在宅医療プラットフォームサービス提供開始のお知らせ
PR TIMES / 2015年10月13日 17時22分
在宅医療ドクターにとって最大の負担である24時間対応支援など、クリニック・開業医を総合支援。
エムスリードクターサポート株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:濵口 慶太、以下「当社」)は、医療機関向けの在宅医療プラットフォームサービスの提供を開始いたします。当社は8月に患者への情報提供・多職種連携支援の在宅医療メディアいしくる(ishikuru.com)をリリースしたのに続き、在宅医療に携わる医師の負担となっている夜間・休日の緊急コールおよび往診の支援を10月より開始いたしました。今後も同プラットフォームサービスを拡充し、ワンストップで在宅医療機関を支援するインフラ作りに努めてまいります。
■在宅医療専門の診療所解禁に向けて、求められる在宅医療クリニック支援とは?
訪問診療専門クリニック解禁が複数のメディアで報道されるなど、増大し続ける高齢者医療ニーズの受け皿として、在宅医療は期待されています。一方で、在宅医療を担う医師はまだまだ不足していると言われています。その理由として、24時間の緊急往診対応や入院手配など医師にとって業務負担が大きいことや、複雑な医事計算、多職種連携など、従来の外来クリニックとは異なるノウハウが必要とされることが挙げられます。当社はこうした在宅医療への参入に立ちはだかる壁を取り払うプラットフォームサービスをワンストップで提供することにより、多くの医師、開業クリニック、病院が在宅医療に参入できるインフラを提供してまいります。
■もっとも重荷となっているのは365日24時間対応
在宅医療の医師にとって大きな負担となっているのは、24時間365日の緊急コール、緊急往診対応です。
厚労省の在宅医療に関する資料では、24時間対応を行っている在宅医療機関のうち約75%が負担であると回答しており、医師数の少ない医療機関ほど負担が高くなっている現状があります。24時間対応は在宅療養支援診療所には義務付けられており、また、患者や家族も夜間や休日の往診対応を期待しています。
■コールセンターだけではなく、緊急往診までカバー。夜間休日緊急対応支援サービスをローンチ
当社は、緊急コール・往診の専門待機番医師を有する医療機関が他の在宅医療機関に対して応援連携を行う仕組みを支援いたします。医療機関同士が患者情報を共有するクラウドカルテネットワークも提供することにより多くの医療機関が利用できる体制を構築します。本サービスは10月から東京都のほぼ全域と神奈川県の一部で提供を開始し、既に多数のお問い合せをいただいております。今後は都市部を中心に日本全国に展開する予定です。価格はサービスフローや患者数に応じて決定しています。クラウドカルテは外部パートナーと連携して提供します。
これまでは在宅医療機関向けに、緊急コールを受け付けるコールセンターのみを提供するサービスは存在していましたが、症状に関する問い合わせや緊急往診は最終的に医師が対応せざるを得ず、根本的な負荷削減とはならないという声が現場の医師からは寄せられておりました。本サービスのリリースに先立ち、当社が事前に行った医療機関向けのニーズヒアリングにおいてもサービスリリース後にぜひ利用したいという要望を大変多く頂いております。
◇「夜間・休日往診緊急対応サービス」の3つの特徴
・コールセンターだけでなく、緊急往診までカバー。夜間・休日緊急対応の負担を大幅軽減
・クラウドの情報共有システムによる患者情報の迅速かつ正確な共有
・緊急対応待機番の専門チームによる応援連携で安心の体制
■今後も在宅医療プラットフォームの拡充を進めていきます
在宅医療の提供患者数は2025年まで都市部で1.6倍まで増加する見通しで、在宅医療の担い手不足が深刻化すると言われいています。当社は在宅医療プラットフォームの提供により可能な限り医師の負担を減らし、より多くの外来クリニックや病院、新規開業医が、在宅医療に参入しやすくなるよう、新サービスの開発に今後も務めてまいります。具体的には、医療機関における会計請求業務のクラウドシステムによる効率化、緊急入院先手配のMSW(メディカルソーシャルワーカー)業務のアウトソーシング等のリリースを予定しており、在宅医療機関を総合的に支援してまいります。
[画像: http://prtimes.jp/i/14494/2/resize/d14494-2-686687-0.jpg ]
エムスリードクターサポート株式会社
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