巨峰の人気復興に向け、長野の老舗農家と大手IT上場企業がコラボレーション
PR TIMES / 2022年5月9日 11時15分
~都内スタートアップが企画。農業+ワーケーションが生み出すソーシャルインパクト~
「家族農業が持続可能な社会を目指す」ノウタス株式会社(東京都港区、代表取締役CEO:高橋明久)は、農村地域での農業体験とワーケーションを通じて社会課題を解決する、農+ワーケーション(ノウタスワーケーション)の提供を開始します。
農+ワーケーションは昨年、行政、観光業、農家と連携して行った実証実験をベースにして開発したノウタスの新事業で、都市部のリモートワーカーが農村地域に短期移住し、現地で農業体験をしながらリモートワークをする、新たな社会課題解決モデルです。
家族経営農家が抱える構造的な課題、リモートワークでチームワークの低下が叫ばれる企業、心身の健康に問題を抱える個人、活性化の突破口を探究し続ける地方創生。農+ワーケーションはこれらの課題解決のきっかけづくりとなります。またその多くの課題解決はSDGs(持続可能な開発目標)に合致するものであり、ソーシャルインパクトの大きな具体的な施策として注目されています。今回の事業開始を皮切りに、産農官連携をしながら充実拡大をしていく考えです。
初回は5月中旬に、長野県須坂市にて、老舗ぶどう農家と大手IT上場企業が参加し、それぞれの課題解決に向けてコラボレーションを行います。特に有力なシャインマスカット生産者である岡木農園が提唱する「巨峰のリブランディング」は多くのぶどう農家が抱える課題であり、本取り組みを通じて解決に向けた一歩目が踏み出されることが期待されています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/100271/2/resize/d100271-2-b5ae8df13b1e2df47f82-1.jpg ]
▼第一回の概要
第一回は2022年5月中旬に長野県須坂市にて実施します(企画協力 長野県須坂市農林課)。参加者は朝は農作業に従事し、日中はリモートで東京の仕事や、農家とのワークショップ、地域との交流、夜は地元野菜でのバーベキューなどチームでの懇親を行います。須坂市名物の温泉も楽しむ予定です。
農業体験の受け入れは、大正から続く老舗ぶどう農家であり有力シャインマスカット生産者として知られる岡木農園(代表:岡木由行氏)が行い、宿泊・ワーケーションには古民家を改装してつくられたゲストハウス蔵(代表:山上万里奈氏)を利用します。
参加する企業は東京本社の大手IT上場企業で、チームビルディングの強化とともに、行政、地元農家、地元企業との交流を通じ、双方の課題と出来ることを共有し中長期的な協業の可能性について検討を行います。
▼受け入れ農家 岡木農園のコメント
現在岡木農園では「巨峰のリブランディング」を目指しています。岡木農園では10品種程度のぶどうを栽培していますが、ここ数年シャインマスカットの人気と反比例し巨峰を代表とした他の品種の栽培面積は減少傾向となっています。
主な理由は市場価格がシャインマスカットの半分程度と安価な価格で流通しているためです。巨峰の美味しさは間違いがないものですし、知名度も相変わらず高いままです。加えて栽培の難易度や手間は巨峰の方が上ということもあり、ぶどう農家として忸怩たる想いを抱えています。
我々としては改めて巨峰の魅力を伝えることをきっかけに、これからも皆様に多様な品種のぶどうの魅力をお伝えしていきたいと考えています。
今回、農+ワーケーションにご参加される皆さんは、ITの専門家でいらっしゃいますので、ぜひワークショップなどの時間もいただいて、一緒に解決策を考えていただければと期待しております。
[画像2: https://prtimes.jp/i/100271/2/resize/d100271-2-96813097f75fda7780e4-2.png ]
<ノウタスについて>
ノウタス株式会社は、他業界とのオープンイノベーションを積極的に推進し、既存の優れたデジタルサービスを家族農業向けに最適化していく(農を足す)ことで、農家の課題を解決する(農を助ける)様々なサービスを提供します。
また、自社サービスをモジュール化、バーティカルSaaS化し、非農業サービスへ組み込んでいくことで(Embedded Farming)、非農業企業の農業分野進出のハードルを解消。これらの活動を通じて農業への参入促進、高付加価値化や生産性向上につなげ、「持続可能な農業」の実現に寄与します。
https://www.notas.co.jp/
主要事業
1. 農業関連のデジタルサービス企画開発
・Agri Fintech(農スコア、ポストプライシング産直モール)
・バーティカルSaaS (Farming as a Service)
・スマート農業(営農アプリ、海外農園のリモート運営)
・デジタル田園都市(FaaS+都市OS)
2. 農業関連イベント、プロモーション企画運営(Agritainment)
・農+ワーケーション(ノウタスワーケーション)
オンライン果物狩り
・農Tuber
3. オウンドメディア
・クダモノガリプラス https://kudamonogari.info/
<岡木農園について>
岡木農園は、長野県北信地方の須坂市に於いて大正時代より3代続く農家です。現在はブドウの栽培のみを行っており、東京・銀座のデパート、ホテル等様々な場所でお取り扱いいただいております。これまでには、ブドウの品質の高さを評価していただき、1998年、長野冬季オリンピックで世界各国の要人をお招きし、真冬のブドウ狩りを開催いたしました。
岡木農園では、永年にわたって培われた経験に頼るだけではなく、常に技術革新を行い、これからも、深いコクのあるブドウ栽培を行ってまいります。
URL:http://www.okakifarm.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「第1回 全国ぶどう選手権」三重県名張市「伊賀乙女/ファーム雪岡」が最高金賞を獲得!
PR TIMES / 2024年9月19日 14時45分
-
甘さや粒の大きさ、種の有無もわかる「ぶどうチャート」
ウェザーニュース / 2024年9月17日 11時30分
-
ポイントは「軸」!シャインマスカットを長持ちさせる保存方法
ウェザーニュース / 2024年9月10日 5時2分
-
あなたもぶどうを育てるメンバーに。ノウタス、高槻農園を共に育てる「シェアツリー」会員の募集を開始。
PR TIMES / 2024年9月9日 11時15分
-
長野生まれの紫黒ぶどう!カフェコムサから「ナガノパープル」のケーキが登場
PR TIMES / 2024年8月26日 18時15分
ランキング
-
1『地面師たち』積水ハウスの“秘密文書”に見る巨額詐欺事件の真相「ずさんな手書き稟議書」「急展開した取引」の背景に派閥争い
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 11時13分
-
2出戻り社員「アルムナイ採用」が増えた切実な事情 かつては"裏切り者扱い"も今や大歓迎だが…
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 11時0分
-
3なぜ、「パン屋さん」みたいなセブンが増えているのか できたてのカレーパン、ドーナツ、メロンパンを強化する背景
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月23日 6時15分
-
4「効率化で"不要になった社員"」活用する術ある?
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 13時0分
-
5「一石二鳥」商品が続々登場 日々使って、災害時にも
共同通信 / 2024年9月23日 15時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください