プロンプト・K株式会社が、高知県”Next次世代施設園芸農業“向けIoPクラウド運用等管理委託業務を3年連続受注
PR TIMES / 2022年4月25日 16時15分
プロンプト・Kは、高知県が目指す全体最適化されたNext次世代施設園芸農業と「データ駆動型農業」の普及推進および、最終的な目的である生産者様の所得向上に大きく貢献します。
IoT向け時系列データベース開発及びIoTソリューション開発を手掛ける、プロンプト・K株式会社株式会社(プロンプト・K:本社 鹿児島市 代表取締役 岩倉路和)は、高知県が10ヶ年計画で推進する「”IoP(Internet of Plants)”が導くNext次世代施設園芸農業への進化」プロジェクト事業の施設園芸※1農業のICT化におけるIoT情報基盤となる「IoP(Internet of Plants)クラウド(通称:SAWACHI)」の令和4年度運用等管理者業務を厳正なる公募の結果、令和2年度、令和3年度に続き3年連続して受注致しました。
IoPクラウドとは
IoPクラウドは「世界初となる本格的な施設園芸農業向けのIoTプラットフォーム」を標榜しており、内閣府が推進する地方創生政策のひとつである地方大学・地域産業創生交付金を活用して整備が進められます。
https://kochi-iop.jp/
[画像: https://prtimes.jp/i/84107/2/resize/d84107-2-b29c0f0f1fd322707f81-0.png ]
IoPクラウド開発の変遷
令和2(2020)年度からプロンプト・Kが開発管理業務を担当し、実質的な“アーキテクト”として、IoPクラウドシステム構築及び開発・運用の道筋をつけただけでなく、地元ベンダーを主体としたサステナブルな地域発展を目指した産官学スキームの構築に大きく貢献致しました。
令和3(2021)年度には本格的なサービスインを想定したIoPクラウドのシステム検証と改良を進め、高知県が掲げる「データ駆動型農業」の情報基盤として本格活用に耐えうる品質を確保いたしました。また、生産者様と高知県やJA間における圃場内環境データやJA出荷量データや微気象データを活用した相互データ共有も開始され、グループ討議や産地強化に用いられる等の本質的な「データ駆動型農業」の第一歩が踏み出された年度になりました。
R4年度はIoPクラウド利活用促進の年
令和4年度は、更なるIoPクラウドの利活用に向けた施策を、多角的に立案・運用を行い、単なる関連プロジェクト全体のマネジメントだけでなく、設計開発思想の全体統一を図り、IoPクラウドをあるべき姿に導く“アーキテクト”の役割を、引き続きプロンプト・Kが担ってまいります。
更には、IoPクラウドを「データ駆動型農業」の情報基盤として活用できる人材の県内育成を目的とする、DX対応グリーンテック/アグリテック技術者組織の運営業務も併せて受注致しました。この業務では実際にソフトウェア自体を創り出せる「プログラミングスキルを有する人材」の開発に携わります。
本格的なプログラミングスキルの習得とその応用ができる人材育成と、高知県が構築したデータ連携基盤にプロンプト・K独自のIoT教育ノウハウが詰まったカリキュラムの提供を組み合わせることで高知県全体の関連産業界の発展、さらには地域産業のDX化のモデルケースになるよう貢献してまいります。
プロンプト・Kの決意
これまで多数のミッションクリティカルな商用IoTサービスの構築やコンサルティングで培ってきた“時系列データを適切に取り扱うことで高度なIoTプラットフォームを実現する”ノウハウや、基礎的且つ先進的なIoTテクノロジーを惜しみなく投入することで、高知県が目指す全体最適化されたNext次世代施設園芸農業と「データ駆動型農業」の普及推進および、最終的な目的である生産者様の所得向上に大きく貢献できると確信しております。
また、社会実装を担うアーキテクトとして、データ連携基盤が地域に溶け込み、地域で中長期的に自営できるよう、構築、運用、活用、人材育成等、全てのフェースに関わり、地域社会でのエコシステム形成に全力で取り組んで参ります。
プロンプト・Kのミッションとして「時系列データを情報資産にする会社」を掲げておりますが、この業務を推進する中でIoTが生み出す「時系列データが情報資産になる社会」の実現に向けて、高知県の施設園芸に関連する全ての皆様と共に邁進する所存です。
※1:ビニールハウスなどの施設及び環境制御設備を利用して野菜,花卉,果樹などを栽培する園芸
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