交流人口でも定住人口でもない「関係人口」を創出するモデル事業として三重県が実施度会県民大募集!日本に48番目の都道府県が誕生?明治時代まで実在した度会県が明治150年の今年復活します!
PR TIMES / 2018年8月17日 14時1分
[画像1: https://prtimes.jp/i/35322/2/resize/d35322-2-512431-1.jpg ]
三重県(知事:鈴木英敬)では、明治時代に県南部に実在した「度会県」(わたらいけん)をバーチャル上に復活させることで、県南部出身者などこの地域に多様に関わりのある方たちに県民登録をしていただく、「『度会県』復活による関係人口創出事業」を実施し、平成30年8月20日から度会県民を募集します。
南北に長い三重県の南部地域は、他の地域に比べて進学就職時に地域外に転出してしまう若者が多く、人口減少・高齢化による地域づくりの担い手不足の問題に直面していることから、「定住人口」でもなく、「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わりを持つ「関係人口」による地域課題の解決に着目し、総務省の「『関係人口創出事業』モデル事業」の委託を受けて実施するもので、度会県民に登録いただいた方と県南部地域の継続的なつながりをつくる機会を提供します。
【度会県バーチャル上に復活・県民大募集】
●県民募集・登録(平成30年8月20日募集開始)
https://wataraiken.com/ (平成30年8月20日 12時公開予定)
・県民登録ウェブサイトを公開し、県南部にゆかりのある人等に度会県民として登録いただきます。
・度会県民にはバーチャル県民証を発行し、定期的にメールマガジンを送付します。
●県民参加型プロジェクト
・三重県南部地域の地域課題をふまえ、「関係人口」に関わってもらいたいことや協力してもらいたいことをプロジェクトとしてホームページに提示します。
・今年度は4件程度を予定しており、第1弾は8月25日(土)・26日(日)に尾鷲市にて、廃校となった九鬼小学校の活用をテーマとしてフィールドワークを実施します。
●度会県民の集い
・「関係人口」同士及び「関係人口」と地域住民との交流を図ることを目的に、都市部において交流イベントを実施します。
・今年度は2回の開催を予定しており、第1回は10月13日(土)に東京日本橋の三重県アンテナショップ「三重テラス」において開催します。
●度会県民フェイスブックページ
・https://www.facebook.com/wataraiken
[画像2: https://prtimes.jp/i/35322/2/resize/d35322-2-261940-0.jpg ]
【参考】
●度会県とは
度会県は、明治維新後の第2次廃藩置県で明治4年11月に誕生した県です。
現在の津市の一部から伊勢、尾鷲、熊野各市などを含む、現在の三重県南部に位置していました。
県都は宇治山田村(現在の伊勢市)に置かれ、明治9年4月の第二次府県統合により三重県北部の安濃津県(あのつけん)と合併し、三重県となりました。
●関係人口とは
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の 人々と多様に関わる者であり、人口減少・高齢化により地域づくりの担い手不足という課題に直面している地方圏では、地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待できます。
交流以上、定住未満と捉えられている関係人口から相当数の移住者が各地に生まれており、関係人口を増やすことで、地域づくりの担い手不足の課題解決だけでなく、将来的には定住人口の増加も期待されています。
・関係人口ポータルサイト:http://www.soumu.go.jp/kankeijinkou/index.html
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