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1. German/Japanese Conference on Sunlight and Health  日光の健康への影響 ー乳幼児から老年までー 開催のご報告と御礼

PR TIMES / 2019年10月16日 19時5分

ドイツよりヨルグ・シュピッツ教授を招聘し、環境、医療、経済、建築と産業の各分野の専門を超えて日光によるヘルスケアの可能性を確認

日光と健康をテーマに、2019年10月4日金曜日、東京・西新宿のパークタワーホールにて、環境、医療、経済、建築と産業分野の専門家によるセミナーを開催いたしました。80名近い方にご参加いただき、盛況のうちに第1回独日共同開催カンファレンスを終了できました。ご支援いただきました皆様のおかげと、心より深く感謝いたします。



この度は「1.German/Japanese Conference on Sunlight and Health」に際しまして、多大なご支援を賜りまして、誠にありがとうございました。
今回のカンファレンスは、ドイツからヨルグ・シュピッツ教授をお招きし、環境、医療、経済、建築と産業の各分野の専門を超えて日光によるヘルスケアの可能性を確認する場となりました。
日本では太陽の日差しの中で外を歩く時、紫外線カットのアイテムで対策することが常識になっています。
このような生活習慣によって、シミ、そばかす、光老化などは避けることができるかもしれません。
しかし、日光を避け、日光浴をしない都市型の生活が原因で、様々な健康上の問題が起きているのです。
なぜでしょうか?
11名の専門家にご登壇いただき、最新の情報を教えていただきました。

カンファレンス 11:00~18:00 懇親会 18:15~20:00

第1部 環境分野における最新情報
第1部では、環境の分野の専門家に私たちに必要な日光の量に関し、最新の情報を発表していただきました。


中島英彰先生 国立環境研究所地球環境研究センター主席研究員 「紫外線によるビタミンD生成のメリットと人体への悪影響」

[画像1: https://prtimes.jp/i/50057/2/resize/d50057-2-966431-13.jpg ]





第2部 医療 / ヘルスケア分野における最新情報
近年子どものビタミンD欠乏症が増えています。日光浴をしなくなったことが原因で起こる健康上の問題は数えきれません。男性、女性、乳幼児、老年誰一人取り残すことなく、正しくヘルスケア対策を取っていくために何が必要でしょうか。第2部では日光の健康に対する影響に関し、医療分野の専門家の先生方に様々な問題をご説明いただきました。


津川尚子先生 大阪樟蔭女子大学教授、 健康栄養学部 健康栄養学科 公衆衛生学研究室「日本人のビタミンD栄養とライフスタイルとの関係」
坂本優子先生 順天堂大学医学部附属 練馬病院 整形外科スポーツ診療科 准教授「こどもの骨のかたちとビタミンD」
本田由佳先生 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任講師、慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員 (健康情報コンソーシアム) 「TeamBONE!ビタミンD欠乏ゼロへの挑戦~世界の親子に届けよう!チームボーン・ソング~」
医療/ヘルスケア分野における最新情報グループディスカッション 津川尚子先生・坂本優子先生・本田由佳先生「日本人のビタミンD栄養低下の原因とその改善:ライフステージに応じた問題点」
[画像2: https://prtimes.jp/i/50057/2/resize/d50057-2-189165-14.jpg ]






浦島充佳先生 東京慈恵会医科大学教授、分子疫学研究部 部長、小児科専門医「ビタミンD:癌患者さんに対する治療薬としての可能性」
宮沢隆仁先生 新井病院 脳神経外科医師「認知症:薬物治療から、日光とビタミンDを用いた徹底的予防へのパラダイムシフト」
[画像3: https://prtimes.jp/i/50057/2/resize/d50057-2-546498-15.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/50057/2/resize/d50057-2-868103-16.jpg ]




第3部 ドイツのヘルスケア最新情報、コストの問題と経済的効果に関して
日本よりも日照条件の悪いドイツ、オーストリア、スイスでは、人口の少なくとも80 パーセントの人々がビタミンD 欠乏症に悩まされている、との報告もあります。ビタミンD が欠乏すると、細胞代謝が阻害されます。そのため、あらゆる慢性疾患の発症と進行、生活習慣病などにビタミンD が関与している、と指摘されています。
また、病気が原因で引き起こされる医療費の増大をどのように抑えていくのか、会社が負担する医療費をどのように少なくしていくのか、世界共通の解決すべき大きな課題です。第3部では、ドイツのヘルスケアの専門家とエコノミストに私たちが抱える問題と解決の糸口をご説明していただきました。



ヨルグ・シュピッツ先生 人間医学アカデミー(AMM)、健康情報と予防のためのドイツ財団代表責任者   「Sunlight and vitamin D –the top of the iceberg of lost natural resources due to modern civilisation」日光とビタミンD - 現代文明によって失われた多くの天然資源、その氷山の一端(同時通訳)
イェスパー・コール先生 ウィズダムツリー・ジャパンの最高経営責任者(CEO) 「Vitamin D - 日本の労働者のために 日本が目指すべき成長戦略」



[画像5: https://prtimes.jp/i/50057/2/resize/d50057-2-655953-19.jpg ]

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第4部 建築/産業分野における最新情報
日光は心身の健康と日常のパフォーマンスの質に大きな影響を与えています。
目に見える光の可視光線、波長が短い紫外線、波長が長い赤外線、それぞれに悪い部分もあれば、
有効活用できる部分もあります。紫外線などの光を研究してこられた専門家に太陽光の特徴をまず詳しくご説明いただきました。
私たちの生活・住空間では日光に代わる照明の開発が着々と進んでいます。日常の活動のパフォーマンスをあげるために、またはヘルスケアのために、いったいどのような開発とデザインがなされているか、生理人類学/環境適応の専門家と、照明デザインの専門家に最新の情報をご説明していただきました。


佐々木政子先生 東海大学名誉教授、日本化学会フェロー、日本皮膚科学会倫理委員会委員 「太陽紫外線の諸特性と1990年代以降の太陽UV-Bの増加トレンド」
安河内朗先生 九州大学名誉教授(一部ラフォーレエンジニアリング株式会社共同研究)「光の非視覚的影響と健康」
小西美穂先生 IALD JAPAN (一般社団法人 日本国際照明デザイナーズ協会)理事、一般社団法人 照明学会 学会誌編集委員会委員、ALG(建築照明計画株式会社)ディレクター、照明デザイナー 「照明デザインと健康」



[画像8: https://prtimes.jp/i/50057/2/resize/d50057-2-951814-22.jpg ]

[画像9: https://prtimes.jp/i/50057/2/resize/d50057-2-992559-23.jpg ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/50057/2/resize/d50057-2-736953-17.jpg ]

11名の先生にご登壇いただき、また80名近い方にご参加いただきました。今後も、より充実した内容の活動をドイツと日本の協力で行います。引き続き皆様方のご指導ご支援のほどを心よりお願い申し上げます。

[画像11: https://prtimes.jp/i/50057/2/resize/d50057-2-142104-18.jpg ]


また、当日のビデオや講演後の報告書など、下記のホームページにて順次公開していく所存です。
https://www.sun-and-health.jp/
来年の開催日程が決定いたしましたら改めてご報告いたします。


「Sunlight and Health」カンファレンス実行委員会
■イベント概要
タイトル :「1. German/Japanese Conference on Sunlight and Health 日光の健康への影響 ー乳幼児から老年までー」
開催日時 :2019年10月4日(金) 11:00~18:00
会場  :新宿パークタワー 3Fパークタワーホール(東京都新宿区西新宿3-7-1)

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