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観光庁『第2のふるさとづくりプロジェクト』実証事業に2度目の採択。新温泉町の地域課題解決に向けて「ローカルクエストvol.2」を展開

PR TIMES / 2024年7月12日 11時45分

月に1度、通う町。帰る町。新温泉町で一緒に地域課題解決に向けた活動に関わりませんか?



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ローカルクエスト新温泉町 チラシイメージ

全但バス株式会社(本社:兵庫県養父市、代表取締役社長 村上宣人)は、このたび、観光庁の実証事業「『第2のふるさとづくりプロジェクト』ターゲットニーズに着目した再来訪促進のためのモデル実証事業」の採択を受け(※1)、地域活性化に向けた企画・イベント開催を通じて、新たなファンを創出するためのプログラム「新温泉町ローカルクエストvol.2」を展開します。当社が観光庁の『第2のふるさとづくりプロジェクト』の採択を受けるのは、2023年度に続き、2度目となります。

2023年度実証事業においては、学生や社会人を対象に地域課題解決型のプログラム「ローカルクエスト」と題して参加者を募集し、累計256名の方に参加いただきました。関西圏から新温泉町への来訪を促すために高速バスと町民バスを組み合わせたサブスクリプションモデルを試行しました。しかしながら既存の運行ダイヤの場合、土曜日の昼過ぎに新温泉町に到着し、日曜日の昼過ぎには出発することとなり、新温泉町での滞在時間は短い点が、ボトルネックとなることが判明しました。

そこで2024年度は、ローカルクエスト参加者が利用しやすいように、大阪(阪急三番街バスターミナル)~湯村温泉(兵庫県美方郡新温泉町)間の高速バス「ふるさとWeekend便」として月に1回、週末限定(※2)で増便します。同運行ダイヤの場合、土曜日の朝に大阪を出発し、日曜日の午後に新温泉町を出発するため、滞在時間を有効に活用可能です。また、サブスクリプションの範囲を2023年度と同様に、全但特急バス湯村大阪線(「ふるさとWeekend便」含む)の全便と新温泉町内を運行する町民バス「夢つばめ」に加えて、全但バス一般路線バス八鹿湯村線まで拡大。さらに、販売価格を2,000円低減した9,000円(/1ヶ月・税込)とし、よりリーズナブルに設定したサブスクリプションプラン「新温泉町たんけんパス」をご用意することで、新温泉町と関西圏の交流・往来の活性化を促進します。当社は、同実証事業を通じて、利用者向けには効率性がよく、経営視点では収益性のよいダイヤ作りに繋げていきたいと考えています。

2024年度「新温泉町ローカルクエストvol.2」では、前年度の参加者で新温泉町のファンになった方が地域活性化の企画側にまわり、新たな来訪者やファンを生み出していくという好循環を育むプログラムの実施を目指します。そのためにも、地域の受け入れ側や参加者同士の交流を促すことを目的に、当社の湯村営業所内に新設したワークスペースを備えた交流拠点、“gensen space TOJI”での交流イベントなども定期的に開催します。  
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128758/2/128758-2-7e7e59fb4cd71521366b2aa7ad5dec8d-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年度ローカルクエスト実施時写真(豆の収穫)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128758/2/128758-2-7e64ca3c14dfa343134cf568fa1f0abf-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年度ローカルクエスト実施時写真(椎茸の植菌)


背景
兵庫県美方郡新温泉町は、人口12,236人(推計、2024年5月1日時点)、うち65歳以上の高齢化率が4割超えという他の地方自治体と比べても、いちだんと高齢化が進んだ地域です。農業の担い手不足による農地荒廃や他地域への労働人口の流出など、過疎化も含めてさまざまな課題が山積しています。一方、町内には3つの温泉(湯村・浜坂・七釜)を有し、但馬牛・海の幸・自然(ジオパーク・上山高原)も豊富であり、観光資源に恵まれた土地です。ひょうご観光本部による観光地魅力度調査報告書(※3)によれば、現状、湯村温泉を訪問する人は、50代(28.6%)を中心に、60代(22%)、40代(19.2%)の中高年層が中心です。訪問目的は温泉が89%と高く、来訪者の居住地は関西圏が85%を占めています。リピート率は67.5%(2回目、3回目以上合計)を占めていますが、体験・アクティビティを期待する人は全体の22.5%と低く、温泉をきっかけに訪問する人への新たな観光コンテンツの提示が求められています。

1.期間限定運行「ふるさとWeekend便」運行概要・料金
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/128758/table/2_1_b8bbe0b4280fbec4b52d99db468a7819.jpg ]


2.ローカルクエスト参加者向け サブスクリプションプラン「新温泉町たんけんパス」概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/128758/table/2_2_0855d11a52efe9762aec33a00531c837.jpg ]


3.観光庁『第2のふるさとづくりプロジェクト』実証事業について
当事業の開始検討がなされた2022年時点では、日本はコロナ禍等によって働き方・住まい方に関する意識が変化する中で、密を避け、自然環境に触れる旅へのニーズの高まりや、ふるさとを持たない大都市の若者が増え、田舎にあこがれを持って関わりを求める動きがありました。こうした新しい動きも踏まえ、いわば「第2のふるさと」として、「何度も地域に通う旅、帰る旅」というスタイルを推進・定着させることで、国内観光の新しい需要を掘り起こし、地域経済の活性化につなげることを目的に、観光庁は『第2のふるさとづくりプロジェクト』の本格始動を開始。2022年度は全19地域、2023年度は全18地域、2024年度は全12地域が採択されています。当社は、2023年度に続き、2024年度と2年連続で採択されました。今後、2025年1月末までを期日とし、自ら設定した仮説の検証を進めていきます。

※1:観光庁『第2のふるさとづくり』公表資料(2024年4月26日付) https://www.mlit.go.jp/kankocho/kobo05_00002.html
※2:8月のお盆期間については、8月10日(土)出発便のみ、帰路は新温泉町発、8月15日(木)となります。
※3:(出典)ひょうご観光本部による観光地魅力度調査報告書(湯村温泉)2021年4月~6月調べ
https://www.hyogo-tourism.jp/files/survey/r30407yumura.pdf

▶新温泉町ローカルクエスト専用ページ:https://localquest-shinonsentown.studio.site/
▶チラシは下記からダウンロード可能です。
d128758-2-36488c833ba1757d4949a66d62ea9d55.pdf◎全但バス gensen space TOJI(ゲンセンスペース トージ):https://www.zentanbus.co.jp/information/41969/

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