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睡眠業界横断の「睡眠サービスコンソーシアム(TM)」を設立

PR TIMES / 2020年2月3日 17時25分

ユーザーによる適切なサービス選択を可能にするガイドライン作成や啓発活動を予定~企業・組織の参加募集を開始~



  この度、睡眠業界横断の業界団体「睡眠サービスコンソーシアム™(Sleep Services Consortium™)」を設立いたしましたので、ここにお知らせいたします。
 本コンソーシアムは、昭和西川株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長:西川 惠)、損害保険ジャパン日本興亜株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:西澤 敬二)、大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:上原 茂)、株式会社ニューロスペース(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:小林 孝徳)及び一般社団法人社会的健康戦略研究所(所在:東京都江東区、代表理事:浅野 健一郎)の5団体の主導により設立されました。今後、睡眠関連の産業界では初めてとなる業界横断の取り組みとして、寝具・食品・テクノロジー等を提供する企業が集まり、多岐に渡る睡眠サービスからユーザーが適切なサービスを選択できるよう、情報提供のあり方の検討やサービスガイドラインの策定、いまだ認知が十分ではない睡眠に関する啓発活動等を行ってまいります。
 この度の設立を契機に、本コンソーシアムの趣旨・理念にご賛同いただける睡眠関連事業を展開する組織等の参加募集を開始いたします。また、設立を記念し、賛同企業間でのキックオフイベントを2020年3月11日に開催を予定しております。
[画像1: https://prtimes.jp/i/53681/2/resize/d53681-2-952049-0.png ]


■睡眠サービスコンソーシアムの概要

▼設立趣旨(理念)
 広く「睡眠サービス」を対象として、生活者が安心・安全に適切なサービスを享受できる社会の実現のため、以下の理念を掲げ、睡眠サービスコンソーシアムを設立します。

睡眠サービスを利用する個人・企業が、信頼できる基準をもとに、目的に応じて適切にサービスを選択・利用できる環境づくりを追求する。
睡眠サービスを提供する事業者が、サービスの品質を自律的に高める意識を持ち、一定の基準のもとに自社のサービス等を評価し、それを公開する土壌を形成することで、睡眠サービスに対して生活者の信頼を獲得できる仕組み作りを行う。
これらの活動を通じ、事業の持続可能な環境を創造し、ヘルスケア産業領域における新たな市場・産業モデルを確立する。


▼主な事業内容


睡眠及び睡眠サービスに関わる調査研究及び情報発信・提供
睡眠及び睡眠サービスに関わるガイドライン等の作成及び情報発信・提供
睡眠及び睡眠サービスの品質向上並びに性能評価についての調査、研究、開発及び支援


▼設立参画者


昭和西川株式会社(寝装・寝具事業)
損害保険ジャパン日本興亜株式会社(保険事業)
大正製薬株式会社(ヘルスケア・医薬品事業)
株式会社ニューロスペース(SleepTech事業)
一般社団法人社会的健康戦略研究所(健康経営推進における事業者・ユーザー企業の業界団体)
(顧問)秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座・教授 三島和夫


▼コンソーシアムWEBサイト
https://www.sleepconsortium.jp/

■設立参画者からのコメント

▼昭和西川株式会社 代表取締役副社長 西川 ユカコ 氏
 昨今、睡眠への関心の高まりとともに「睡眠」は1兆円を超える市場に育ってきております。睡眠が注目されるのは喜ばしいことですが、一方で、成熟した市場へ向かう過渡期ゆえ、「正しい睡眠知識の普及」及び「それは本当に睡眠を改善するのか、健康に良いのか」など、お客様が良い商品、サービスを見極めるための判断基準を作ることが急務です。そこでこの度各業界の方々と、連携をとりガイドラインを作らせて頂く運びとなりました。ぜひご活用頂き、皆様の快眠及び健康づくりの一助になれたら幸いです。

▼損害保険ジャパン日本興亜株式会社 ビジネスクリエーション部長 小坂 佳世子 氏
 当社は安心・安全・健康の領域で、社会的課題の解決につながる事業にチャレンジしております。睡眠は、健康増進、企業の生産性、 自動車運転事故など、人々の活動に様々な面で影響を与えており、今後睡眠サービスの重要性がより一層高まると考えております。
 本コンソーシアムを通して、企業や個人の方が安心・安全に適切な睡眠サービスを享受できるよう貢献してまいります。

