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言語作品と呼応し合う「東京の記憶」を四次元的に追体験するサウンドアートプロジェクト「GeoPossession 声のトポス」がスタート

PR TIMES / 2021年12月2日 11時45分

都内各地をめぐり、データ上の地理に埋め込まれた言語作品(小説、詩、戯曲、歌詞)を「記憶」として聴く。詩的体験としてのサウンドアート

言語作品により浮かび上がる、新たな「東京」



アーティストコレクティブCŌEM(一般社団法人コエム)は、言語作品と呼応し合う「東京の記憶」を4次元的に追体験するサウンドアートプロジェクト「GeoPossession 声のトポス」を、2022年1月15日(土)よりスタートいたします。
https://www.coem.art/project
[画像1: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-5c83b3948b3f6721b042-15.jpg ]

「GeoPossession 声のトポス」参加作家一覧
伊藤比呂美(詩人)、小島ケイタニーラブ(シンガーソングライター)、管啓次郎(詩人)、島田雅彦(小説家)、杉本真維子(詩人)、ジョーダン.A.Y.スミス(詩人)、高橋睦郎(詩人)、谷賢一(劇作家)、永方佑樹(詩人)、額田大志(劇作家)、藤井貞和(詩人)、古川日出男(小説家)、保坂和志(小説家)、松浦寿輝(詩人・小説家)


トポスに記憶される作者の気配とその作品、創作行為
今プロジェクトでは、東京を舞台にした言語作品を持つ14人の創作者達(小説家、詩人、劇作家、シンガーソングライター)に、事前に作品の舞台となった場所=トポスを訪れてもらい、当該作品をその地で朗読してもらう、土地への記憶化(奉納)を実施しております。

[画像2: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-8d791649e47adb18f829-3.jpg ]


3D録音による、表現者の「身体の型」を空間ごと切り取る立体音声の採取
作者自身が、作品を喚起されたトポスで朗読する事で、その作品だけでなく、ポイエーシス(制作)をもトポスの記憶となってゆく、記憶してゆくまさにその瞬間を3Dマイクで録音。土地に結びついた作品とそれを読む作者の気配、空間の手触りや時間の肌理まで、正確に採取いたしました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-8cf1ce9a25960b117777-1.jpg ]


「Kalkul」ジオポジショニングシステム×3D録音により生み出される「トポスの記憶」の追体験
今回、我々は拡張現実会社Kalkulの協力を得、特定の場所に音声をマーク付けし、その場所でのみオーディオを再生出来る、ジオポジショニングの手段を獲得しました。このシステムと3D録音を組み合わせる事で可能となるのは、異なる時間や気配を土地にPossess/憑依させ得る、音と声の精密なポジショニングです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-11c7c3cae546fa3af161-0.jpg ]

一見なんの変哲も無い東京の風景に、別の時間軸の音や声が貼り付き、既にその場にいない作者の気配が景色に憑依してゆく。トポスを蝶番にしてずれ合う視覚と聴覚は現実の次元をきしませ、五感が三次元から四次元へと拡張してゆく。それはまさに「場の記憶」の追体験そのものです。


「GeoPossession 声のトポス」鑑賞場所=Tokyo
新宿の公園や梅ヶ丘の住宅街、中野駅向かいの遊歩道等、「GeoPossession 声のトポス」に参加する14人の言語表現者達の作品は、東京の様々な場所の、データ上の地理に設置されています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-0da8dccc3d9a896d19e5-14.jpg ]



「GeoPossession 声のトポス」の体験方法
1.kalkul Auraアプリ内の「GeoPossession」ディスクにアクセス
鑑賞される前に、事前に以下のリンクをクリックしていただくか、QRコードを読み込んでください。既にKalkul Auraアプリをダウンロード済の方はダイレクトに、未だの場合はダウンロード作業を経た後、各作家のトポスへとアクセスする、デジタルディスク「GeoPossession」に繋がります。  
https://kalkul.com/aura/disc/tEufdBQVeg6j


[画像6: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-24bf156f12d64d9b4c71-19.jpg ]


2.デジタルマップ上から各トポスの位置を確認、その場所へ向かう
アプリ右下のマップをクリックした後、立ち上がったデジタルマップ上から、目的のトポスを見つけてください(CŌEM サイトの各作家ページからも、それぞれの場所を確認出来ます)。体感したい作品とトポスの位置を確認したら、現実のその場所に向かってください。
[画像7: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-03bb7aed98b16d7d3fb4-13.png ]


3.設置ポイントに到着するだけ。ジオポジショニングされた場所=トポスに立つだけで作品はオートで再生
記憶が目に見えない様に、その場所に行っても看板等の目印は一切ありません。あなたがその場所ーーかつて作者が立ち、作品を朗読した、その記憶をふくんだトポスを踏みしめた瞬間、作品は自動的にあなたの耳の内側に再生されてゆきます(kalkul Auraが起動され、イヤホンを耳に装着した状態である事)。
[画像8: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-bf9ab44f7bff46004d6a-11.png ]

