”AI/IoT/ICTで畜産をアップデート”するコーンテックが1万頭の豚を飼育する協同ファーム(宮崎)と実証実験を開始!
PR TIMES / 2020年7月21日 13時40分
宮崎県で養豚の最適育成モデル構築の実証実験開始を開始
家畜の餌にかかる割合は経営コストの60%以上を占めるほど大きく、経営状況の悪化を招き、後継者不足といった深刻な事態にまで発展しています。その問題を解決するため、家畜にかかる餌の”コスト”を最大限削減し、自家配合プラントによって畜産の儲かる仕組みを創る「コーンテック」を運営する株式会社コーンテック(本社:熊本市 代表取締役:吉角 裕一朗以下 コーンテックという)は、有限会社協同ファーム(宮崎県児湯郡、代表取締役:日高 義暢、以下 協同ファームという)と共に、養豚分野における人手不足の解消及び養豚農家の利益改善を目指すアグリテック化を目的とし、協同ファームの豚舎にてIoT機器を活用し、飼育中の豚の「体重」「体温」「外気温」「音声」などをデータとして収集、それをAIで解析していくことで、養豚の最適育成モデルを構築していくことを目指す実証実験の取り組みを開始致しました。これからも、養豚経営の課題を解決する社会的企業として、地域の活性化に貢献し、持続可能な畜産農業とまちづくりに寄与します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/58347/2/resize/d58347-2-604415-0.png ]
「自家配合プラントの構築」と「飼料マネジメント」を通して餌のコストダウンを実現
弊社は、「自家配合プラントの構築」と「飼料マネジメント」を畜産農家ごとにコンサルティングし、畜産における”手間”と”コスト”の削減を行っています。
我々がこうした事業に取り組むのは、家畜の餌にかかる割合が経営コストの60%以上を占めるほど大きく、畜産の儲からない体質の要因となっているからです。餌のコスト高から経営状況の悪化を招き、後継者不足といった深刻な事態にまで発展しているのです。
そこで、「自家配合プラントの構築」と「飼料マネジメント」を通して餌のコストダウンを実現していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/58347/2/resize/d58347-2-692982-1.png ]
既に全国100か所以上(弊社の前身「株式会社吉角」から譲渡を受けたもの)の畜産事業者がこの仕組みを導入20~30%以上のコストを削減し、経営改善を実現しています。
この度、コーンテックの自家配合飼料プラントを導入頂いている宮崎県中部川南町で1万頭の豚を飼育する協同ファームと共にIoT機器を活用し、飼育中の豚の「体重」「体温」「外気温」「音声」などをデータとして収集、それをAIで解析していくことで、養豚の最適育成モデルを構築していくことを目指す実証実験の取り組みを開始致しました。
【実証実験概要】
「養豚の最適育成モデルの構築を目的とした実証実験」
本プロジェクトでは、家畜の餌にかかる割合が経営コストの60%以上を占めるほど大きく、畜産の儲からない体質、経営状況の悪化が招く後継者不足といった深刻な問題を「自家配合プラントの構築」と「飼料マネジメント」を通して餌のコストダウンを実現し、20~30%以上のコストを削減、経営改善を実現しています。更にAI/IoT/ICTを活用した養豚の最適育成モデルを構築し、養豚農家に肉質が良くなる、且つ餌のコストダウンにより儲かる養豚経営を実現させ、これまでのきつい・儲からない養豚農業から、楽しい・儲かる養豚農業へ変え、地域の産業振興と次世代の育成に貢献します。
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<AI/IoT/ICT活用の実践によって目指す成果>
畜産や農業というのは経験や勘に基づく、一番と言ってもいいぐらいの再現性の低い業界に位置しており、一つのマニュアルで解決出来る問題ではありません。また、大きな農場だと一つの市や町ぐらいの家畜数がいるのを、家畜の体調や餌の配合、病気の早期発見など、人間が到底把握出来るものではありません。
それらを、経験と称して人間がやっていたものを、カメラや気温、湿度、気象予測、餌の状況など全てをモニタリングし、AIで最適化することで畜産農家に利益体質をもたらし、今まで儲からないと言われていた畜産業を、“畜産が儲かる”といった業界構造に変えていけると考えております。またフードロスにも着目し、エサにどれだけエコフィード を混ぜられるかなどの社会課題にも取り組み、循環の仕組みに貢献していきます。
<養豚の最適育成モデルの構築を目指す具体的な実証実験内容>
〈画像認識〉
・体重推定
豚舎上部に設置したカメラの画像から豚の長さや幅を計算し、体重の推定を行う
豚同士がくっついていたり、寝ていたりしても体重の推定が行えることを目指す
・個体識別
豚の顔写真から豚の個体認識を行い、体重など他のデータと紐付けることで個体ごとのデータ管理を行う
・放熱分析
サーモグラフィにより豚の背中の放熱を測定し分析することで、豚の成長や健康状態に問題がないかを検知
〈音声認識〉
・異常検知
豚の鳴き声など豚舎内の音を常時録音し分析することで、豚の健康状態や豚舎で何らかの異常が起きていないかの検知
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<今後の展開:AI/IoT/ICTをフル活用したデータ取得→養豚の最適育成モデル構築>
コーンテックは、協同ファームと連携しAI/IoT/ICTをフル活用することで、飼育中の豚の「体重」「体温」「外気温」「音声」などをデータとして収集これまで経験や勘に基づいていた良質な肉になる豚の特徴や病気発生の予測など、人に頼る現状を変え、人手不足という問題を解決し、良質な豚を飼育する為の省力化・効率化、病気の早期発見を実現し、協同ファームと共に持続可能な養豚を目指します。
<企業概要>
【株式会社コーンテックの会社概要】
・法人名:株式会社コーンテック
・所在地:熊本県熊本市小山3-1-6
・代 表:吉角 裕一朗
・事 業:養豚プラントの設計・施工・コンサルティング
・ウェブサイト:https://corntec.jp
【有限会社協同ファームの会社概要】
・法人名:有限会社協同ファーム
・所在地:宮崎県児湯郡川南町平田3403
・代 表:日高 義暢
・事 業:宮崎県中部の川南町で1万頭の豚を飼育する養豚場
・ウェブサイト:https://www.marumiton.com/company/
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