株式会社再生医療 iPS Gateway Centerと慶應義塾大学医学部による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発を開始
PR TIMES / 2020年7月20日 11時40分
株式会社再生医療 iPS Gateway Center(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:西野高秀)と慶應義塾大学医学部(生理学教室:岡野栄之教授)は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発を目的とした共同研究契約を締結しましたのでお知らせいたします。
【本共同研究の概要】
当社の遺伝子発現ベクターに、新型コロナウイルスの遺伝子を組み込み、新型コロナウイルスに対するワクチンを慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授らの研究グループと共同開発することに合意いたしました。
ヒトに対して病原性を示さずに高効率な遺伝子発現が可能な遺伝子発現ベクターを用いることで、安全かつ効果的なワクチンの開発を目指します。新型コロナウイルスの制圧へ向けた最前線に立つ慶應義塾大学が保有する、ウイルスへの知見や試料、実験動物などの研究資材を活用し、可能な限り速やかにワクチン開発を進めていきます。
<遺伝子発現ベクターについて>
遺伝子発現ベクターは搭載する遺伝子を変更することで他の様々な病原体に対するワクチンのデザインが可能なプラットフォームとなるため、ワクチン開発にかかる期間やコストの削減ができます。
【慶應義塾大学医学部生理学教室について】
慶應義塾大学医学部生理学教室は、再生医療研究や幹細胞生物学の研究を専門とする研究室です。多くのウイルスベクターによる遺伝子導入や実験動物を用いた基礎研究ならびに、新しい治療法開発に関わる研究に習熟しています。これらの技術を用いて、株式会社再生医療 iPS Gateway Centerによるワクチン開発を目指します。
【株式会社再生医療 iPS Gateway Centerについて】
株式会社再生医療 iPS Gateway Centerは、遺伝子ベクター技術や再生医療技術を開発するバイオベンチャー企業です。安全かつ高効率に細胞へ遺伝子を届けることが可能な次世代型の遺伝子発現ベクター技術を活用し、アンメットメディカルニーズに応える新しい治療法の社会実装を目指します。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社再生医療 iPS Gateway Center
https://www.rmic.co.jp/
担当:白川 TEL:03‐6427‐3750
E-mail:info@rmic.co.jp
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