この時、あなたの耳にPossess/憑依してゆくのは、あなたが立っているその土地に喚起された作品であり、創作者自身の声であり、作者が朗読したその瞬間の時間の気配です。何よりそれはその場所の、確かな記憶でもあります。

Kalkul Aura for GeoPossession(現在App Soreのみ)
https://kalkul.com/aura/disc/tEufdBQVeg6j
※「GeoPossession 声のトポス」の体験には、「Kalkul Aura」アプリをダウンロードしたスマートフォンと、イヤホンが必要です


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●「GeoPossession 声のトポス」のスタートを記念するローンチイベントを、2022年1月15日(土)象の鼻テラスにて開催

[画像9: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-78c9014c4c8a50695a39-6.jpg ]


詩とテクノロジーのコードによる、新たな詩的サウンドアートプロジェクト「GeoPossession 声のトポス」。その未体験の楽しみ方、プロジェクトの全貌を紹介するローンチイベントを、事業スタートと同日の2022年1月15日(土)19:00より、「象の鼻テラス」にて開催いたします。

日時:2022年1月15日(土)19:00~21:00
場所:象の鼻テラス https://zounohana.com/
入場料:1000円
※チケット購入はこちらから
https://geopossession-launch.peatix.com/
[画像10: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-5a016aeb8b5260c028ca-7.jpg ]

イベント内容
都内各地をめぐり、データ上の地理に埋め込まれた言語作品(小説、詩、戯曲、歌詞)を「記憶」として聴く、詩的体験としての新たなサウンドアート「GeoPossession 声のトポス」。

当日はプロジェクトをいちから作り上げたCŌEMのジョーダン.A.Y.スミス(プロデューサー)および永方佑樹(キュレーター・クリエイティブディレクター)がその概要を紹介。詩的思考でテクノロジーを操作し、言語表現に感触を持たせてゆく、その方法や理論を解説いたします。さらに今回アプリケーションを提供した拡張現実会社KallulのBartek Kolacz&Mehdi Hamadiも来場。今プロジェクトで使用している最新の3D録音・ジオポジショニングシステムについて、紹介してまいります。

また、参加作家14人の録音風景を編集したメイキング映像上映や、「GeoPossession 声のトポス」の感触を少しだけ体感出来る、3D作品のアプリ体験も予定(この日のみ象の鼻に設置する、特別作品です)。
※当日3D作品の体験をされたい方は、スマートフォン(iphoneのみ対応)とイヤフォンを必ずご持参ください。

さらに管啓次郎・小島ケイタニーラブ等、プロジェクト参加作家数名によるコメントや朗読パフォーマンスも。
(現在参加作家調整中。決定し次第、順次CŌEM公式サイトやSNSにて告知いたします)

なお、会場では参加作家14名が録音後にサインし、土地への明記を署名した書籍の実物展示も行う予定です。
[画像11: https://prtimes.jp/i/91119/2/resize/d91119-2-c1ea11c5181e99172a80-9.jpg ]


象の鼻テラスのある場所は、かのペリー提督が来日し、降り立った場所です。アメリカと日本が遭遇した場所である、「象の鼻」という土地で当プロジェクトのローンチイベントを行う事で、日米を中心とした詩人・技術者で構成するアーティストコレクティブCŌEMの誕生を祝すと共に、ペリー来航が江戸を東京へと開いていった、始点となる湾で東京を遠望しつつ、客観の目で今プロジェクトを船出させてまいります。

文字と声、身体と気配、記憶とテクノロジーとが交差し、融合してゆく、体感型の新たなプロジェクトの開始を、ぜひ目撃してください。

参加上の注意点:当日3D作品の視聴体験をされたい方は、必ずスマートフォンとイヤホンをご持参ください(コロナ対策の為、貸し出し等はいたしません)。なお、ご来場前に「Kalkul Aura」(現在App Storeのみ対応)のダウンロードをお済ませいただくと、よりスムーズに体験出来ます。
https://kalkul.com/aura/disc/tEufdBQVeg6j

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「Geopossession 声のトポス」は、日米を中心とした詩人・技術者で構成するアーティストコレクティブCŌEMのスタート事業であり、テクノロジーを使用した詩のコードで世界を書き換えるCōemが皆様に提案する、まったく新しい「詩」の形です。

ローンチイベント以降も、参加作家とのトーク&ツアー等、各種イベントを企画予定。
情報は随時、ホームページやSNS等で発表してまいります。

「Geopossession 声のトポス」プロジェクトページ
https://www.coem.art/project
CŌEM webサイト
https://www.coem.art/

Twitter
https://twitter.com/COEM_Code_Poem
Facebook
https://www.facebook.com/coemcollective
instagram
https://www.instagram.com/coem.is.code.plus.poem/


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