「スマートビルディングシステム」の共同開発を開始
PR TIMES / 2021年2月18日 13時15分
ビルや商業施設の管理業務を省人化、利便性の高いセキュリティシステムも
大崎電気工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡辺 光康、以下「大崎電気」)とアシオット株式会社(本社:東京都町田市、代表者:三上 楊平、以下「アシオット」)は、共同で「スマートビルディングシステム」の開発を2021年2月19日から着手します。
第一弾として、「スマートビルディングシステム」の一機能である「OCR検針システム」をリリースします。
既存の機械式メーターをスマートメーターのように稼働させることができるようになるため、ビル管理者の現状課題である、省人化と業務効率化の実現に寄与します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/73315/2/resize/d73315-2-263886-1.jpg ]
〇概要
ビルや商業施設では一般的に、オーナーが、各テナントに電力・水道・ガスメーターを設置し、施設管理者がテナントのエネルギー使用量を計測します。中小ビルや商業施設では、従来から機械式メーターが多く利用されてきたため、施設管理者は各テナントの巡回(目視検針)を行い、エネルギーコストを算出してテナントに請求を行う必要があります。
しかしながら、施設によっては、テナントの営業時間内のみ検針可能などの時間的な制約や、メーターの設置環境に伴う確認作業の困難さ、あるいは目視ミスや転記ミスといった誤検針が原因となり、テナントへの誤請求など、機械式メーターの利用にはいつくもの課題が存在しています。このような諸問題を解決すべく 「OCR検針システム」は、機械式メーターの設備を更新することなく、遠隔で一括管理できるため、検針に関連する一連の業務工数を削減できるだけでなく、誤請求といったリスクも軽減することが可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/73315/2/resize/d73315-2-172355-0.jpg ]
〇本システムの特徴「簡単設置」、「低コスト」、「検針業務負担ゼロ」
OCRデバイスは、既設の電気メーターや水道メーターに取り付けることが可能です。メーター交換に必要な電気工事を伴わないため、非常に簡単に自動検針システムを導入することができます。
OCRデバイスを設置するだけなので、導入費用の負担が少なく、検針点数の少ない中小ビルに最適な検針システムを提供できます。
ビル管理者は現地を巡回することなく、インターネット経由で検針データを管理できます。検針からテナントへの請求書発行までの煩わしい業務が遠隔から可能となります。
〇今後の展開
OCR検針システムは2021年後半から実証試験を開始して、2022年前半より販売開始を予定しております。
2025年度末までに累計1,000施設へのスマートビルディングシステムの導入を目指します。
また、本システムを活用し、エネルギー関連の検針のみならず、環境データ測定や設備監視など、従来は現地を巡回しなければならなかった施設管理業務軽減に向け、両社の優位性を生かし、新たなサービス開発に取り組む予定です。
〇共同開発について
大崎電気はスマートメーターによるエネルギー計測および自動検針に関するノウハウを持ち、アシオットはIoTやAI技術を得意としています。
IoTやAIはアシオット社の独自技術を活用、ハードウエアや自動検針システムに関わるノウハウは大崎電気のこれまでの事業で蓄積されたものを活用します。
〇アシオットについて
アシオット株式会社は、「エッジAI」技術により、明日のIoTを支える使命感をもって、人工知能、特にディープラーニングを含む機械学習アルゴリズムを駆使し、お客の多種多なニーズにもお応えできるよう、広範囲に渡るサービスを提供しています。
世界市場に通用するITプラットフォームやサービスを創り、新しい価値を提供できる技術者集団としてビジネスを展開しています。
主な事業内容
1. 最先端のIoTとAI技術を用いたデバイスとサービスの企画・開発
2. ビッグデータ分析による付加価値提供
3. IoT+AIコンサルティング
<会社概要>
会社名 大崎電気工業株式会社
代表者 代表取締役社長 渡辺 光康
創業 1916年
所在地 東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア
会社HP https://www.osaki.co.jp/
会社名 アシオット株式会社
代表者 代表取締役社長 三上 楊平
設立 2020年
所在地 東京都町田市成瀬が丘3丁目1105−74
会社HP https://asiot.jp/
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