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手のぬくもりで、心にぬくもりを伝える臨床心理士に

PR TIMES / 2017年3月17日 15時29分

阿蘇の仮設住宅に臨床心理士を目指す大学院生が訪問し、心のケアを実施

認定NPO法人 日本セラピューティック・ケア協会(福岡県太宰府市五条2-6-1-202)が、被災地での心のケアに役立ててもらいたいと、久留米大学大学院(福岡県久留米市)の学生30名を対象に非言語コミュニケーションを通じたストレスケアを学ぶ講座を実施。講座の実技指導も兼ねて、学生たちは3月10日(金)に阿蘇の2か所の仮設住宅を訪問し、修得したケア法を実践して被災者と交流した。




実施内容
[北塚仮設住宅]
日時:3月10日(金)11時~12時半
場所:北塚仮設住宅 集会所(所在地:熊本県阿蘇市黒川881番地6)
[三久保仮設住宅]
日時:3月10日(金)14時~15時
場所:三久保仮設住宅 集会所(所在地:熊本県阿蘇市三久保524番地)

活動概要
久留米大学御井学舎本館にて2月28日に実施した「災害時の心のケア ボランティア実技講座」を受講した心理学研究科前期博士課程の1年生・2年生約30名のうち、約10名が実際に阿蘇の仮設住宅2か所を訪問。
マッサージを通じた被災者との交流を行いながら、講座で学んだセラピューティック・ケアの実技習得を目指した。

取組に至った背景
セラピューティック・ケアは、一定のリズムで優しく撫でることで“幸せホルモン”オキシトシンの分泌が促され、短時間のケアで緊張や不安を和らげる働きがあり、被災地でもストレスケア法として実際に活用されている。
熊本地震から約1年が過ぎたものの、今もなお仮設住宅で暮らす被災者も多く、今後は臨床心理士などの専門職による心のケアの必要性がさらに増してくる時期となる。久留米大学大学院 心理学研究科では2016年秋にカウンセリングルーム「ほっとひろば久留米大」を開設するなど熊本地震被災者支援に取り組んでおり、当講座もその一環として取り入れられた。学生たちは面接や心理テストなどの従来の臨床心理士のスキルに加え、手のぬくもりを通じたストレスケアのスキルを持った臨床心理士として、患者の健康支援を目指す。

トピックス
太宰府天満宮の参道にある梅ヶ枝餅の老舗「松屋」が、10日の阿蘇訪問の趣旨に賛同され、ぜひ阿蘇の被災者の皆さんに梅ヶ枝餅を食べてほしいと協力。一般的な梅ヶ枝餅だけでなく、通常は限定販売となっている古代米やヨモギの梅ヶ枝餅も作り、当日の朝7時半過ぎに100個準備していただいた(通常は9:30開店)。

仮設痛宅でのボランティア受け入れにあたっては、社会福祉法人熊本YMCA福祉会・熊本YMCA尾ヶ石保育園園長の久保 誠治氏に全面的にご協力いただいた。

久留米大学大学院 心理学研究科の熊本地震支援に関する一連の活動は、公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会からの助成を受けている。


認定NPO法人 日本セラピューティック・ケア協会について
【団体概要】
団体名:認定NPO法人 日本セラピューティック・ケア協会
所在地:福岡県太宰府市五条2-6-1-202
代表者:秋吉 美千代
設立:2005年
URL:http://therapy-care.net/
事業内容:全国80か所の介護施設・病院を訪問しセラピューティック・ケアでボランティア、ボランティア養成や介護・看護職のキャリアアップ支援、子育て支援、被災地支援、小中高等学校での授業支援等
【お客様からのお問い合わせ先】
本部事務局
TEL:092-928-1546 (10:00~17:00 土日祝を除く)
e-mail:info@therapy-care.net

[画像: https://prtimes.jp/i/24307/2/resize/d24307-2-232552-0.jpg ]


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