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株式会社AiTrax 低消費電力型・電波可視化インジケーター機能搭載の量産前 Wi-Fi アクセスポイントでアフリカの通信未整備地域のブロードバンド化に成功

PR TIMES / 2025年1月31日 13時40分

西アフリカのCFAフラン経済圏でのビジネス展開に向けてアフリカ諸地域からの要望に対応



2025年1月9日から12日に株式会社AiTrax(エイトラックス、所在地:神奈川県鎌倉市、代表取締役:田村 勉、以下:AiTrax)と株式会社Dots for(ドッツフォー、所在地:東京都千代田区 、代表取締役:大場 博哉、以下:Dots for)は、アフリカのベナン共和国ズー州の通信未整備地域において、現地集落にブロードバンド通信サービスの提供のための実証実験を行いました。

AiTrax は同社が保有する特許ノウハウを活用した改良型メッシュWi-Fi 技術を用いて、現地マーケットに対応する低価格帯かつ高耐候性能、だれでもかんたんに設置可能な電波可視化インジケーター機能を兼ね備えた Wi-Fi アクセスポイントを開発、機器の設置、ネットワークのインターネット接続等のエンジニア作業は Dots for の現地スタッフと現地集落の人員のみで行い、僅か1時間程度で約18ヘクタールの集落ほぼ全域の通信可能エリア化に成功しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/137038/2/137038-2-78a727f8a139d28a2ebf20831c15775f-1304x830.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
                                        ※ グーグルアースより地図写真引用

本実証ではインターネット接続のために1台のみの衛星通信基地局を親機に接続、以降は複数台の子機で通信リソースを分配することを行い、集落の隅々でのストリーミングコンテンツの閲覧や複数台のIPカメラを集落に設置、映像データをクラウドにアップロード、遠隔地で同映像を閲覧する効果確認、現地電力のソーラーシステムを配慮した低消費電力型の機器開発の効果の確認も行いました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/137038/2/137038-2-7a6e8a3ac8ebda355a17088f602f4fd7-742x565.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/137038/2/137038-2-1b0609abe7923a9ec48e2bfbc750d330-748x565.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本実証は、Dots for の目指すアフリカ地域の通信未整備地域におけるデジタルディバイドの解消の糸口になる取り組みです。本実証の成果は、通信過疎地において携帯電話が直接衛星通信と接続する Direct to device サービスとの棲み分けにより、携帯電話以外のデバイスの通信ニーズや人口集中エリア、人のいない僻地などのエリア特性やニーズごとの通信インフラの調達を可能とすることを示唆する実験結果となっています。AiTrax と Dots for は、西アフリカのCFAフラン経済圏でのビジネス展開を進めるため更なる連携を強化、アフリカ諸地域からの要望に対応していく予定です。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/137038/2/137038-2-6dfd9c96f1f2de8e46579afb528a45e7-1364x460.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本実証は、経済産業省による令和6年度「技術協力活用型・新興国市場開拓事業費補助金(社会課題解決型国際共同開発事業(製品・サービス開発等支援事業)J-Partnershipの補助事業において開発、検証が実現されました。

■経済産業省「技術協力活用型・新興国市場開拓事業費補助金(社会課題解決型国際共同開発事業(製品・サービス開発等支援事業)J-Partnershipについて
「J-Partnership」はアフリカ諸国をはじめとする新興国・開発途上国の社会課題の解決に繋がる、日本企業によるビジネスプランと補助事業計画を公募し、採択された企業の製品・サービスの開発や実証・評価など、事業開発にかかる費用に対して補助金を提供するプログラムです。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/137038/2/137038-2-8e4ba4ee074fd3ce151ccb5144b8ab6d-725x200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





株式会社AiTrax(エイトラックス)
世界のWi-Fi市場で成長率が高い屋外や工場などの広いエリアカバーを目的とした配線不要のメッシュWi-Fi分野で改良型中継アルゴリズムを開発。独自特許技術を用いた電波可視化インジケーターと全自動化されたネットワーク構築技術でだれでもかんたんに短時間で複数台を中継するWi-Fi通信網の構築を可能とする製品を開発しています。国内では建設・土木、造船業、各種製造インダストリアル分野からの引き合いも多く、これらの背景から2023年度の総務省、NEDOの各種事業に続けて2024年度には経産省、国土交通省の委託事業にも採択。国外からは国土の光ファイバー延伸プロジェクトを進めているブラジルをはじめ東南アジア地域の工業団地等からのラストマイル通信での引き合いも増加、現在、マーケットインのための準備を進めています。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/137038/2/137038-2-518123d7f9021825e736436c4eba50f3-449x128.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





株式会社Dots for(ドッツフォー)
アフリカ地方農村に住む約7億人の人々は、通信をはじめとするインフラが整わないため、お金を使ってもそれが投資として積み上がらず、苦しい生活を抜け出せないというジレンマを抱えています。一方で、個人の力だけではこの問題を解決できず、企業の採算性重視の論理もあって投資が進まない状況が続いてきました。そこで、Dots forは「農村のデジタル化」によってこの構造的な課題の解消を目指し、2021年10月に創業。通信インフラとデジタルサービス、さらにはデバイスの販売を組み合わせることで、小さな村々を世界と繋ぎ、そこで得られる利便性やデジタル仕事をもとに、農村部住民の暮らしを劇的に向上させています。
「アフリカ地方部の制約をなくす」というビジョンのもと、現在は西アフリカのベナンやセネガルで事業を展開中です。

■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社AiTrax
URL:https://aitrax.co.jp/
e-mail:info@aitrax.co.jp

株式会社Dots for
URL:https://dotsfor.com/
e-mail:info@dotsfor.com

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