総務省・NICT主催「多言語音声翻訳アイデアコンテスト」(第2回)優秀賞決定!
PR TIMES / 2019年12月19日 10時45分
言語の身近な課題を解決するアプリなど、8組の優秀賞が決定。来年3月14日には、試作品(PoC)コンテスト審査会及び表彰式を開催
総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、12月14日(土)TEPIAホールにて、多言語音声翻訳技術の更なる普及や多種多様な翻訳サービスの出現を加速するため、世界の「言葉の壁」をなくす新しいアイデアを募集する「多言語音声翻訳アイデアコンテスト」(第2回)審査会及び表彰式を開催いたしました。
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本コンテストでは、多言語音声翻訳技術の新たな活用法や面白い使い方などのアイデアを一般公募し、当日は応募総数228件の中から書類審査で選ばれた通過者21組によるプレゼンテーションが実施され、ゲスト審査員にエッセイストとしてテレビで活躍する犬山紙子さんらをお迎えし、8組の優秀賞を決定いたしました。
多言語音声翻訳技術をLIVE配信アプリに活用するものや、語学学習のきめ細かいサポートに活用するものなど斬新なアイデアの数々が受賞しました。提案者も、高校生から社会人まで多岐にわたり、表彰式では、審査員の方々から「どのアイデアも素晴らしく受賞作品を決めるのに大変悩みました。今後このアイデアが世の中にサービスとして実現することを楽しみにしています」とのコメントがありました。
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また、来年の3月14日(土)には、「多言語音声翻訳 試作品(PoC)コンテスト」審査会及び表彰式の開催を予定しています。多言語音声翻訳を活用した「言葉の壁」をなくすための製品・サービスの試作品のデモンストレーションを現在公募しており、その中から1次審査を通過した作品を対象に、審査会を実施します。優秀作品には総務大臣賞等を授与いたします。1次審査応募の締め切りは、2月6日(木)です。2月中旬には審査会参加作品が発表される予定です。
なお、今回の「多言語音声翻訳アイデアコンテスト」で優秀賞を受賞した8組は、無審査で「多言語音声翻訳 試作品(PoC)コンテスト」の審査会に参加することが可能です。さらに、コンテスト参加に際し、技術やものづくりの観点からアイデアの実現をサポートするマッチング機会と「試作準備支度金」が提供されます(最大30万円まで)。
「多言語音声翻訳アイデアコンテスト」(第2回) 優秀賞 一覧
《提案者・グループ名 /アイデア名》
・加藤 優弥/多言語音声翻訳アプリを搭載したゲームソフトの開発
・「災害情報の一斉送信を考える」/災害情報を音声で伝達 多言語対応型防災無線アプリ「かんたん防災無線」
・White Yellows/グローバル交流の基礎を築く「文化」と「経験」の翻訳を目指したインタラクションモデルの策定
・キャンパスラボAチーム/日本料理を母国の味に翻訳 味覚スキャン
・キャンパスラボCチーム/ライブ配信をスグに翻訳!NOW 訳 LIVE
・吉田 菜那/スマホアプリ“Slanger”海外でもLet's use 若者言葉!
・鶴田葵、山本峰丸、塚本健人/言語データ蓄積・学習型の母子健康手帳アプリ「Mama Supporter」
・Shaberoo/英語が身につくAIメンター付きボイス日記
「多言語音声翻訳 試作品(PoC)コンテスト」(第2回) 概要
■ コンテスト対象作品
多言語音声翻訳を活用した「言葉の壁」をなくす製品・サービスの試作品(PoC)を募集いたします。NICTの多言語音声翻訳技術を活用したハードウェア又はソフトウェアで、コンテスト当日にデモンストレーションが可能なものとします。スマートフォンアプリ等も対象とします。(応募作品は、本コンテストのために開放しているサンドボックスサーバーを利用したものに限ります。このサーバーでは、NICTが開発した多言語音声翻訳機能をAPIにより利用できます。)募集内容や応募方法など詳しくは専用Webサイトをご覧ください。
※専用Webサイト: https://tagen.go.jp/
■ 作品評価ポイント
1.「言葉の壁をなくす社会」実現への貢献度
2.「アイデアの新規性」
3.「近い将来での技術的及び商業的な実現性」
■ 各賞・副賞
総務大臣賞、協賛企業賞等を予定しております。
■ スケジュール
2020年2月6日 (木): 応募受付終了
2月中旬: 一次審査結果通知、公式Webサイトにて 試作品(PoC)コンテスト審査会参加作品発表
3月上旬: 試作品(PoC)コンテスト審査会 プレゼンテーション資料及び動作デモ動画提出締切
3月14日(土):試作品(PoC)コンテスト審査会及び表彰式
【多言語音声翻訳コンテストとは】
総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構は、世界の「言葉の壁」をなくし、グローバルで自由な交流を実現するため、「グローバルコミュニケーション計画」を推進し、多言語音声翻訳技術の開発・普及に取り組んでいます。その一環として、多言語音声翻訳技術の更なる普及や多種多様な翻訳サービスの出現を加速するため、「言葉の壁」をなくす新しいアイデアと試作品をそれぞれ募集し、優秀作品には総務大臣賞等を授与する「多言語音声翻訳コンテスト」を昨年度から開催しています。
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