日本食・食文化を世界に発信！各国のワインスペシャリストが来日し、日本食・日本酒の歴史や造り方などを体験 海外の日本食・食文化の普及を担う人材に向けた日本食・日本酒 研修を実施いたします

　この度、農林水産省は、1月17日～1月22日までの1週間、世界的なワイン教育機関であるWSET（ワイン＆スピリッツ・エデュケーション・トラストの略。本部ロンドン）と連携し、ワインのスペシャリストでもあるWSET日本酒コース講師候補者に対し、日本食・日本酒研修を実施します。

　日本食・日本酒は近年、海外でも大きな関心が寄せられるようになり、輸出数量も年々増加しています。日本食・日本酒の海外普及をより加速するためには、海外における人材育成が重要であることから、農林水産省は、世界中から集まったWSET日本酒コース講師候補者に対し日本産品の産地や酒蔵を巡り、日本食・日本酒の歴史や造り方などを学ぶ研修を実施いたします。

■研修の概要
日本酒コース講師候補として世界各国から募った8名のワイン専門家に対し、日本食や日本酒の造り方と、その背景にある風土や文化、器やペアリングなどを学んでいただくために、石川県、福井県、京都府、広島県などの酒蔵を巡ってもらい、日本酒の公的研究機関である独立行政法人酒類総合研究所（酒類総研）にて、株式会社山仁酒店の代表取締役副社長であり本年マスター・オブ・ワインを取得した大橋健一氏などを講師に招いて各種研修を実施します。

スケジュールは以下の通りです。
1月17日（日）：鏑木商舗（石川県金沢市）
1月18日（月）：車多酒造（石川県白山市）、加藤吉平商店（福井県鯖江市）
1月19日（火）：月桂冠酒造（京都府京都市）、増田徳兵衞商店（京都府京都市）
1月20日（水）：賀茂泉酒造（広島県西条市）
1月21日（木）：酒類総合研究所（広島県東広島市）
1月22日（金）：酒類総合研究所（広島県東広島市）

※別紙にて参加者、詳細スケジュールを記しています。

尚、本事業の概要は酒サムライサポーターズクラブのWEBサイト（下記参照）にも掲載いたします。
酒サムライサポーターズクラブホームページ　http://www.sakeworld.co.jp


■研修スケジュール詳細（多少変更する場合があります。）
17日（日）9時～17時　オリエンテーション
　　　　　17時半～18時半　鏑木商舗　見学
18日（月）9時～11時半　車多酒造　見学
　　　　　（福井県へ移動）
　　　　　15時～17時　加藤吉平商店　見学
19日（火）（京都府へ移動）
　　　　　10時～12時　月桂冠酒造　見学
　　　　　14時～16時　増田徳兵衞商店・「京の酒を楽しむ和のしつらえ」プロジェクト　見学
20日（水）（広島県へ移動）
　　　　　15時～16時　西条市内　見学
　　　　　16時～18時　賀茂泉酒造　見学
21日（木）9時～17時半　酒類総合研究所にて講義
22日（金）9時～16時　酒類総合研究所にてテストの実施
　　　　　（東京へ移動し、各自スケジュールにて帰国）


■WSET（Wine ＆ Spirit Education Trust）の概要（ http://www.wsetglobal.com ）
・ＷＳＥＴはワインやその他のアルコール飲料の業界でその教育を企画、実施し、また認定試験を実施し始めて40年以上の歴史を持ち、すでに、認定試験受験者数は世界62ヶ国で年間56,000名に達し、この業界では最大のグローバルな教育提供機関となっている。

・ＷＳＥＴのコース及び認定資格は初心者から専門家にいたるまでだれでも対応できるように知識やスキルが５段階で構成されており、プログラムではワインやその他のアルコール飲料の商品知識、テイスティングスキル、製造方法などの知識が得られ、業界で働く方だけでなく、一般の方などすべての方を対象にしている。

・国際的にはＷＳＥＴは世界中でプログラムプロバイダーとパートナーシップを組み、必要であれば英語だけでなく他の言語でも認定資格が取得できるようになっている。

・日本の提携校は、Ｊプレゼンスアカデミー（東京、大阪、名古屋）、アカデミー・デュ・ヴァン（東京、大阪、名古屋）、ル・コルドンブルー（東京、神戸）の３校。

・日本酒コースは昨年度から新設されている。


■研修参加者情報

[表: http://prtimes.jp/data/corp/11952/table/2_1.jpg ]


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