▼株式会社ニューロスペース 代表取締役社長 小林 孝徳 氏
 日本だけでも3000万人以上が睡眠に悩みや不安を抱えていると言われる今日、これまで様々な睡眠サービスが生活者に提供されてきました。睡眠に悩む人々の話を聞いていると、自分の睡眠は今の状態で大丈夫なのか知りたい、最適な睡眠時間は何時間なのか?どの睡眠サービスを使えば本当に良くなるのか?枕・布団を変えるべきか?など多くの質問をもらいます。睡眠ビジネスが寝具やテクノロジーなど多種多様に発展する一方で、生活者が十分なリテラシーを基に適切なサービス選択がしづらい状態にあります。
 本コンソーシアムでは、適切な情報発信やサービスの選択基準の策定を行いユーザーとの対話を行うことで、そのギャップを補い、ユーザーが正しい認識および安心と信頼を基に適切に各睡眠サービスを選択し、期待する効果を実感できる世界を創出して参ります。無意識状態の睡眠という人間の活動に、多くの人々に価値を見出して頂き、一人ひとりの健康と幸せそして社会全体の発展に貢献していくことを期待しております。

▼一般社団法人社会的健康戦略研究所 代表理事 浅野 健一郎 氏
 近年、睡眠に対する課題認識や改善ニーズは、個人に留まらず、多くの企業が取り組む健康経営の重要施策の一つになりつつあり、今後、多くの睡眠サービスが創出されることが期待されています。一方、日本では、生活者の睡眠に対するリテラシーは未だ発展途上です。そのような状況の中、企業を含むユーザーが正しい知識と認識を持ち、その正しい認識のもとサービスを使用できるように睡眠サービス事業者が適切な情報提供やコミュニケーションを行うことが求められています。
 本コンソーシアムは、睡眠サービス事業者の業界団体でありつつ、そのメンバーにアカデミアやユーザー(消費者)が参画していることが、これまでにない大きな特徴であり、業界団体のこれからのあり方を進取の精神でチャレンジする団体でもあります。本コンソーシアムでの取り組みが、睡眠サービス市場の活性化によるユーザーの課題解決のみならず、他の業界へ大きな示唆を与えるリーダー的業界団体に成長していくことを期待しています。

▼秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座・教授 三島和夫 氏(日本睡眠学会理事、日本時間生物学会理事) 日本人の20%以上が不眠、睡眠不足、シフトワークによる眠気や睡眠の質の低下など様々な睡眠問題に悩んでいると試算されています。睡眠問題は生活習慣病リスクやメンタルヘルス問題、プレゼンティーイズムによる生産性の低下など生活機能に密接に関わる看過できない公衆衛生上の課題となっており、その影響は疾病の一次予防、働き方改革や健康経営、医療など幅広い領域に波及しています。そのため人々の関心も高く、寝具や照明、温湿度管理など睡眠環境の調整に関わるデバイス類、サプリメントなどの機能性食品類、睡眠のホームモニタリング技術とそれを活用した睡眠スキルのコーチングシステムなど、快眠効果を謳った商品が数多く発売され、人気を博しています。睡眠サービスコンソーシアムの設立によって、今後も、科学的エビデンスに裏打ちされ、効果が実証された、利用者が安全・安心に利用できる有用性の高い商品の開発が加速されることを期待します。そのことによって睡眠サービスの領域がさらに活性化し、日本人の活力ある健康生活に資することを願います。

■応援企業(設立時点)

▼睡眠サービス事業者(コンソーシアムの趣旨に賛同し、参加をご検討中の企業)

[画像2: https://prtimes.jp/i/53681/2/resize/d53681-2-914776-1.png ]


以下、設立に際して寄せていただきましたコメントを一部ご紹介いたします。

・NECソリューションイノベータ株式会社
 近年、睡眠に対する世の中の関心が高まっており、様々なサービスが立ち上がっています。その中には数々の素晴らしいサービスがある一方で、一部ではエビデンスに基づいた効果が不明なものがあることも事実です。
 本コンソーシアムでの活動を通じて、利用される方にとって真に価値があることを示すエビデンスがあり、安心してご利用いただける安全面への配慮がある良質なサービスをお届けするサポートが出来れば大変嬉しく思います。

・株式会社MTG
 BEAUTYとWELLNESSの領域で多くのブランドを開発する当社は、美容を追求する上でも、健康を保つ上でも欠かせない「睡眠」をテーマにブランドをスリープテック市場で展開しております。世界中で多くの方が「睡眠」に悩みを抱える中、市場の整備は進んでおらず、まだまだ多くの課題がございます。本団体での活動を通じて、1人でも多くの方が安心で適切なサービスを受けられる社会の実現に貢献して参ります。

