富士通R&Dセンターがスマートコントラクト・セキュリティ・アライアンスに加入
PR TIMES / 2019年3月27日 12時40分
ブロックチェーンに不可欠なガイドラインとセキュリティを構築
プレスリリース
2019年3月27日
[画像: https://prtimes.jp/i/41298/2/resize/d41298-2-166935-1.jpg ]
ブロックチェーン及びスマートコントラクトを担保するサービスを展開しているQuantstamp Inc.(本社:アメリカ・サンフランシスコ州、最高経営責任者:リチャード・マ)は3月21日、ブロックチェーン業界におけるセキュリティ標準およびガイドライン設定を推進するスマート・コントラクト・セキュリティ・アライアンスに富士通R&Dセンターが加入したことを発表しました。
スマートコントラクト・セキュリティ・アライアンス(以下SCSA)は、QuantstampとModular Inc.が、スマートコントラクトやブロックチェーンアプリケーションの標準を設定することを目的として開設した組織で、ブロックチェーン業界の主要企業とともに、技術向上や最新技術の採用促進も目指しています。既にQuantstamp、LayerX、NRIセキュア、Blockgeeks、Modular Inc、シンガポール国立大学コンピューティング学部 CRYSTAL(Cryptocurrency Strategy、Techniques and Algorithms)センターが加盟しており、ブロックチェーンコミュニティにガイダンスを提供するとともに、スマートコントラクトセキュリティにおける知見を共有しています。
この度SCSAに加入した富士通R&Dセンターは中国を拠点とする富士通のグループ企業であり、同国における最初の独立研究開発機関です。1935年に創業した富士通は高度なITサービスを提供し、ハイパーレジャー開発においても一線を画しています。
また親会社である富士通はハイパーレジャーにおいて業界をリードしており、2017年7月にはブロックチェーンとアプリケーション間の通信を向上させ、ハイパーレジャー業務処理を270%高速化しています。また、最短5日間でMVP(実用最小限の製品)の開発を可能とする「ブロックチェーン製品化フレームワーク」を開発したほか、2018年6月には顧客に対するマーケティングを活性化する「ブロックチェーンアセットサービス」を開始しています。2018年3月には、イーサリアムスマートコントラクトにおける脆弱性を発見するソフトウェアの開発にも成功しています。
リチャード・マ SCSA 創立者兼Quantstamp 最高経営責任者は次のように述べています。
「富士通はハイパーレジャーの発展に大きく貢献しており、数々の実績を重ねてきたIT企業です。同社のハイパーレジャーへの取り組みを含め、提携における専門知識の集積の観点から、富士通R&Dセンターの加入は大変喜ばしいことです。」
富士通グローバルマーケティング本部 藤健太郎統括部長は次のように述べています。
「急成長を続けるブロックチェーン業界において、プロフェッショナリズムや安全性を確立するスマート・コントラクト・セキュリティ・アライアンスのような組織は不可欠です。当社はブロックチェーン業界の大いなる可能性の実現を目指し、アライアンスに加入する企業との協業に期待しています。」
SCSA設立の背景
現在ブロックチェーンを取り巻く環境は、ブロックチェーンを利用することに関心があっても、セキュリティ標準が明確でないことを理由に躊躇しているエンタープライズ企業が多くある状況です。スマートコントラクトなどのブロックチェーンアプリケーションは、他のテクノロジーが解決できない問題を解決して、効率性も創出することから、様々な業界に大きな可能性をもたらします。ブロックチェーンが広く採用されるためには、各社が協業し、セキュリティに関する課題に取り組むことが非常に重要であるため、SCSAが設立されました。
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スマートコントラクト・セキュリティ・アライアンスについて
QuantstampとModular Inc.によって開設された、ブロックチェーン業界の主要企業とともにスマートコントラクトやブロックチェーンアプリケーションの標準の設定、技術向上や新技術採用を目的としたアライアンスです。SCSAではブロックチェーンセキュリティに関するお問い合わせのほか、スマートコントラクトの開発者、またはブロックチェーンを利用している企業・団体からのご意見もお待ちしております。
詳細はこちらから : smartcontractsecurityalliance.com
クォントスタンプ・ジャパン合同会社について
クォントスタンプはクォントスタンププロトコールや自動セキュリティツールを独自開発し、監査を行い、スマートコントラクトを担保するサービスを提供しています。クォントスタンププロトコールは公開閲覧可能なスキャンレポートの作成を通じて、スマートコントラクトのセキュリティやスマートコントラクトを作成するプロジェクトの信憑性を高めることを目的としています。
Quantstamp Japan GK概要
所在地 : 東京都渋谷区桜丘町12-10住友不動産渋谷インフォスアネックス1階
設立: 2018年12月
代表者 : 小田 啓
事業概要 : ブロックチェーンセキュリティ
ウェブサイト: https://info.quantstamp.com/jp
Medium : https://medium.com/quantstamp-apac, https://medium.com/@QuantstampInfo
Twitter : @quantstampjapan
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