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日本一の一次産品の価値を世界に。青森県産ながいも「やませながいも」ブランド化に向け、加工・販売を開始

PR TIMES / 2016年5月30日 11時21分

六次産業化・雇用拡大、エリアの仕事づくりの両立を目指して

材株式会社は、地域課題解決を目的に2015年3月に設立しました。
この度、下記の課題解決を目的として、新たな取り組みを開始しました。
課題:
・農家の人手不足、市場価格低下により農業収益の減少
・農家が人手不足により多忙なため、六次産業化しようにも生産だけで手一杯
・加工会社がエリアに無いため、付加価値を付けて販売できていない
・地域に専門職求人が少なくUターン希望者の受け入れ先が無い
・知的障害を抱える方の雇用の場が少なく、月平均で1~2万円の所得しか無い

現在の取り組み状況:
詳細は後述しますが、農協から市場価格の1割増しで材料を仕入れ、農家の所得が向上する仕組みを作っています。仕入れた素材は、付加価値ある商品として加工販売し、加工販売会社による雇用拡大を図っています。
現在、2名の若年者を雇用し、知的障害者の訓練を行っています。さらに、加工から販売までを一貫して手掛けるため、マーケティングや生産ラインへのIot活用の分野で専門家の仕事を創出しています。





 材株式会社(青森県三沢市)は、地域の一次産品(長芋)のブランド化を目指し、三沢市の商店街を拠点に活動を開始しました。

  青森県の作物はりんごだけではない!他の作物も美味しい!を広く知っていただきたい!
[画像1: http://prtimes.jp/i/18946/2/resize/d18946-2-925114-0.jpg ]



地域課題


 青森県三沢市は長芋の生産量日本一を誇ります。生産量に比例して規格外品も多く、加工品製造会社がないため流通に乗らない規格外品は低価格で販売されています。形は不揃いでも栄養価・味は正規品とかわりありません。 長芋は野菜の中でも比較的収入安定しているといわれていますが、20年前に比べ半値以下の価格での取引になってきているため農家の収入が低くなってきている現状があります。
 その他、前述の通り専門職の求人が少ない、知的障害者の雇用の場が少ないという課題の改善も目指しています。



加工品の開発及び加工場の地域内設置


 
[画像2: http://prtimes.jp/i/18946/2/resize/d18946-2-377276-6.jpg ]



市場の需要と反比例して農家は減少傾向にあり、人手不足も深刻です。そこで規格外品を活用して加工品を作ることによって農家の収入安定、雇用できる環境の整備が出来るようにという思いから活動を開始しました。
具体的には、市場価格の1割増しで農家から買取をし、農家の所得向上に努めています。通常は仕入れを抑えるところ、逆に仕入れ値を上げていく工夫をすることで、私たちの販売能力の醸成と農家の収入安定を実現していきます。加工場では、若者、高齢者だけではなく障害者の雇用も進め、現在知的障害者の訓練も進めています。


Uターン希望の専門知識を有する方の受け入れ


 さらに、Uターン希望者の受け入れによるエリアの振興を目指し、日本の野菜(今回はやませながいも)の成分分析や独自価値の明確化、マーケティングや研究など専門技術を、「田舎で専門技術を活かせる仕事」として用意しました。
第一線で活躍した方の移住支援、UIJターン支援により、理想の働き方を実現する方を増やす取り組みも続けます。

 地域特性のある「日本の野菜」や、地域活性に向けたソーシャルビジネスに興味があるメディアの方は、この取り組みを取り上げて頂きます様お願い致します。
[画像3: http://prtimes.jp/i/18946/2/resize/d18946-2-725833-4.jpg ]




やませとは?


 「やませ」とは南部地域でじっくり育つ、きめ細やかで真っ白な長芋。梅雨から秋にかけてオホーツク海気団から太平洋へ吹き込む冷たく厳しい偏東風の事。
「やませながいも」とは、「やませ」の厳しさを耐え忍び、養分をじっくり蓄えた、青森県南部地方で収穫された長芋の事です。「やませ」に耐え忍び、深い土の中で静かにゆっくりと熟成された長いもだからこそ、一般的な長いもよりも糖度が20%高く、甘み、旨味も高評価を頂いています。クセがなくさらさらと食べやすい食味となります。


[表: http://prtimes.jp/data/corp/18946/table/2_1.jpg ]


全糖量:フェノール硫酸法にてグルコース(ブドウ糖)相糖量として測定
タンパク質量:紫外線吸収法にて測定
糖度:糖度計により測定(Brixとして測定)
[画像4: http://prtimes.jp/i/18946/2/resize/d18946-2-409091-3.jpg ]

[画像5: http://prtimes.jp/i/18946/2/resize/d18946-2-218397-7.jpg ]



 長芋の成分分析を実施したところ、アミラーゼの活性が他県産のものに比べても三沢産の長芋の方がアミラーゼの活性があることが数値でも確認できました。アミラーゼの活性があるという事は消化器官への負担も少なく、美容健康志向の方への販売も期待できる商品という事が分かりました。
添加物不使用。生の摩り下ろしを特殊冷凍方法により凍結することで解凍後も生と変わらない美味しさを楽しめるようになりました。

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