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バイエル薬品 今年も血友病の子どもたちの「ぼくにもできた!」をサポート

PR TIMES / 2017年11月28日 12時1分

ハッピーシェア プロジェクト フットサル・ミーティング2017

・血友病の子どもたちに、ケガを少なくスポーツを楽しめる方法を専門医や理学療法士が伝授
・元サッカー日本代表の北澤豪さんが「どんな環境でもチャレンジ精神でチャンスをつかんで」とメッセージ
・このイベントを通じ、スポーツが「好きになった」児童は90%以上




大阪、2017年11月28日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:ハイケ・プリンツ、以下バイエル薬品)は、血友病の子どもたちにもスポーツを身近なものと感じ、日常生活に取り入れていただくことを目的に、2017年11月12日(日)に兵庫県神戸市のセレゾン6-aiフットサルクラブにて「ハッピーシェア プロジェクト フットサル・ミーティング2017」を開催しました。昨年の東京での開催に続き2年目となる今年は、元サッカー日本代表の北澤豪さんをコーチに迎え、関西から血友病の患児を含む児童21名が参加しました。また、本企画に賛同した武庫川女子大学健康・スポーツ科学部より、将来スポーツやヘルスケアに関係する職業を目指している学生の皆様が、サポートスタッフとして協力しました。

血友病は、血が固まる(止血する)のに必要な「凝固因子」が生まれつき不足しているために、止血に時間がかかる病気です。血液凝固因子製剤を定期的に体内に投与する「定期補充療法」の普及により、健常者と変わらない生活が送れるようになっています。運動による身体的ベネフィットも報告(*1, 2)されていることから、最近では適度な運動が推奨されており、「病気とつきあいながらフットサルをしています。(このイベントで)自分の体のことを詳しく知ってほしくて応募しました(患児の保護者)」という方もおられました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/23092/2/resize/d23092-2-195098-0.jpg ]


参加した児童からは「北澤さんや初めて会った子と、いっぱいプレイができて嬉しかったです」「体を痛めないように準備体操をしっかりしないといけないことがわかりました。今日わかったことを続けたい」、患児の保護者からは「補充療法をしていてもケガをした時のことを考えると団体でのスポーツには不安があるのですが、周りの理解と準備があればできることがわかり、とてもよかったです」など、前向きな感想が聞かれました。また、武庫川女子大学健康・スポーツ科学部の学生の皆様からは「子どもたちが頑張っている姿を見て元気をもらいました。できるだけ多くの子どもたちにスポーツに親しんでもらいたいと思います」などのコメントが寄せられました。

北澤 豪さんによるフットサル教室
北澤さんの指導のもと行われたフットサル教室では、全員でミニゲームを実施して優勝チームを決定しました。北澤さんは「今日はみんなで一緒にプレイする喜びをシェアできた素晴らしい一日でした。今日の学びを活かし、それぞれがもっているものを磨き、平等にあるチャンスをつかんでほしい」と子どもたちにエールを送っています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/23092/2/resize/d23092-2-285223-1.jpg ]


血友病治療専門医 天野 景裕先生と徳川 多津子先生による血友病のお話
天野 景裕先生と徳川先生は、模型の使用や実験を通して子どもたちにもわかりやすく、血友病の止血の仕組みについて説明されました。「血友病だからといって運動を避けるのではなく、運動前に注射をするなど、それぞれに必要な準備をしっかり行うことで何でも楽しくチャレンジし充実した日々を過ごしてもらいたい」と話されました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/23092/2/resize/d23092-2-369225-2.jpg ]


理学療法士 梶原 和久先生による準備・整理体操
フットサルの実践の前後には、梶原和久先生が準備・整理体操の指導をされました。梶原先生は、「スポーツする前や後に、きちんと体操をするとケガをしにくくなります。準備体操は筋肉の緊張をほぐし、体を温めて動きやすくし、整理体操は動いて硬くなった筋肉をほぐし、疲れを回復させます」と説明されました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/23092/2/resize/d23092-2-569507-3.jpg ]


参加した児童・保護者へのアンケート結果
ハッピーシェア プロジェクト フットサル・ミーティング2017に参加した児童への事後アンケートでは、スポーツが「もっと好きになった」「少し好きになった」との回答が90%に達しました。特に、血友病の子どもたちでは、アンケートに回答した患児全員が「もっと好きになった」「好きになった」と回答しました。
また、保護者への事後アンケートでは、アンケートに回答した患児の保護者全員が、このイベントに参加したことでスポーツに対する考え方が「“やらせたい”という気持ちがさらに強くなった」「心配・不安が薄れ、やらせてみたいと思うようになった」と変化したと回答しました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/23092/2/resize/d23092-2-535793-4.jpg ]


バイエル薬品は、こうしたイベント開催を通じ、血友病の理解や認知を普及させ、適切な治療の重要性を訴求するとともに、血友病患児と一般児童の“ハッピーな体験のシェア”により、子どもたちの夢をあきらめない気持ちを応援します。


バイエルについて

Bayer: Science For A Better Life

バイエルは、ヘルスケアと農業関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。「Science For A Better Life」というミッションのもと、バイエルはその製品とサービスを通じて、人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献すると同時に、技術革新、成長、およびより高い収益力を通して企業価値を創造することも目指しています。また、バイエルは、持続可能な発展に対して、そして良き企業市民として社会と倫理の双方で責任を果たすために、これからも努力を続けます。グループ全体の売上高は468億ユーロ、従業員数は115,200名(2016年)。設備投資額は26億ユーロ、研究開発費は47億ユーロです。この数字は、コベストロ社として株式市場に2015年10月6日に上場した高機能ポリマー材料の事業を含んでいます。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルス、動物用薬品の各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器領域、腫瘍・血液領域、ウィメンズヘルスケア領域、眼科領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では解熱鎮痛薬「バイエルアスピリン」をはじめ、アレルギー性疾患治療剤や皮膚科領域に注力しています。動物用薬品事業部は、動物用医薬品の提供を中心にコンパニオンアニマルおよび畜産動物のヘルスケアに貢献しています。同社は、「Science For A Better Life」 というミッションのもと、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はwww.byl.bayer.co.jp/をご参照ください。


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*1. Runkel B. et al.: Haemophilia 22(5): 765-771, 2016
*2. Tiktinsky R. et al.: Haemophilia 8(1): 22-27, 2002

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