イーアイアイ、AI火花検知システム『Spark Eye』を開発販売へ

PR TIMES / 2020年11月16日 15時15分

リチウムイオン電池などの破砕時の火花を画像認識AIにより自動検知

株式会社イーアイアイ(本社:東京都千代田区、代表取締役:胡浩)と株式会社大栄環境総研(本社:東京都中央区、代表取締役:金子文雄)は、共同でAI火花検知システム『Spark Eye』(特許出願中)を開発しました。
本システムは、画像認識AIの技術により、リチウムイオン電池などが破砕機において破砕された瞬間に発生する火花を自動検知(0.05秒)し、アラート発報(自動散水連携可)することで火災を未然に防ぐシステムです。また、検知した画像や動画をクラウド上で管理できる可視化機能も備えており、定量的なリスク管理が可能になります。さらに、警報の感度調整を現場の火花発生状況に応じてクラウドシステムで簡単に設定ができ、誤動作を防止することが可能になります。



■システム開発の背景と概要

近年、廃棄物処理施設の破砕機において小型電子機器類に搭載されたリチウムイオン電池が原因の火災が増加しています。これらのリチウムイオン電池類は、破砕機にて破砕された瞬間に火花や高温熱源の火種となり周辺の廃プラなどに引火し火災が発生してしまいます。一般的な対処方法は、煙や熱検知システムを破砕後のベルトコンベア上に設置しますが、この方法ではコンベア上で検知したときには既に火災になってしまっていることから検知のタイミングが遅く延焼リスクが非常に高い状態での検知を意味します。また、実際に火災が発生した際には、コンベア上で火種が移動するとともに煙などで火種の位置特定が困難なことから迅速な消火が難しいことなどが問題となっていました。

そこで、環境分野におけるAI・IoT技術を保有する(株)イーアイアイと、資源循環ビジネスを展開している大栄環境グループは、この問題に対して共同でAI火花検知システム『Spark Eye』を開発しました。このシステムは、破砕機周辺に設置したカメラ画像をもとに破砕直後の火花をAIが自動検知し、アラート発報(自動散水連携可)するシステムです。これにより、従来よりも前段階での火災リスクを検知でき、未然に火災を防ぐことが可能になります。さらに、警報レベル設定による感度調整や可視化機能(検知数グラフ、火花画像、20日間以上の動画保存、リアルタイムモニタリング機能等)も備えていることから火災リスクの定量的評価が可能となります。

今後両社は、これらのシステムを自治体などへ展開を図ることで、安全安心な廃棄物処理を目指して参ります。


[画像1: https://prtimes.jp/i/66408/2/resize/d66408-1-221167-5.png ]


■システム概要と構成

[画像2: https://prtimes.jp/i/66408/2/resize/d66408-1-746693-2.png ]


■システムの主な機能



AI画像認識技術を用いて火花をリアルタイムに検知可能
検出速度0.05秒以下、一瞬の火花でも逃さず、昼夜問わずに検知可能
火花の発生状況を鑑み、適切な警報レベルを設定可能(mail送信、遠隔監視ボードへのアラート発信、PLC出力によるIoT警報ランプ・消火栓等の自動起動など)
火花発生と終了時に、設定したメーリングリストに画像付きの発生状況を送信可
クラウドシステムにて、火花検知回数を統計グラフで確認できるとともに検知した画像、日時、場所、事故開始時間、終了時間等すべての検知情報データベースをいつでもどこでも確認可能
クラウドシステムにて、カメラのリアルタイムモニタリングと20日間以上の動画記録機能
クラウドシステムは、ID・パスワード管理、権限の設定が可能
検知情報データベースを蓄積することにより、将来的に操業診断、安全性解析等に、ビッグデータとして活用可能


■販売開始予定
2020年12月頃

■納期
受注後約1~2か月
※周辺工事(散水配管など)別途

■製品ページ
https://www.sparkeye.net/

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング