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『海の環境問題をじぶんごとにする』出前授業、同世代の子を持つママたちが講師に

PR TIMES / 2024年10月23日 12時15分

福岡県内の保育園・小学校での「海の環境授業」実施レポート(2024年/前期)



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講師:くらげれんごう隊長YUI

一般社団法人くらげれんごう(本社:福岡県福津市、代表理事:山崎 唯)は、2024年前期(4月1日~9月30日)に福岡県内の保育園・小学校3校(3歳~小学5年生)の子どもたち243名へ「じぶんごとになる海の環境授業」を実施致しました。

「じぶんごとになる海の環境授業」概要
この環境授業は、座学、ビーチクリーンやものづくりなどの体験学習を通して、海の環境問題を楽しく学び、自分で考え、行動できるようなカリキュラムになっており、大きな問題として捉えがちな海洋プラスチック問題を一人一人が「じぶんごと」と捉えることを目指しています。

特徴:
・難しく捉えがちな海の環境課題をクイズや体験学習、ものづくりを通して楽しく学ぶ
・SDGsや海の環境題を身近に “じぶんごと” と捉えられる
・自ら考え、意見を出し、行動を起こすきっかけを作る
・学習の中で作る製作物を通して地域や海の環境に貢献できる


世界や地域の海の環境問題、海ごみのことを楽しく学ぶ『座学』
座学では、海の環境問題の現状について、同法人で活動している同世代の子供を持つメンバーたちがこれまでの活動を通し、見て・感じ・学んだことを「シェア」し共に考える形式の授業。
海洋プラスチック問題を、3つのキーナンバーに絞って学び、世界的に見た大きな問題の現状を知ったのち、地域の海へと話題を移し、身近な海に落ちている海のごみの種類などを学びます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135839/2/135839-2-7b277fd3e6e23d833e12e09e979b6d68-2048x1536.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
写真は前年度 小学校での授業の様子

海のごみの8割は、わたしたちの生活圏など海以外で発生したものであることにフォーカス。海のごみはどこから来きているのか、自分の周りから海に流れ出ているごみはないか、といった疑問を投げかけ、具体例を出しながら、自ら想像力を働かせ、共に考える時間を作りました。考えのシェアでも、たくさんの手が上がり、それぞれが自分の考えを発表する姿がみられました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135839/2/135839-2-ec9e0e409f8ba916061485ab7d300ed6-2077x1558.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
対馬(長崎県)の海岸の様子
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135839/2/135839-2-ceefe68ac1d51558e20dc8e9bcfc96a0-1478x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
綺麗に見えるビーチにも落ちている小さなプラスチック片

授業の進行は双方向型で行い、「外でお菓子のごみがうっかり風で飛んでいったことない?」「海でよく拾う洗濯バサミ、なんで落ちてるんだろう?お母さんがベランダからポイってしてる?」など、自身も2人の小学生の母親である隊長YUIが、日常でよくありそうな話から、ありえない!とクスッと笑える話まで、身近に想像できそうな話題を子供達に投げかけながら、「海の環境問題」を「じぶんごと」として身近に感じられるよう進行しました。

海での清掃活動と本物の海ごみに触れ、自分たちに出来ることを今と未来の2つの視点で考える『体験学習』
体験学習では、前回の座学の復習と、事前に学校で行なったごみ拾い活動でのリアル体験をもとに授業を行いました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135839/2/135839-2-1ec8ebe8c1a477a615b28068b8b37399-1179x943.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日常でよく見かけるものからマニアックなものまで幅広く取り揃えた海ごみコレクション

講師がおもしろい!と思う海ごみを持参し、海によく落ちている数種類のごみを手に取って観察し、質問やクイズ形式でマイクロプラスチックの成り立ちや海ごみについて学びました。、
また、「海のために自分にできること」として、無理なく日常の中で取り組めるアクションについて意見を出し合いました。

海ごみを使ったものづくりを通して、環境啓発に貢献する『ものづくり体験』
ものづくり体験では、海で拾ったごみを利用したキーホルダーづくりをしました。授業では1人5つ作り、2つを自分と大切な誰かに。残りの3つはくらげげれんごうに寄贈され、、同法人が主催する海岸清掃活動や啓発活動などで配布しています。自分が作ったキーホルダーが、どこかで海の環境への貢献につながることで、さらに「じぶんごと化」につながります。
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海で拾ったプラスチックを使って作るキーホルダー

子供たちが思い思いに作ったキーホルダーは、ごみで作られたとは思えないカラフルでかわいいキーホルダーは、海に訪れた人たちに清掃活動の声がけをするときに使用し、見せるとみんながごみ拾いをしてくれる、同社の環境啓発活動には欠かせない環境啓発アイテムです。
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カラフルなプラスチックを使って思い思いにデザイン
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ビーチの清掃活動で別の子供たちの手に渡ります


海を守るには、まずは海に親しむことから。『マーメイドの絵本読み聞かせ』(保育園)
保育園で行った海の環境授業では、絵本の読み聞かせや、ゲーム、手形アートなど、楽しむこことで海への親しみを深めながら、海のごみについても未就学児にも分かりやすく伝えました。
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マーメイドの読み聞かせを真剣に聞く子供たち

キャリーワゴンに乗って人魚の姿で登場したのは、同法人で活動している3児の母。子供たちと一緒に楽しむことが得意な講師が、まずは子供たちとの距離を縮めながら海に親しむ会がスタート。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135839/2/135839-2-2d96d3d19bfef8e751e04b4c0af64ca7-1179x884.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ワゴンで登場する人魚姿の講師
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たくさんの子供たちが寄ってきます

