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戦争の悲惨さや記憶を戦争体験のない世代へ継承『恋人への最後の手紙~穴澤利夫大尉と智恵子さんの記録~』2/15~20ギャラリーよみうりにて開催

PR TIMES / 2019年2月13日 16時40分

~特攻隊員が恋人にあてた最後のラブレター、当時の心情を綴った日記などをご紹介~

鹿児島県南九州市が運営する知覧特攻平和会館は、第2次世界大戦末期に陸軍特別攻撃隊員(以下、特攻隊)として戦死された若い青年たちの恋人や家族への思いに焦点をあてた企画展『恋人への最後の手紙~穴澤利夫大尉と智恵子さんの記録~』を、2019年2月15日(金)~2月20日(水)までギャラリーよみうり(読売大阪ビル地下1階)にて開催します。本展では、恋人や家族を思う特攻隊員のエピソードを彼らの手紙や遺品、日記などを基に紹介します。 これらの企画展は、特攻の史実と、二度とこのような悲劇を生む戦争を繰り返してはいけないとの思いを、より多くの方々に伝えることを目的に開催します。



■『恋人への最後の手紙~穴澤利夫大尉と智恵子さんの記録~』開催について
知覧特攻平和会館は、第2次世界大戦末期の沖縄戦の特攻作戦で戦死された方々の遺書や手紙を保存展示し、戦争の悲惨さ、命の尊厳、平和の尊さについて伝えています。これまで延べ1,900万人あまりの方々に来館いただきました。
近年、戦争体験を語れる世代が極めて減少。今後は戦争を知らない世代間で、残された資料などから当時の状況を継承していかなければならない時代へとシフトしています。それゆえ、当館をはじめとする各地の戦史資料館などの役割はますます重要になってきています。
そこで当館は、戦争を体験していないすべての世代、特に平和を享受する時代に生まれた若い世代の方々に積極的に戦争の事実を伝える取り組みとして、愛する婚約者がいたものの、結ばれることができなかった青年、家族を思いつつ、戦地に向かった青年の思いを伝える内容の企画展を開催します。本展により、特に若い世代の多くの方々に74年前の戦渦に翻弄された人々に思いを寄せていただき、戦争について、また平和について考える機会としていただければと期待しています。

[画像: https://prtimes.jp/i/41548/2/resize/d41548-2-752147-0.jpg ]

【開催概要】
企画展名称:『恋人への最後の手紙~穴澤利夫大尉と智恵子さんの記録~』

開催期間:2019年2月15日(金)~2月20日(水)
開催時間:午前10時~午後6時(17日は午後5時、20日は午後3時まで)
開催場所:ギャラリーよみうり(大阪府大阪市北区野崎町5-9)
目的:第2次世界大戦末期に行われた特攻の史実と、二度とこのような悲劇を生む戦争を繰り返してはいけないとの思いを、より多くの方々に伝えること
内容:恋人や家族を思いつつ戦地へ飛び立った 2人の特攻隊員のエピソードを中心に彼らの日記や証言などから紹介
入場料:無料

<企画展登場人物>
穴澤利夫さん(1922年2月13日生まれ)
昭和20年4月12日 沖縄周辺洋上で戦死
享年23歳
出身地 福島県喜多方市
穴澤大尉は、飛行服のスカーフの内側に恋人のマフラーを巻いて出撃しました。
学生時代に恋をし、たくさんの手紙のやり取りで愛を深め、結婚の約束をしましたが、二人の思いが結実することはありませんでした。

池田元威さん(1923年12月24日生まれ)
昭和20年5月6日 沖縄周辺洋上で戦死
享年21歳
出身地 大阪府大阪市
池田大尉は、13歳のとき父親を亡くし、14歳で陸軍幼年学校に入校すると、大阪の家族を想いながら、訓練などに励みました。そして、戦況が悪化する中、第56振武隊の隊長として沖縄に向けて出撃しました。

※知覧特攻平和会館について
薩摩半島の南に位置する鹿児島県南九州市知覧は、第2次世界大戦末期、最大規模の陸軍特攻基地が置かれ、知覧やその周辺の基地から1,036人もの若者たちが、沖縄へと特攻出撃し、たくさんの若い命が失われました。知覧では、「平和の尊さを語り継ぐ町」として昭和62年には知覧特攻平和会館を開設。そこで展示されている数々の遺書、遺品、遺影は、訪れる人々に“いのちの尊さ” “平和の大切さ”を切々と語りかけています。
http://www.chiran-tokkou.jp/

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