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デンマークのインクルーシブ教育先端校が来日!ーエグモントホイスコーレンと考える共生社会:『リース遠征隊』上映会とワークショップ(3月23日)開催

PR TIMES / 2023年3月4日 17時45分

220名の学生のうち約4割が身体・知的・精神に様々な障がいをもつエグモントホイスコーレン。今回教師・生徒含めて約40名が来日決定!

デンマークの成人学校(フォルケホイスコーレ)のひとつで、北欧有数のインクルーシブ教育のモデル校であるエグモント・ホイスコーレンが来日。同校教師のミケール・キアク・イエンセン氏、コーノム 深澤理恵子氏が生徒たちの登山プロジェクトをテーマとした映画『リース遠征隊』の上映と対話会を実施します。来日する約40名の教師・生徒との交流会も開催。
詳細・申し込み
https://foxprojectmovie.peatix.com/



昨年8月「障害者権利条約」について、国連・障害者権利委員会による日本政府への審査が実施されました。「障害者権利条約」は2006年に国連総会で採択されたもので、障害者の権利の実現のための措置等を規定した、障害者に関する初めての国際条約です。

結果、教育の分野では、障害のある子たちが、とくにその程度が重い場合に特別支援学校への入学を実質的に要請され、地域の学校には実質的になかなか受け入れてもらえない状況や、障害のある児童生徒に対する合理的配慮が不十分であること、すべての子どもを包摂するインクルーシブ教育における教員のスキル不足など、さまざまな問題を指摘されました。英語では「Perpetuation of segregated special education」という言葉が使われ、「分離された特別支援教育の長期化」が指摘されました。


この度、デンマークからエグモント・ホイスコーレン(以下エグモント)の教師・学生が来日することになりました。エグモントの約220名の学生のうち約40%は身体・知的・精神に様々な障がいをもっています。彼らは国のアシスタントヘルパー制度を用い、クラスメイトでもある障がいのない学生と生活を共に過ごします。

2015年8月、急速に進行する脊髄小脳変性症の1つマチャド・ジョセフ病を持つヤコブ・リース(当時22歳)とそのクラスメイト7人が北ヨーロッパ最高峰、ノルウェーのガルフピッゲン山を登頂しました。その時の様子が収められたドキュメンタリー映画「リース遠征隊」を見ながらの対話会を実施します。

『人と何かが違う』だけで夢が剥奪されてしまう社会でいいのか、『自分ごと』として考える機会となれば幸いです。


日時:2023年3月23日(木)
17:00~18:30 【映画鑑賞と対話会】(内映画上映 40分程度)
19:00~21:00 【夕食交流会】
※映画は日本語字幕付きで対話会は通訳があります。


開催場所:国立女性教育会館
埼玉県比企郡嵐山町菅谷728番地
https://www.nwec.jp/
※美しい日本庭園がありこの時期は桜が満開になりそうです

詳細・申し込み
https://foxprojectmovie.peatix.com/


映画『リース遠征隊について』
2015年8月、急速に進行する脊髄小脳変性症の1つマチャド・ジョセフ病を持つヤコブ・リース(当時22歳)とその仲間7人が北ヨーロッパ最高峰、ノルウェーのガルフピッゲン山を登頂しました。ヤコブは車椅子に乗り、それを仲間達が押し進み、時には険しい道のりが何度もある中、車椅子を持ち上げたり、ヤコブを背負い抱えながら登頂に挑みました。この映画では、旅の計画、資金調達、準備、介助とチームで行った一連の記録が約40分の映像に収められています。

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=7zIbJj441Ec ]


エグモントホイスコーレンについて
デンマーク・ユトランド半島にあるフォルケホイスコーレ(北欧独自の17歳以上を対象とした全寮制の学校)の1つ、エグモント・ホイスコーレンでは、約220名の学生のうち約4割は身体・知的・精神に様々な障がいをもっています。彼らは国のアシスタントヘルパー制度を用い、クラスメイトでもある障がいのない学生を雇うことで、食事や排泄、買い物や旅行といった日々の暮らしを営んでいます。

エグモント・ホイスコーレンでは、「よき人生」を実現することが求められており、ここでいう「よき人生」とは、自分の人生を自ら決定し、社会的に価値ある活動を通して、1人の人間として全うすることです。

デンマークにおける人間にとっての自立(自律)とは、障がいの有無に関わらず、人生目標である「よき人生」を実現することが重要な事柄として考えられています。ここでいう自立(自律)とは、自分自身の人生を自ら決定し、社会の中で、すべての人がお互いに依存し、頼られながら育まれて行くものとして捉えられています。ひとりひとりが異なったユニークで尊厳ある存在であり、それ故に、お互いに尊重することをよしとしています。ここでは、自分と他者との対等な関係と連帯のもとで社会を形成し、オープンな対話を基盤とした、実践としての民主主義を実現することに努力がなされています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/117361/2/resize/d117361-2-afdb89650d2d06a147ef-1.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/117361/2/resize/d117361-2-42ce74fab4b8cd29385b-2.png ]



主催:エグモント・ホイスコーレン
共催:DSSAプロジェクト (代表 深澤理恵子)
共催:社)こたえのない学校 FOX PROJECT (代表 藤原さと)

【ご参考】
・エグモントホイスコーレンでは日本語のFBページがあります
https://www.facebook.com/egmonthojskolen.japan

・こたえのない学校によるエグモント・ホイスコーレン視察レポート
https://kotaenonai.org/blog/satolog/11493/

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
一般社団法人こたえのない学校 広報担当
こちらのページからご連絡ください
https://kotaenonai.org/contact/

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