海の生き物宝探しから始まり、子供たちは大喜び。絵本作家でもある講師が自作した絵本の読み聞かせではみんなが夢中で聞きながら、「あるあるー!」と大きな声で反応もありました。
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/135839/2/135839-2-ca555ebf9fe15b6479617c99c9b96579-1478x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ママも真剣!タコの手形アート
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親子で相談してカニの手形アート

海の生き物手形アートでは、子供たちが親子で自由にのびのびアートを楽しみ、世界に一つだけの手形アートを完成。子供だけでなく「親子で一緒に楽しむ」という要素も、母である私たちにとって、この時期にしかできない大事な体験をしてもらうことができました。

最後に、海をまもるために、身の回りのごみを1個だけでも拾ってくれる約束の代わりに、環境授業で小学生が作ったキーホルダーを進呈。元気に「ごみを拾います!」の宣言をしてくれ、時間をかけて色とりどりのキーホルダーを選んでいました。

「じぶんごとになる海の環境授業」実施への想い
日本だけでなく、世界的に問題になっている海の環境問題。
個人では解決の難しい大きな問題ですが、できることはたくさんあると感じています。
まずは多くの人に、「ネガティブではなくポジティブに」海の現状を知ってもらい、自分なりの方法で取り組みができることに気付いてもらおう!そんな想いから、私たちの活動はスタートしました。

母である私たちが、子供たちと "遊びのついでに楽しく" ビーチクリーン活動を継続するうち、
最初の数ヶ月ですぐに感じた変化がありました。
普段はクリーン活動より海で遊ぶことに夢中な子供たちが、学校帰りにゴミを見つけては「これが海に行くんだ」と憤慨しながら拾って帰ってきたり、ビーチで出会った人に「ドヤ顔」で海の現状を語るようになったんです。 子供にも大人にもごみ拾いを強要しないスタイルの活動ですが、遊びや楽しみからでも、子供たちは環境について自ら考え・感じ、自分なりの行動を起こせるということを知りました。

楽しい体験をすれば子どもは自然と海の環境問題を自分ごとにできる。
この発見をきっかけに、私たち母親ならではの得意分野でもある「子供が自ら考え行動する力」を引き出しながら、海の環境問題を楽しくワクワクしながら「じぶんごとになる海の環境授業」を実施しています。

現在では、海ごみの専門家としてメディアに呼ばれることもある私たちですが、活動当初から今もなお、さまざまな分野の方々から多くの知識を分けていただいています。また、子供たちの自由で柔軟なひらめきからも新しい視点に気付かされ、その行動力に驚くこともあります。
大人から子供に一方的に「教える」だけで終わらせず、授業が終わったあとも、子供同士、子供から大人にも「シェア」して、その波が地域社会へと広がる循環がうまれるよう、今後も多くの小学校で実施したいと考えています。

環境授業実施校(前期 : 4月~9月)
福岡市東区 香住ヶ丘小学校
実施日:5月24日、6月17日
対象:小学5年生(全5クラス158名)

福岡市東区 志賀島小学校
実施日:6月11日
対象:小学3~4年生(合同1クラス9名)

宗像市 玄海風の子保育園
実施日:6月30日、7月7日、7月21日
対象:3~5歳(園児76名+保護者)

くらげれんごうの「じぶんごとになる海の環境授業」は、後期も引き続き福岡県内の小学校2校にて実施します。
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くらげれんごう「 海であそび 海でまなび 海をまもる 」

100年後の未来の海を
プラスチックのない100年前の綺麗な海に戻すために

誰もが普段の生活の中で、明るく・楽しく・ハードル低く
『じぶんごと』として海ごみ問題に取り組める社会づくりと
プラットフォームづくりを目指し、活動しています。




福岡県を中心に[ 海を楽しむスペシャリスト集団 ] として活動中。50名近くいるメンバーのうち、女性多め・ママ比率高め。それぞれの好きなこと・得意なことを活かしながら、ママ視点の"楽しい"環境への取り組みが注目されています。
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リピーター続出!「楽しい何か」のついでにごみ拾い♪日本一ハードルの低いビーチクリーン活動
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環境アクションを日常に!ごみ拾いでポイントが貯まるアプリ「YUIMAALU」の開発・運営

【 活動実績 】
2020年~
⚫︎毎月(4月~11月)実施しているビーチクリーン活動
 計35回 約2100人参加
⚫︎小~高校での環境授業
 福岡県内外 10校にてのべ23回実施
2021年~
⚫︎海洋プラを使ったものづくりワークショップ
 受託事業としてのべ56回実施
⚫︎ごみ拾いでポイントが貯まるアプリ「YUIMAALU」開発・運営
 ダウンロード数 約7000件
 ※日本財団「海と日本プロジェクト」助成事業
2023年~
⚫︎講演
・ゆめ佐賀大学学園祭
・宗像国際環境会議文科会シンポジウム
・あすみんアクティビティフェス
・技術士会北九州支部公開シンポジウム
・フォレストホーム様 社員研修 

【 受賞実績 】
・第2回ふくつSDGs賞(福津市より・2021年)
・CHANGE FOR THE BLUEビジネスコンテスト 審査員特別賞(千葉・2021年)
・海事関係功労者 福岡海上保安部長表彰 受賞(福岡海上保安部・2024年)


会 社 名 : 一般社団法人くらげれんごう
代 表 者 : 代表理事 山崎 唯
所 在 地 : 福岡県福津市津屋崎3丁目19番14号
URL    : https://kurage-rengo.com/
Facebook  : https://www.facebook.com/kurage.rengo/
Instagram  : https://www.instagram.com/kurage.rengo/
Youtube  : https://www.youtube.com/@kurage-rengo

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