一年で猫殺処分ゼロを目指す「ゼロジャパン【殺処分ゼロ】プロジェクト」スタートのお知らせ
PR TIMES / 2021年2月22日 14時45分
ZERO JAPAN 犬猫の殺処分ゼロの日本へ
一般財団法人ペットの里が推進する「ゼロジャパン【殺処分ゼロ】プロジェクト」は、全国の保護施設や賛同団体と協力し改善策の難しかった殺処分理由に対処し、さらに譲渡の「安全で新しい仕組み」を日本全国に広める「殺処分ゼロ」への画期的な取り組みです。
【背景】
令和元年には犬猫合計で32,743頭が殺処分されました。(出典:環境省HP)
過去10年の推移では愛護精神に則った官民の努力により大幅に減少しているものの、現在もなおその救済網から漏れるペットが存在し、苦痛をともなう殺処分が今日も行われています。
私たちはこの「殺処分数」を日本全国でゼロにすべく、プロジェクトを立ち上げました。
【焦点】
保健所や管理センターに持ち込まれ処分される犬猫の事情はそれぞれですが、中でも、「飼い主が高齢で亡くなった・病気で入院や認知症などでお世話ができなくなった」という理由で、身内から捨てられる犬猫がいます。個人的な事情のため行政や保護団体も入り込むことが難しく、また新たに里親を探すにも飼い主同様ペットも高齢化が進んでおり、なかなか見つからないのが現状です。
私たちは、この悲しく難しい問題に焦点を当てました。
【解決策】
飼い主が亡くなったあとも、ペットが変わらず幸せな生活を送るために必要なもの
<安全安心に暮らせる新しい場所> <お世話をしてくれる人> <そのために必要な資金>
人間には「生命保険」がありますが、今の日本に犬猫を受取人にした保険はありません。お金を別に用意して信じる人にペットを託したいとしても、またその人に万一のことがあれば、結局同じ運命を辿ることになります。そこで、飼い主に万が一のことが起こった場合にペットを引き取り、生涯飼育を可能にした仕組みを作りました。
保険と信託を活用しペットのために資金と安心な場所を用意する「ペットの安心信託」です。
【安心な譲渡を】
この「ペットの安心信託」で解決できる問題は、「残されるペットの運命」だけではありません。
残されるペットの不安・シニアの不安・保護施設の不安は、実はみんな同じ方向を向いています。
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【譲渡を促進する】
この「万が一に備えた信託」を活用すれば、迷っていた高齢者も安心して保護犬や猫を迎え入れることができます。そこで私たちは、賛同団体とともに、全国の元気なシニアに里親になってもらう取り組み、ゼロジャパン第1弾プロジェクト「元気なシニア×保護猫マッチングプロジェクト」をスタートします。(保護犬も含まれますが現在猫の殺処分が多いため、まずは保護猫をメインとします)
まずは全国組織の老人会や老人クラブに所属されているみなさんへ、保護猫との出会いの場を作り、安心な譲渡を推進します。
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【相乗する効果】
高齢者が犬や猫と暮らすことのメリットは多く検証されています。
・「幸せホルモン」オキシトシンが分泌されることによる幸福感、気力や活力の向上
・お世話をすることで生まれる生きがい、孤独感の解消
医学的にも心筋梗塞のリスク低下(アメリカ)や認知症の改善報告(日本)など、アニマルセラピーというジャンルが確立されるほど、ペットと暮らすことで生まれる良い効果は認められています。
ペットと新しい日々を過ごし、元気で活発になったシニアのみなさんが積極的に活動することにより、経済効果や様々なシーンでの活性化も期待できることでしょう。
日本人口の約3割を占めるシニアに譲渡することで生まれる効果は、社会を変える力を持っています。
ぜひこのプロジェクトにご参加いただき、一緒に殺処分のない日本の未来を実現しましょう!
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ZERO JAPAN【殺処分ゼロ】プロジェクト概要
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