MatterportはAutodesk Construction Cloudとのプラットフォーム統合を拡大し、建設業界における複雑でコストのかかるレビュープロセスを変革
PR TIMES / 2023年3月26日 21時40分
正確でリアルな現場の3D画像を提供するMatterportのデジタルツインによって、Autodesk Construction CloudのRFIプロセスを高速化し、エラーを削減
米国カリフォルニア州サニーベール、Matterport, Inc(Nasdaq: MTTR)は、 Autodesk Construction Cloudとの新たな統合ツールを発表しました。Autodesk Construction Cloud は、高度なテクノロジー、建設業者のネットワーク、予測分析機能を組み合わせたソフトウェアとサービスのポートフォリオです。Matterport と Autodesk Build (R) を使用するプロジェクトチームは、重要なプロジェクト管理ワークフローで容易に共同作業を行うことができます。新しい統合ツールにより、関係者はAutodesk Buildの情報提供依頼(RFI:Request for Information)プロセスを強化し、従来のコミュニケーション方法からMatterportを活用した没入型デジタルツイン技術へと転換できます。
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建設プロジェクトでは、何百人もの関係者が関わっており、その多くが文書や画像を頼りに設計から建設までのプロセスを調整しています。プロジェクト管理ツールは、これらのさまざまな資料を整理する負担を軽減してくれますが、複雑な2Dや3Dファイルに依存する現在のプロセスでは、プロジェクトの不正確さや関係者間の誤解を招くことも多く、手戻りやコストのかかる遅延を引き起こします。
プロジェクトに関する情報格差を解消するために、建設技術者はRFIを提出します。一般的なRFIプロセスでは、建設チームと設計チームが文書や画像に問題を直接ラベル付けし、各プロジェクト関係者が不完全なデータや参考資料を明確にするために、新しい情報を基にドキュメントを更新します。
これは面倒で時間がかかるプロセスです。一般的にドキュメントは複数のフォーマットにまたがり、関係者が指摘するたびに更新されるため、最新の情報を追跡するのは困難です。Navigant Construction Forumの調査によると、平均的な建設プロジェクトでは、800通以上のRFIが作成され、1週間あたり50通以上のRFIが提出されています。RFIの受信、記録、検査、対応という管理作業で、1通に費やされる時間は平均8時間にもなります。また、研究論文「Construction Disconnected(Thomasら、2018年)」によると、不正確な文書によってデータ不足や不完全なデータが生じており、これが米国の建設業界で起こる手戻りの原因の48%を占めていると推定されています。
MatterportとAutodesk Buildの統合ツールは、この文書化プロセスに大変革をもたらしました。現場の状況を視覚的に記録するシステムが構築できるようになり、ユーザーは空間のデジタルレプリカ内で直接依頼を作成し追跡することができます。現在では、Matterportのユーザーは、写真のようにリアルなデジタルツイン内で指摘したい箇所に正確にAutodesk RFIピンを配置でき、プロジェクトの関係者は誰でも実世界に存在しているものと同じ空間コンテキスト(文脈)で問題を捉えることができるため、理解度が向上するだけでなくプロジェクトの遅延も低減され、問題解決の迅速化が図れるようになりました。
MatterportのCRO(最高収益責任者)であるJay Remleyは次のように述べています。「建築、エンジニアリング、建設の技術者たちは、品質や建築にかかる時間を犠牲にすることなく、どこにいてもプロジェクトポートフォリオ全体を管理できる機能を求めています。この統合ツールは、Autodeskが数十年にわたって建設業界をリードしてきたデジタル トランスフォーメーションを基盤としています。Matterportのデジタルツインを活用して、Autodesk Construction Cloudで行われる作業に関連する信頼できる視覚的情報源を作成できます。これにより、すべてのプロジェクト関係者は、どこにいても対面しているのと同じ精度でより効率的なRFIプロセスを実現し、コミュニケーションを効率化することでプロジェクトの可視性を最大化し、無駄な遅れをなくすことができます。」
Autodesk Construction Solutions担当上級副社長兼ジェネラルマネージャーであるJim Lynch氏は次のように述べています。「RFIプロセスの遅延や中断は、建設スケジュールや予算に大きな影響をもたらす可能性があります。Autodesk BuildのコラボレーションRFIワークフローとMatterportの3Dスキャンをリンクすることで、関係者はRFIの解答速度と品質を向上させることができます。この統合により、プロジェクトの関係者はデジタルツイン技術を使用した、視覚的な表現により、RFIプロセスの柔軟性と透明性が向上します。」
お客様がMatterportのアドオンを直接Autodesk RevitにインポートすることができるMatterport Revitプラグインや、AutodeskユーザーがMatterport空間をBIM(.rvt)やCAD(.dwg)ファイルに変換できるMatterport BIMファイルといったこれまでのアドオンや統合を基盤としており、建築士、エンジニア、建設技術者のコラボレーションソリューションをより効率化するMatterportとAutodeskのパートナーシップの重要な進化です。
MatterportはAutodesk App Storeにて、すべてのサポート対象地域でご利用いただけます。今後のアップデートにより、Matterportのデジタルツイン内にAutodesk Construction Cloudのさらに深化したサポートと機能が組み込まれる予定です。詳細はこちらをご覧ください。
Matterport(マーターポート)について
Matterportは、建築世界のデジタルトランスフォーメーションをリードしています。当社の画期的な空間データプラットフォームは、建物をデータ化し、空間の価値とアクセス性を高めます。177カ国以上の何百万もの建物が、Matterportのデジタルツインとして生まれ変わり、計画、建設、運用から、文書化、鑑定、マーケティングまで、建物のライフサイクルのあらゆる部分を改善しています。詳細はhttps://matterport.com/jaでご覧いただけます。また、デジタルツインのギャラリー https://matterport.com/discoverもご覧いただけます。
マーターポート株式会社は米Matterport, Inc.の日本法人です。
(C)2023 Matterport, Inc. All rights reserved. Matterport is a registered trademark and the Matterport logo is a trademark of Matterport, Inc. All other marks are the property of their respective owners.
<将来の見通しに関する記述>
本資料には、連邦証券法に規定される将来の見通しに関する記述が含まれています。これには、本経営統合の利点、Matterport, Inc. (以下「Matterport」)が提供するサービスおよびMatterportが事業を展開する市場、事業戦略、負債水準、業界環境、潜在的な成長機会、規制の影響およびMatterportの将来予測に関する記述を含みます。これらの将来見通しに関する記述は一般に、「確信する」、「推定する」、「期待する」、「予想する」、「見積もる」、「意図する」、「戦略」、「将来」、「予測」、「機会」、「計画」、「可能性がある」、「はずである」、「だろう」、「である」、「継続する」、「結果的にそうなるであろう」などの表現(これらの言葉や表現の否定形を含む)で識別されます。
将来の見通しに関する記述は、現在の期待や仮定に基づく将来の出来事に関する予測、予想、その他の記述であり、その結果、リスクや不確実な要因を伴います。この将来の見通しに関する記述に記載される実際の業績に影響を与えうる重要な要素には、Matterport Axisにより期待される利益、 Matterportが競合する業界において、事業計画、予測、その他の期待を実現する能力、ならびに追加的な機会を特定し実現する能力などが含まれます。上記の要因のリストは、すべてを網羅するものではありません。前述の要因、およびMatterportが米国証券取引委員会 (SEC) に適宜提出する文書に記載されているその他のリスクや不確実性を慎重に検討する必要があります。これらの報告書には、将来の見通しに関する記述とは大きく異なる実際の出来事や結果を引き起こす可能性のある、その他の重要なリスクや不確実な要因が記載されています。将来の見通しに関する記述は、その記述がなされた日付時点でのものです。読者の皆様におかれましては、将来の見通しに関する記述を過度に依拠することないようご注意ください。Matterportは、新しい情報、将来の出来事、その他の結果にかかわらず、これらの将来の見通しに関する記述を更新または修正する義務を負うものではなく、また、法律で義務付けられている場合を除き、その意図もありませんことをご留意ください。Matterportは、その期待を達成することを保証するものではありません。
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