無人航空機(ドローン)向け専用気象情報サービスの提供
PR TIMES / 2016年7月7日 16時44分
~ 局地予測情報でフライト計画立案の精度向上へ ~
静岡発のドローンイノベーションを目指す株式会社Queen Bee and Drone(本社:静岡県静岡市葵区紺屋町、代表取締役社長:濱村真弓)と、株式会社気象海洋コンサルタント(本社:神奈川県横浜市中区、代表取締役社長:馬場正彦)は、ドローン向け局地気象情報サービスの提供に向け協業することで合意しました。2016年7月下旬より、PCおよびスマートフォン向けに地上から上空150mまでの風速情報および降水情報を提供するサービスの試験運用を目指します。
空の産業革命と期待され、今後幅広い分野での活用が広がるドローンですが、天候の影響を大きく受けることが運用時のネックとなっています。雨天での飛行は電子回路の誤動作を招き、また風速5mを超えるような状況での飛行は事故につながりかねないため、正確な気象予測は安全な飛行計画の立案にとって重要な運用課題となっています。一方で一般的な天気予報は主要な都市ごとなどドローンにとっては広範囲の気象データであり、また航空気象情報はドローンが通常飛行する高度150m以下といった地表に近い部分での詳細なデータが不足していました。Queen Bee and Droneのフライトミッションを統括する責任者は「パイロットが欲しいデータは何日何時の風は何メートルではなく、最も風が弱い時間帯は向こう1週間のうち何時」とコメント。これにより撮影現場での無駄な待機時間を節約でき、またクライアントへの撮影計画や飛行計画の提案がより説得力を増すと考えます。漁業関係者やプレジャーヨットなどに海象・気象情報提供で長年の実績をもつ(株)気象海洋コンサルタントは、気象庁から提供される数値データを基に、地表を細かいメッシュに区切った地形データで補正するノウハウを有しており、局地的な風速データの解析によってドローに有効な情報提供を目指します。同社馬場社長は「地形データに基づいた狭い範囲でのドローンオペレーション向けの気象情報の提供は恐らく国内でも初の試みとなるのでは」とコメントしています。
両社の協業によるドローン向け専門気象情報の提供は撮影から物流など幅広いドローン事業者を対象としたサービスを予定しており、当面の試験運用として静岡県を中心とした東海地区の情報から開始し、本格的なサービス提供は全国をカバーする予定です。
1. 長期計画用気象情報(10日先まで)特徴:6時間毎10日先までの風および降水情報によって、ドローン運用が可能な日を知ることが出来ます(範囲は全世界で海外運用にも対応可能)。
[画像1: http://prtimes.jp/i/20218/2/resize/d20218-2-757194-1.jpg ]
[画像2: http://prtimes.jp/i/20218/2/resize/d20218-2-235294-2.jpg ]
対象とする地域をクリックすることで、上のグラフに示すように6時間毎、10日先までの風と天候の概略の傾向を見ることが出来ます。グラフ右の目盛りは風速/ノット (1kt=0.5m/s)および雨量(mm)。矢印は風向。水色の棒グラフは雨量。左の目盛りは気温。
2. 短期計画用気象情報(3日先まで)
特徴:3時間毎3日先までの風および降水情報によって、ドローン運用が可能な日と時間を知ることが出来ます(範囲は日本全国)。
[画像3: http://prtimes.jp/i/20218/2/resize/d20218-2-473334-3.jpg ]
[画像4: http://prtimes.jp/i/20218/2/resize/d20218-2-179293-4.jpg ]
対象とする地域をクリックすることで、上のグラフに示すように3時間毎、3日先までの風と天候の詳細な情報を見ることが出来ます。グラフ右の目盛りは風速/ノット (1kt=0.5m/s)および雨量(mm)。矢印は風向。水色の棒グラフは雨量。近傍のアメダスの実況が表示されます。
3. ローカル気象情報(当日)
特徴:20分毎の風の局地解析情報によって、ドローン運用が可能な時間の詳細を知ることが出来ます(現在は関東と東海地方)。
[画像5: http://prtimes.jp/i/20218/2/resize/d20218-2-519114-5.jpg ]
[画像6: http://prtimes.jp/i/20218/2/resize/d20218-2-613273-6.jpg ]
対象とする地域をクリックすることで、上のグラフに示すように20分毎の当日の風の詳細な変化を見ることが出来ます。グラフ右の目盛りはm/s。矢印は風向。グラフのカラーは風速のランクを示します。
本プレスリリースに関する問い合わせ先
(株)Queen Bee and Drone 静岡市葵区紺屋町17番地の1 葵タワー14F
担当:紅林 054-260-5980 info@queenbee-and-drone.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
テラドローン、九州電力送配電にAIを搭載したドローン自動鉄塔点検システムを導入
PR TIMES / 2024年5月8日 12時45分
-
大空を泳ぐこいのぼり どのくらいの風がちょうどいい?【GW後半の沖縄各地の天気予報付き】
沖縄タイムス+プラス / 2024年5月3日 16時0分
-
TEOCOのAirborneRFがKPNのコネクテッド・ドローンサービスをサポート
共同通信PRワイヤー / 2024年4月30日 17時21分
-
ドローン機体管理・サポート基盤パッケージサービス DOP SUITE(TM)(ドップスイート)をリリース
PR TIMES / 2024年4月16日 13時0分
-
スマート気象気球×AI、正確な天気予報を実現する米WindBorneの技術
Techable / 2024年4月16日 8時0分
ランキング
-
1「サイゼが潰れたら喜ばしい」創業者が語る真意 「世の中が良くなることは、すべて最高だ」
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 12時20分
-
2「超円安」に悲鳴!外食業界で続く値上げの波 「1ドル=160円」なら全面値上げも続出か
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 7時50分
-
3総額9000億円「築地再開発」に渦巻く期待と不安 国際競争力の向上と環境への配慮の二兎を追う
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 7時40分
-
4ヨーカドーの跡地が「世界最大級の無印良品」に…過疎地の商業モールを復活させた「社会的品揃え」の魅力
プレジデントオンライン / 2024年5月11日 9時15分
-
53期連続減益に沈むヤマト「強気計画」に漂う暗雲 2024年度は荷物量回復で巻き返しを図るが
東洋経済オンライン / 2024年5月11日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください