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新たな伝統を表現した山中漆器の「うつろいカップ」が「2020年ドバイ国際博覧会」日本館VIP記念品に選定

PR TIMES / 2021年9月7日 12時15分

2021年10月1日~2022年3月31日にアラブ首長国連邦のドバイで行われる「2020年ドバイ国際博覧会」のVIP記念品に有限会社浅田漆器工芸が手掛けるうつろいカップが選定されました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/61867/2/resize/d61867-2-1943cc40feb52ca7e37b-0.jpg ]



この度「OMOTENASHI Selection」の受賞認定商品の中から選定された2020年ドバイ国際博覧会(以下ドバイ万博)日本館のVIP記念品に、有限会社浅田漆器工芸(本社:石川県加賀市、代表取締役社長:浅田孝、以下 当社)が製造している「うつろいカップ」が採用されました。
これは、当社にとって、誠に光栄なことであり、山中の技術が世界に知られることを大変嬉しく思います。

うつろいカップとは
https://asada-shikki.com/asada-shikki-brand/utsuroi-cup/
当社が製造している「うつろいカップ」は、山中の挽物ろくろ技術と塗りの技術を活かした商品です。
石川県の四季の色をモチーフに外側の色をメタリック塗装であしらい、山中の技巧ならではの薄挽き仕上げのカップです。
山中の伝統技術である挽物ろくろと木目を際立たせる拭き漆、さらに現代のメタリック塗装の技術を掛け合わせて制作しています。
四季の移ろいと、新たな伝統のかたちを表現したいという想いを込めて、 “うつろい”と名付けました。
「うつろいカップ」は2019年『OMOTENASHI Selection 欧米選定員賞』を受賞しました。

トレンドを取り入れた「伝統漆芸」への挑戦
石川県の漆器産地には「木地の山中、塗りの輪島、蒔絵の金沢」という三大産地があります。山中は、ろくろ技術による木地づくりを得意とし、これまではこの技巧を生かした椀や盆などを作ってきました。
しかし、従来の伝統的な黒や朱の塗りだけでは売り上げが伸びず、何か新しい技術を生かして新しい商品ができないかという想いから、2017年秋より新たなデザインと色合いの映える商品の開発を始めました。
近年のトレンドを意識した、現代的な鮮やかな色合いと、伝統的な塗りの美しさを、「木地の山中」の技術によるスタイリッシュなデザインのうえに表現しています。
サイズはS、M、Lと3サイズあり、それぞれをマトリョーシカのように入れ子式に収納できるので、スタッキングするよりもさらにコンパクトな収納が可能。持ち運びやアウトドアにも優れています。

うつろいカップ販売ネットショップ
https://online.asada-shikki.com/collections/cup

今後の展望について
山中のろくろの技術、漆塗りの技術は石川県内では有名ではありますが、その知名度とブランドは国際的には、あまり知られていないのが現状です。
今後、積極的に山中のろくろの技術ならびに漆塗りの技術を海外にも広めることができるよう、商品開発・情報発信を行ってまいります。

[画像2: https://prtimes.jp/i/61867/2/resize/d61867-2-5e320fbc3a171679ac3f-2.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/61867/2/resize/d61867-2-0e2bf500f049da60ee60-5.jpg ]


[受賞歴等]
2018年 『プレミアム石川ブランド』認定商品
2019年 『全国伝統的工芸品公募展 経済産業省製造局長賞』受賞
2019年 『グッドデザイン賞受賞』
2019年 『OMOTENASHI Selection 欧米選定員賞』受賞
2021年 ドバイ万博 VIP記念品選定


山中漆器について
山中漆器は木地が特徴の産地で、挽物木地の木目をいかした拭漆仕上げの椀を得意としています。
山中漆器の始まりはおよそ400年前(安土桃山時代)。山々を渡り歩き、挽物の器をつくって生活していた木地師の一団が山中温泉上流の真砂に定住し木地を挽きはじめた頃から始まります。 木地師は次第にふもとの温泉客を中心に土産品を販売するようになり、塗りや蒔絵の技術を会津や京都や金沢から取り入れながら普段使いの器の産地として成長してきました。

有限会社浅田漆器工芸について
山中温泉大内村で木地職人の技術を学んだ浅田京作を初代とし、後に10人の弟子を育成。浅田京作の長男である二代目浅田孝夫も父親の跡を継ぎ、兄弟三人で高度成長期を支えてきました。
木地職人が肌に合わなかった長男、現在の社長である浅田孝は、商人になるため問屋修行をし、そして独立、浅田漆器工芸を設立。
1998年の工房新築を機に一階にショップ「うるしの器あさだ」を展開し、漆絵付け体験や拭漆体験など観光客の方に漆器づくりに触れていただけるサービスも実施しています。

有限会社浅田漆器工芸 公式ホームページ:https://asada-shikki.com/

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