーライフ・エッセイスト)

 ・モデレーター : 坂井直樹 (コンセプター/慶應義塾大学教授)

≪ゲストパネリスト≫
■山中俊治 プロダクトデザイナー/慶應義塾大学教授

1982年東京大学工学部産業機械工学科卒業後、日産自動車デザインセンター勤務。1987年よりフリーのデザイナーとして独立。1991年より94年まで東京大学助教授。1994年にリーディング・エッジ・デザインを設立。2008年4月より慶應義塾大学教授に着任し、山中デザイン研究室を設立。2004年毎日デザイン賞等、受賞多数。近著に『カーボン・アスリート 美しい義足に描く夢』(白水社、2012年)。

■小山薫堂 放送作家

1964年生まれ。熊本県天草市出身。日大芸術学部放送学科在籍中に放送作家の活動を開始。「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」等斬新なテレビ番組を数多く企画。映画「おくりびと」では第81回米アカデミー賞外国語部門賞獲得。ライフスタイル誌のエッセイ連載、小説、絵本翻訳など幅広い執筆活動を展開し、東北芸術工科大学企画構想学科長、観光庁観光アドバイザー等も務めている。

■澤口俊之 脳科学者

1959年東京生まれ。北海道大学理学部生物学科卒業。京都大学大学院理学研究科修了。理学博士。エール大学医学部神経生物学科研究員、京都大学霊長類研究所助手、北海道大学文学部助教授、北海道大学大学院医学研究科教授を経て、2006年人間性脳科学研究所所長。2011年から武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部教授兼任。専門は認知脳科学、霊長類学で前頭前野を中心に研究。「ホンマでっかTV!」などTVにも出演。

■吉田由美 カーライフ・エッセイスト

短大在学中に、「ミス渋谷」「ミス・チェッカーモータース」を始め10個以上のミスコンタイトルを受賞。短大卒業後モデル活動を始め、自動車雑誌や自動車レース番組などの出演をキッカケに自動車業界へ。1998年から3年間、国内自動車メーカーでセーフティドライビングインストラクターを務め、カーライフエッセイストへと転身。以後、自動車専門誌をはじめテレビ、ラジオ、WEBなど幅広く活動の場を広げている。日本自動車ジャーナリスト協会所属。

■坂井直樹 コンセプター/慶應義塾大学教授

京都市立芸術大学デザイン学科入学後、渡米。サンフランシスコでTattoo Companyを設立しTattooT-shirtを売り大ヒットする。帰国後、ウォータースタジオを設立。87年に日産「Be-1」、89年には「PAO」を世に送りだし、フューチャーレトロブームを創出した。1988年にはオリンパス「O-Product」を発表、95年MoMA の企画展に招待出品し、その後、永久保存となる。2004年デザイン会社、ウォーターデザインスコープを設立(現 株式会社ウォーターデザイン)。2008年より慶應義塾大学SFCの教授に就任。主な著書に「デザインの深読み」など。

■座ラボ とは …「座る」を哲学し科学する研究会です。

研究会には、バイクや自動車のシートを50年以上つくりつづけてきたTSテックの、様々な部署から先鋭の若手社員が集まりました。「座る」をイチから議論したり、世の中の「座る」を調査したり、もっと快適な「座る」を追い求め、研究しています。

■座ラボ webサイト www.suwaru.jp

<問い合わせ先>
"座"フォーラム事務局
Forum@suwaru.jp
www.suwaru.jp/event/

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