・Connected Design 株式会社
 睡眠は健康と密接な関係にあるだけでなく、日中活動の生産性や、心の健康とも深い関係にあり、我々の生活の重要な要素であるにも関わらず、まだ十分にその最適化がなされていない分野であると考えています。
 東急グループにて暮らしのIoTサービスの開発を担う当社は、本コンソーシアムの活動を通して、睡眠をよりよいものにする新しいサービスが多く生まれ、より豊かな人の暮らしの創造に貢献できることを期待しております

・帝人株式会社
 昨今の健康経営や働き方改革の施策によって、企業において従業員の睡眠による休養に高い関心が集まっております。
 その流れに沿って、従業員の健康増進を目的とした法人向けの睡眠支援サービスの活用やサービス提供者も増えてくると考えます。本コンソーシアムにてサービスの品質や安全性の向上に取り組み、安心してご利用いただけるための活動を進めてまいります。

▼睡眠サービスユーザー企業(コンソーシアムにユーザー視点で賛同・応援いただいている企業)

・三菱地所株式会社 人事部長 相川 雅人様

[画像3: https://prtimes.jp/i/53681/2/resize/d53681-2-319771-2.jpg ]

 この度は、睡眠サービスに関するコンソーシアムの設立おめでとうございます。
 "睡眠"はこの数年で非常に注目されるキーワードになり、弊社におきましても、2年前に本社を移転した際、オフィス内に仮眠室を設け、社員の健康及び生産性の向上に期待しているところであります。
 今後より一層、睡眠という分野が重視され、仕事との関連性やオフィスのあり方にも影響を及ぼすものと考えております。
 引き続き、貴コンソーシアムには大きな期待を寄せさせていただくとともに、貴コンソーシアム及び関係企業様の益々のご発展を祈念致します。

・ヤフー株式会社 グッドコンディション推進室長 市川 久浩様

[画像4: https://prtimes.jp/i/53681/2/resize/d53681-2-662236-3.png ]

 ヤフー株式会社では、働く社員やそのご家族の心身の健康こそが最も重要な基盤で第一条件だと考えています。そして、社員とご家族が10年、20年先も幸せな生活を過ごし、心身ともにグッドコンディションで、公私ともにベストパフォーマンスを発揮するためには、個々人にとって適切な、食事/栄養摂取、運動/身体活動、睡眠/休息を通じ、コンディションを整えることが不可欠だと考えています。
 このコンソーシアムの活動が、現在、個々人が適切な「睡眠」と「休息」を取得することを妨げている多くの課題が解決されていくことを期待しています。

■コンソーシアム会員募集について
 本コンソーシアムの趣旨にご賛同いただき、業界や立場の垣根を越えて、睡眠サービスの健全な発展やユーザーへの適切なサービス提供の基礎作りにご参加いただける組織(団体会員)・個人(個人会員)を募集いたします。
 詳細のご確認、お申し込みは、以下のページよりお願いいたします。
 https://www.sleepconsortium.jp/organization

■キックオフイベントについて
 本コンソーシアムの詳細な活動内容について、ご賛同いただける又は参加をご検討されている組織・個人にご説明するとともに、設立参画者によるパネルディスカッションを行うキックオフイベントを以下の要領で開催予定です。
 詳細のご確認、お申し込みは、以下のページよりお願いいたします。
 https://sleepconso0311.peatix.com/

<イベント概要>
・ 日程:3月11日(水)13時~15時30分
・ 場所:新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、開催形式等について別途調整予定です。(2月19日更新)
・ アジェンダ(予定)
 1.開会の挨拶・コンソーシアム立ち上げについて
 2.ゲストスピーチ(経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 企画官 川口 俊徳様)
 3.設立参画者スピーチ(秋田大学大学院医学系研究科 三島和夫教授)
 4.パネルディスカッション1.(睡眠サービス/産業現場の視点で)
 5.パネルディスカッション2.(睡眠サービス/生活者の視点で)
 6.コンソーシアムの詳細・今後の活動案内
 7.名刺交換会

【本件に関するお問い合わせ先】
睡眠サービスコンソーシアム 事務局
担当:北畠・横山(株式会社ニューロスペース)E-mail: info@sleepconsortium.jp

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