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アメリカ ニューヨークに冷凍寿司を本格輸出

PR TIMES / 2023年8月3日 17時15分

株式会社ビルドストーンは、7月に冷凍寿司をニューヨークに、本格的に上陸させた。農林水産省の補助事業として冷凍食品輸出コンソーシアムを組成し、アメリカの難しい食品輸入基準を満たした。

ビルドストーンは、超低温冷凍技術を用い「ネタとシャリが一体」の冷凍寿司を、7月にアメリカ向けに輸出開始した。これは、農林水産省の補助事業(農林水産物 食品輸出促進緊急対策事業)として、コンソーシアムを組成して実行された。
アメリカに寿司を輸出するには、寿司種ごとに詳細な資料をNOAA・SIMP(水産物輸入監視制度)から求めらる他、FDA(アメリカ食品医薬品局)の厳しい衛生管理・安全性基準を満たす必要がある。同社はこれを、3か月超かけて調整し、-60℃の超低温凍結技術で、輸出実現に結び付けた。
7月29日、NYブルックリンのJapan Villageで行われたお披露目イベントには、多数が集まり、予想を上回る270名以上のアンケート回答を得られた。当日は、今秋OEM生産予定の日本酒もサンプルとして提供され、ニューヨーク市民の寿司・日本酒への関心の高さと感じられた。
同社は、グループ会社で鮮度維持技術(商品名:CHEFERを)保有しており、今後は、この鮮度維持技術も使いながら、全米のスーパーマーケットやレストラン向けに、冷凍寿司を卸してゆく予定。



アメリカ ニューヨークに冷凍寿司を本格輸出
[画像1: https://prtimes.jp/i/121099/2/resize/d121099-2-a994b8597a6e6875bdce-0.jpg ]


 ビルドストーン(建石俊之社長、東京都港区)は、超低温凍結技術を利用して、ネタとシャリが一体の冷凍寿司を、アメリカに本格輸出を開始した。同社は、冷凍技術が急速に進歩したことを受けて、2月から農林水産省補助事業(令和4年度農林水産物・食品輸出促進緊急 対策事業)に取り組み、冷凍食品輸出コンソーシアムにて、「日本の寿司文化を発信し、安定性ある輸出サプライチェーンの構築」を目指してきた。
 アメリカに寿司を輸出するには、寿司種ごとに魚の水揚げ・市場・加工工場等の詳細情報を網羅したNOAA(アメリカ大気庁)が指定するSIMP(水産物輸入監視制度)資料を作成し、かつアメリカ食品医薬品局(FDA)による「食品の衛生管理・安全性に関する規準であるGMPやFSVP等」を満たしていなければならい。この高い検査・管理ハードルを満たすため、同社コンソーシアムは3か月以上を費やした。
 冷凍寿司は、国内の寿司メーカー数社に依頼し、その中でアメリカの輸入規制に対応できる業者を選定。提携する冷蔵施設業者の-60℃(華氏-76)の超低温凍結技術を用いて、寿司を瞬間冷凍した。
 商品は船荷で6月29日に名古屋港から冷凍貨物として出荷、LA港に7月14日に入港。FDA・NOAA・SIMPの輸入許可を得て、7月20日に無事通関した。
 冷凍寿司のお披露目は、ニューヨーク市ブルックリン区サンセットパークにあるJapan Villageで7月29日に開催。300パックの冷凍寿司配布に対して、それを超える多数が来訪し、予想を上回る270人超からアンケート回答が得られ、同社は、今後の商品開発に活用する。
[画像2: https://prtimes.jp/i/121099/2/resize/d121099-2-e8b806cb8fde8e18f290-0.jpg ]

 会場では、寿司と併せて、今秋に北海道産の酒米でOEM生産する日本酒の試飲もあり、NYでも日本酒人気を実感できた。来訪者からは、「本格的な日本のお寿司の繊細さに深く感銘」といった声が聞かれ、盛況かつ好評を博した。
 同社は、グループ会社にて鮮度維持技術(商品名CHEFER)を保有しており、冷凍寿司の輸出には、この連携も可能。今回の輸出により、寿司輸出サプライチェーンの構築とノウハウの蓄積が出来たことから、NYやLAを中心に、現地の小売店やレストランに冷凍寿司を卸してゆく予定。

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