三千本の灯りに包まれる幻想的な空間。震災をきっかけに始まった地域おこしイベント「清水寺の竹灯籠」【福岡県宮若市】
PR TIMES / 2017年12月26日 11時1分
三千本もの竹灯籠が織りなす幻想的な空間。宮若市の清水寺から望む雲海で今年も1年良い年に!
幻想的な光の世界が広がる「竹灯籠」福岡県宮若市の山あい、黒丸地区にある清水寺で、12月30日・31日の2日間竹灯籠イベントを開催。気候条件があえば、元旦に雲海を望みながら初日の出を見ることができます。
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黒丸むらおこしの会による清水寺の竹灯籠2018(年越しイベント)
http://www.city.miyawaka.lg.jp/kiji003446415/index.html
宮若市西部にある清水寺行われる竹灯篭。灯篭製作手がけるのは地元の有志「黒丸むらおこしの会」。1本1本、手作業で竹に飾り彫りを施し、資材の調達から資金の工面、飾り付けやイベントの運営まですべてを担っています。
震災をきっかけに家族のきずな、地域のつながりを再確認
東日本大震災をきっかけに、この黒丸の地から日本を応援したい、そしてこの黒丸地区を盛り上げようと始まった地域おこしのイベントで、清水寺の年越しイベントとして定着。
年の世相を反映する趣向を凝らしたデザインも見どころで、見事な竹灯籠を観賞しようと、山深くにあるお寺にも関わらず多くの人が訪れます。
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大晦日だけではもったいないと、ここ数年は2日間の開催となっており、新年を迎える時までロウソクの火が揺らぎ、日暮れ前から来てスタッフと一緒にロウソクの着火を楽しむ家族連れも多く、3000本もの竹灯籠は、節ごとにロウソクが置かれるため、その数も膨大。チャッカマンを持参して、序盤からこのイベントを楽しむのもおすすめです。
竹灯籠に全て火が灯されると、辺りは一気に幽玄の世界へ・・・。静かにこの一年を振り返り、新たな年に思いを馳せてみませんか。
清水寺竹灯籠
とき 平成29年12月30日(午後5時から9時まで)、12月31日(午後5時から午前0時まで)
ところ 清水寺境内(宮若市黒丸1558)
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京都じゃないよ。福岡県にある清水寺とは・・・?
この清水寺は、750年に聖武天皇の勅願所として行基が建立したとされる由緒あるお寺で、本堂に安置されている木造十一面観音菩薩坐像(鎌倉時代)は、福岡県重要文化財にも指定されています。
また、雲海の眺望スポットとしても知られており、西山の中腹約200メートルの高さにある寺からは、眼下に盆地が広がり、トヨタ自動車九州宮田工場や遠く北九州市まで見ることもできます。山間部のため放射冷却が起こりやすく、前日が雨などで湿度の高い早朝には、幻想的な雲海が見られることも。天候にもよりますが、雲海から昇る初日の出をカメラに収めようと多くの人が集まります。
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水がおいしいとお米もおいしい!全国でも表彰された宮若市のお米
もうひとつ、清水の米は、美味しいお米がとれる宮若市の中でも特に美味しいと評判。清らかな水に育まれた良く眠る米(西山がそばで日暮れが早いため昼夜の気温差が大きく、たんぱく質やアミノ酸などの旨味成分をしっかりと蓄えている)であることから、旨味が凝縮されています。江戸時代、黒田のお殿様が好んで食べたという話も残るほど。まだ宮若のお米を食べたことが無いという方は、ぜひ、宮若市へ。福岡・小倉から高速道路利用で1時間とかかりません。
また、宮若市内には「博多の奥座敷」と称される脇田温泉があり、奈良時代に歌人、大伴旅人が入湯したという歴史ある温泉として県内外からのファンも多く、立ち寄り湯もおすすめです。
この時期、脇田温泉のそばに、高さ約9.5メートルの威風堂々とした「日本一の大門松」が飾られているので、こちらもぜひカメラに収めてみては。神様がやって来る際の目印になるという門松。この「日本一の大門松」は1月18日まで展示され、夜は10時までライトアップもされています。1月21日(日)正午からの「どんど焼き」では、神事の後、解体され高く組み上げられた竹の櫓に火を入れて焼納し、一年の無病息災を祈る。
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大晦日の除夜の鐘、初日の出、門松やどんど焼き、普段なかなか身近に接する機会がない人も多いのでは?宮若市で古き良き日本の景色や伝統行事に触れてみよう!
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