「翻訳バンク」を活用した国産ニューラル自動翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@KI (商用版)」を提供開始
PR TIMES / 2018年5月8日 13時1分
~国産ニューラル自動翻訳の民間企業での活用を促進~
株式会社川村インターナショナル(本社:東京都新宿区、代表取締役:川村みどり)は、「翻訳バンク」を活用した国産ニューラル自動翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」を2018年5月8日(火)より提供開始いたします。
【URL】https://www.k-intl.co.jp/minna-mt
[画像1: https://prtimes.jp/i/31187/2/resize/d31187-2-375765-5.jpg ]
■みんなの自動翻訳@KI(商用版)の特徴
[画像2: https://prtimes.jp/i/31187/2/resize/d31187-2-538898-1.jpg ]
NICT が開発した国産ニューラル自動翻訳エンジンを「翻訳バンク」の枠組みで商用化
日⇔英、日⇔中、日⇔韓の組み合わせに対応
汎用モデル、特許特化モデル、IT特化モデルの3種類のエンジンをご用意
用語集に基づいた一括置換機能を実装
■提供の背景
[画像3: https://prtimes.jp/i/31187/2/resize/d31187-2-602545-6.jpg ]
国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT) の自動翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@TexTra(R)」は、特許・マニュアルなどの長文翻訳を得意とし、特許庁などと研究の連携も行ってきた高精度の自動翻訳エンジンです。一方で、用途が非商用利用に限定されているため民間の企業内での活用が限定的になっていました。
こうした背景から、機械翻訳エンジンの販売、構築、運用コンサルティング、およびポストエディットサービスの提供に強みを持つ川村インターナショナルは、国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT) の開発した自動翻訳技術を販売する契約を締結し民間企業へ商用利用版を提供することになりました。
■使い方・利用シーン
通常、ニューラル自動翻訳エンジンを運用するには、GPUなどのIT投資が必要となります。「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」は、SaaSモデルでの提供が標準になりますので、初期投資が不要です。また、翻訳支援ツールと呼ばれるソフトウェアのうち、主要なソフトウェア(SDL Trados Studioなど)とのプラグイン連携をすることができます。要望に応じて、オンプレミス版の導入も支援しておりますので、自社のセキュリティ要件のため自社のネットワーク外の自動翻訳を利用できないユーザー様でも安全に自動翻訳を活用いただくことが可能です。
■今後の計画
当社の既存サービス「Translation Designer」とのAPI連携を予定しております(6月上旬)。
個人ユーザーに向けた「みんなの自動翻訳@KI(個人版)」を提供する予定です(6月上旬)。
連携用プラグインが提供されていない他の翻訳支援ツールでの利用を実現する予定です。
■サービス概要
価格:4万円/月~(初期費用不要。使用量に応じて月額利用料は変動します)
提供方法:SaaS 形式(標準)/オンプレミス導入形式(オプション)
【Translation Designerとは】
「Translation Designer」は、機械翻訳活用プラットフォームです。機械翻訳のみならず、社内翻訳担当への依頼、または翻訳会社による翻訳、ポストエディット、チェックを依頼することができるため、用途や条件に応じて柔軟に翻訳する手法を選択することができるようになります。日中英の他、欧州・アジアの主要言語に対応しており、複数の機械翻訳エンジンから自社の条件に合ったエンジンを選択できるのも、Translation Designerならではの特徴です(https://www.k-intl.co.jp/translationdesigner)。
[画像4: https://prtimes.jp/i/31187/2/resize/d31187-2-201424-9.jpg ]
詳細は、当社によるプレスリリースをご覧ください。
川村インターナショナル、八楽と提携し、機械翻訳およびポストエディットのサービス提供プラットフォーム「Translation Designer」を販売開始
企業内の機械翻訳活用がよりスムーズに~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000031187.html
【翻訳バンクとは】
「翻訳バンク」は、2017年9月に総務省およびNICTが開始した、オール・ジャパン体制で翻訳データを集積する枠組みです。自動翻訳技術の性能向上には、翻訳アルゴリズムの改良のみならず、翻訳データの質と量の確保が重要です。翻訳バンクでは翻訳データを集積して自動翻訳技術に活用することで、自動翻訳技術で対応できる分野を広げるとともに、さらなる高精度化を実現します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/31187/2/resize/d31187-2-881902-10.jpg ]
詳細は、NICTによるプレスリリースをご覧ください。
『翻訳バンク』の運用開始
-自動翻訳システムのさらなる高精度化に向けて、様々な分野の翻訳データを集積-
https://www.nict.go.jp/press/2017/09/08-1.html
■プロフィール
株式会社川村インターナショナル
ホームページ: https://www.k-intl.co.jp/
本社所在地: 東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル6階
設立年月日: 1986年1月
代表取締役: 川村 みどり (かわむら みどり)
事業内容: 翻訳・機械翻訳・ポストエディットなどの翻訳ソリューション、通訳、制作、人材派遣・紹介
資本金:50,000,000円
[画像6: https://prtimes.jp/i/31187/2/resize/d31187-2-324149-14.jpg ]
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)について
ホームページ:http://www.nict.go.jp
所在地:東京都小金井市貫井北町4-2-1
組織概要:ICT(情報通信技術)を専門とするわが国唯一の公的研究機関として研究開発を推進するとともに、産学官連携や事業振興等を総合的に行い、豊かで安心・安全な社会の実現に取り組む国立研究開発法人。
[画像7: https://prtimes.jp/i/31187/2/resize/d31187-2-244539-15.jpg ]
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