島根の県立高校とスイスの家具メーカーが協業した“新職員室”「センセイオフィス」が2019年4月に誕生
PR TIMES / 2018年12月17日 11時40分
~先生の働き方改革を、職員室の刷新から~
島根県立津和野高等学校(島根県鹿足郡、校長:熊谷修山、以下津和野高校)は、先生の働く環境を改善し仕事の能率を上げることで、生徒と関わる時間や質の向上を目的に、スイスの家具メーカー・ヴィトラと協業し、職員室のレイアウトや家具を刷新する「センセイオフィス」プロジェクトを開始します。従来の閉鎖的な職員室から脱却し、2019年4月までに“新職員室”を完成させる予定です。
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同高校は、生徒数の減少による統廃合の危機から、2011年より島根県が推進する「高校魅力化事業」を採用し、積極的な学校改革を進めてきました。同事業の一環として配置された、全国でも珍しい「高校魅力化コーディネーター」の活躍により、2018年現在、島根県以外からの入学生が全体の約2割を占め、全校生徒数は5年前に比べて約1.2倍の192名(2018年4月時点)と増加しました。先生の働き方改革の声が高まる昨今、これまで生徒のみに向けられていたこの「高校魅力化」を、先生に目を向け、働く職場である職員室を改善することで、高校としての魅力をさらに高めようと考えました。
そこで、最新の働く環境と家具を提供するスイスの家具メーカー・ヴィトラに協力を求め、同プロジェクトを発足。「センセイオフィス」という名称は、“職員室”という名称そのものを変えることで、先生の意識と働き方を変えたいという思いを込めてつけられました。先生が快適で業務に集中でき、結果として生徒との関わりの時間や質が向上する環境を、ヴィトラがレイアウトや家具で提案します。
島根県立津和野高等学校は、「高校魅力化」を今後も発展させ、生徒、先生両者にとって、学びやすく働きやすい魅力ある高校を目指します。今回の「センセイオフィス」の取り組みを、先生の働く環境改善の一事例として全国に発信し、学校における働き方改革の推進に努めてまいります。
島根県立津和野高等学校について
■開かれた学校づくり、学校と地域を繋ぐ「高校魅力化コーディネーター」のいる高校
津和野高校は、創立110年、人口7,500人ほどの島根県津和野町にある唯一の高校です。津和野は哲学者・西周や文豪・森鴎外などの偉人を輩出した藩校「養老館」のあった文教の町です。近年は過疎化に伴い、入学者数は2002年(平成14年)から2011年(平成23年)までのわずか10年間で3分の1にまで減少。4学級から2学級にまで学級数が減少し、さらに商業科の廃止や、部活動の廃部などが続き、学校の活力が大きく失われました。統廃合の危機から学校改革に乗り出し、2011年より島根県が推進する「高校魅力化事業」を採用。2013年には「高校魅力化コーディネーター」を配置しました。学校と地域をつなぐコーディネーターの活躍により、 実際の地域課題を素材として解決を考える総合学習や、放課後に地域に出て活動する地域系部活動などを積極的に実践しています。
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【学校概要】
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名称:島根県立津和野高等学校
住所:島根県鹿足郡津和野町後田ハ12−3
TEL:0856-72-0106(代表)
学年数:3学年(1学年各3クラス)
教員数:26名
全校生徒数: 192名(2018年4月時点)
ホームページ:http://tsuwano.ed.jp/
Vitra(ヴィトラ)について
【会社説明】
1950年創業のスイスの家具メーカー。世界的なデザイナーの創造性と自社の開発力によって製品とコンセプトを生み出し、そのデザインの力を通してホーム、オフィス、公共スペースの空間の質の向上に貢献。またヴィトラキャンパスにおける建築やヴィトラデザインミュージアムでの展示、ワークショップ、出版物でも知られ、多様な側面を有しています。
【会社概要】
Vitra 株式会社は、2008 年12 月スイスヴィトラグループの日本市場における販売子会社として設立。2015 年8 月にはアルテックジャパン株式会社と合併。現在、東京都渋谷区にショールーム&オフィス、茨城県猿島郡に五霞プロダクションセンターを有し、日本市場向けにヴィトラ、アルテック製品の輸入、在庫、組立から、販売、アフターサービスを行っています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/40329/2/resize/d40329-2-995793-5.jpg ]
会社名:Vitra 株式会社
設立年:2008 年
所在地:Vitra ショールーム&オフィス 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4 クエストコート原宿101
資本金:1 億円
代表取締役:片居木 亮
ホームページ: www.vitra.com
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