「都留シビックテックスクール」を開講、市民参画を強化しデジタル人材育成を推進【山梨県都留市】
PR TIMES / 2023年8月17日 16時45分
企業版ふるさと納税を有意義に活用した、官民連携による新しいまちづくりが始動
山梨県都留市では、デジタル人材育成を目的とした「都留シビックテックスクール」( https://civictech.school/ )を開講します。
私たちの社会は人口減少が進む中で、デジタル技術を活用する「デジタル人材」の重要性がますます高まっています。
地域全体で必要とされるデジタル人材を育成し、地域の未来に向けた「地域DX」を担う人材を育てるとともに、市民自らがテクノロジーを活用して生活の課題を解決する「シビックテック」の取り組みを定着させ、その推進を支えるコミュニティの構築を目指す取り組みです。
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●「都留シビックテックスクール」とは
山梨県都留市は、市民の声を大切にし、地域の成長と市民の生活の向上のために、積極的なデジタル変革(DX)を進めてきました。
その具体的な一例として、2022年に1人の市民のアイデアからスマートフォンのLINEアプリを活用した体育施設の予約システムが実装されました。この市民のアイデアや問題意識が、都留市のサービス改善に反映されたことで、都留市の生活がより便利になる契機となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/22380/2/resize/d22380-2-c5dce990ed67262bae00-1.png ]
これらの進展を受けて、都留市は市民参画を一層強化する取り組みとして、「都留シビックテックスクール」の開講を決定しました。
「都留シビックテックスクール」は、地域住民がデジタル技術を身近に活用し、自らのアイデアを実現するスキルを磨く場として提供されます。特定のプログラミングやデザインのスキルを必要とせず、18歳以上の都留市在住の方や都留市に移住を検討されている方はどなたでも応募が可能なプログラムです。
参加者は、地域の課題に着目し、実際の解決策を考える経験を通じて、デジタルマインドを育成していくことを目指します。
さらに、「プログラミング」や「デザイン」という分野に興味を持ってもらった方には、e-ラーニングのご紹介など、デジタル人材の育成にも繋げていきます。
*シビックテックとは:
シビック(Civic:市民)とテック(Tech:テクノロジー)をかけあわせた造語です。市民が主体となり、テクノロジーを活用して課題解決をする取り組みを指します。 全国で拡がっています。
●「都留シビックテックスクール」の特徴
実地でのワークショップとオンラインコミュニティを織り交ぜたカリキュラムにより、単純なITスキル向上だけでなく、参加者が実際に感じた地域の課題の解決策を考え、それをシステムとして実装し市民主導で課題解決ができる一連の体験を提供します。また、「シビックテック」として継続的にまちづくりに参画するコミュニティ形成を行うことも目的としています。このプログラムでは、現地での実践活動を月1回(7回) 実施予定です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/22380/2/resize/d22380-2-8257c2ab9949796910e3-1.jpg ]
本プログラムの特徴は以下の通りです。
1. 「プログラミングスキル」ではなく「課題解決アプローチ」を重視:
DX人材を広義に捉え、プログラミングやデザインの技術に対するハードルを下げるため、参加者は自分ごとの地域課題を対象に「課題解決アプローチ」を実践します。デジタルで課題を解決するプロセスを学ぶことで、DXマインドを育成します。
2. 「実際に稼働しているシステム」への新機能実装を体験:
運用・改善が可能な都留市のデジタル基盤を活用し、アイデアを出すだけでなく、「実際に機能を実装して利用者の反応を得る」ところまでを学びます。
3. 情報公開を通じた「学びのオープンデータ」化:
本プログラムで提供する資料、議事録、アクセスデータ及び動画は、個人情報を侵害しない範囲で原則公開します。これにより、誰もがアクセスできる「学びのオープンデータ」として活用できます。情報公開を通じて、より多くの人々が地域のDX人材育成に参加し、地域社会の成長を支援することを目指します。
●「都留シビックテックスクール」には企業版ふるさと納税を活用
「都留シビックテックスクール」は、株式会社クリエイティブホープ社からの「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」による寄附を受け実現した、地域の課題解決に向けたデジタル人材育成と市民参画を進める取り組みです。
このプログラムにより、地域社会の課題解決と市民参画が促進され、市民と企業が一体となって地域の未来を創造する姿勢が高まり、都留市の魅力が向上することが期待されます。
「都留シビックテックスクール」の開講により、地域の成長に貢献し、市民が地域社会に貢献する力を養う場として大きな意義を持っています。
●「都留シビックテックスクール」カリキュラム
第1回
2023年09月24日(日)13:00-16:30
・開校式
・オリエンテーション
・「シビックテック」について知ろう
・地域課題についてのブレーンストーミング
第2回
2023年10月29日(日)13:00-16:30
・「シビックテック」の事例紹介
・地域課題を探す・選ぶ
第3回
2023年11月12日(日)13:00-16:30
・課題解決策のアイデア創発
・アイデアスケッチ作成
第4回
2023年12月17日(日)13:00-16:30
・ペーパープロトタイプの作成
第5回
2024年1月21日(日)13:00-16:30
・ペーパープロトタイプのブラッシュアップ
・プロトタイプの発表
第6回
2024年2月10日(土)13:00-16:30
・システム実装・レビュー
・デジタル人材の職種、仕事内容の紹介
第7回
2024年03月20日(水・祝)13:00-16:30
・市民ユーザに使ってもらった結果の評価
・振り返り
・修了式
※各回のワークショップの状況をみて、変更する場合がございます。
【連絡先情報】
・ 都留市役所企画課 都留市役所 企画課 政策推進担当
・ 電話番号: 0554-43-1111
・ Eメール:seisaku@city.tsuru.lg.jp
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