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乱視を有する白内障患者さまへ、あらゆる距離で自然な見え方を提供する新しい多焦点眼内レンズ「テクニス シンフォニー トーリック オプティブルー」発売

PR TIMES / 2018年1月29日 14時1分

従来の多焦点眼内レンズの弱点である「コントラストの低下」や「ハロー・グレア現象」、「中間距離視力の落ち込み」を解消

ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョン傘下のエイエムオー・ジャパン株式会社は、角膜乱視を有する白内障患者さまへ、遠方から近方まで広い明視域で自然な見え方を提供する新しいコンセプトの多焦点眼内レンズ「テクニス シンフォニー トーリック オプティブルー(TECNIS Symfony Toric OptiBlue)」を、2018年1月29日(月)から日本国内において発売します。



日本国内で1年間に行われる白内障の手術症例数は100万例を超えると推測され、今後も増加が見込まれていますが、白内障患者の3人に1人以上(約36%)は見るものがぼやけたり、二重に見えたりする“角膜乱視”を有しています。白内障手術では濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズを挿入しますが、乱視を有する方の白内障手術では、一般的な眼内レンズを用いた場合は手術後も乱視の影響を受けて良好な視力が得られないため、乱視矯正もできる眼内レンズ(トーリック眼内レンズ)を用いる必要があります。

眼内レンズは「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」に分けられます。近年では、近方か遠方など1点にしかピントが合わない単焦点レンズに比べ、近方と遠方にピントが合う多焦点レンズの人気が高まっています。眼鏡を装用する機会を少なく生活できるようになる多焦点レンズは、レンズの構造上、単焦点レンズに比べるとコントラスト感度(見え方の質)の低下や、夜間に光がにじんで見えるハロー現象、眩しく見えるグレア現象などが起こることがあります。また、多焦点レンズは焦点が遠方・近方の2箇所に設定されているため、中間距離においては視力が落ち込む場合があります。

今回発売する「テクニス シンフォニー トーリック オプティブルー」は、これまでの多焦点レンズのメリットを発展させると同時に弱点を解消した、新しい乱視矯正用の多焦点レンズです。弊社独自のさまざまな技術やデザインとして、眼全体の色収差を補正する「アクロマティックテクノロジー」などで単焦点レンズに近い良好なコントラスト感度を提供し、独自の「エシェレット回折デザイン」でハロー・グレア現象を抑制しつつ、焦点深度を拡張することにより、遠方から近方まで、中間距離の落ち込みなく広い明視域で自然な見え方を実現し、2017年に販売開始した「テクニス シンフォニー オプティブルー」に乱視矯正機能を搭載し、より幅広い患者さまへの適応を可能となりました。

[画像: https://prtimes.jp/i/26799/2/resize/d26799-2-333438-0.jpg ]

テクニス シンフォニートーリック オプティブルー



【テクニス シンフォニー トーリック オプティブルー その他特長】
■暗所視や体内時計の調整に重要な役割を果たすブルーライトを透過
白内障や網膜疾患が無い健常な眼であっても、加齢によって暗いところでの視力感度は低下します。本製品ではこうした問題に対処するため、暗所視感度の35%がブルーライト(青色光)に依存していることに着目し、ブルーライトを通す設計にすることで、暗所での良好な視機能を期待できます。

また、パソコンやスマートフォンの画面に多く含まれるブルーライトを夜間、過度に浴びると体内時計が乱れて夜に眠れなくなるといった可能性が指摘されていますが、日中に適切な量のブルーライトを浴びることはむしろ、“朝に目覚めて夜に眠くなる”という体内の自然なリズム作りなどに役立つことがわかっています。白内障患者さまには睡眠障害の方も多いと言われていますが、これは濁ってしまった水晶体がブルーライトを必要以上にカットしていることが一因と考えられます。

■長期安定性
本製品は、素材の合成工程と成型工程を分離する「ダイヤモンドクライオレースカット製法」で製造した独自の疎水性アクリルレンズを採用しています。これにより、レンズ内部に小粒子が輝いて見える「グリスニング」や、レンズ表面が白く濁ってしまう「ホワイトニング」といった不具合の発生を抑え、10年以上の長期にわたって高い透明性を維持します。

【「TECNIS Symfony Toric OptiBlue」 製品概要】
販売名:テクニス シンフォニー トーリック VB
モデル:ZXV150、ZXV225、ZXV300、ZXV375
円柱度数(眼内レンズ面):1.50D、2.25D、3.00D、3.75D
円柱度数(角膜面):1.03D、1.54D、2.06D、2.57D
全長:13.0mm
光学部径:6.0mm
医療機器承認番号:22900BZX00360000
製造販売元・資料請求先:
エイエムオー・ジャパン株式会社
〒105-001 東京都港区虎ノ門5-13-1
TEL (03)5402-8900(代)


<エイエムオー・ジャパン株式会社について>
エイエムオー・ジャパン株式会社は米国Abbott Medical Optics, Incの日本法人です。白内障・緑内障手術領域の眼科医療機器・医薬品、屈折矯正手術領域の眼科医療機器、コンタクトレンズケア用品の三事業分野において製品とサービスの提供を行っています。

<ジョンソン・エンド・ジョンソンについて>
私たちジョンソン・エンド・ジョンソンは、健康こそが豊かな人生の基盤であり、地域社会の繁栄と、発展を促す原動力であると考えています。 この信念に基づき、130年を超える長きにわたり、私たちはすべての世代の、人生のあらゆる段階の人々の健康を支えてきました。今日、世界最大級で広範な拠点を有するヘルスケア企業としての強みを最大限に活かし、世界中の誰もが、どこにいても、心身の健康と健全な環境を享受することができるよう、私たちは適正な価格でヘルスケアにアクセスできる、より健全な社会の実現に向けて努力しています。ジョンソン・エンド・ジョンソンは、私たちの想いと科学の力、そして創造力を一つにして、ヘルスケアの在り方を根本から変えるべく取り組んでいます。

<ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンについて>
ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョン は世界中の患者さまの視力の矯正及び回復を使命としています。1987年に世界初の使い捨てソフトコンタクトレンズを発売して以来、世界的にリードしているアキュビュー(R) ブランドコンタクトレンズにより、患者さまの視覚矯正を支援してきました。2017年、ジョンソン・エンド・ジョンソンは米国アボット ラボラトリーズ社から、同社の眼科領域事業、アボット メディカル オプティクス社の買収を通じて眼科関連の事業を、白内障手術、レーザー屈折矯正手術(レーシック)、コンシューマー向けアイケア製品及びドライアイ領域に拡大しました。

ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンは103カ国で1日6千万人を超える患者さまに奉仕しており、より多くの場所でより多くの人々の視力の矯正及び回復に寄与することを使命としています。フロリダ州ジャクソンビルとカリフォルニア州サンタアナの2拠点に本社を置き、社員数は世界で約10,000人に上ります。

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